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122究極の選択~レオナルドside⑥
セレスティア王国は未だに男尊女卑の傾向が強い。
同時に自尊心が強い男達は、妻には聡明さを求めていながら、博学な女性を生意気だと言う。
結婚したら家庭に入り、夫に尽くし子を設けて後は目立たずに大人しくしていろと言うのだから矛盾している。
その癖、家が傾けば妻が無能だからと責める。
長年、女性への差別意識が未だに残っており、今回のリネットに対する暴行も女性への差別式の所為で沖く取り上げられなかった。
本来ならば謝罪をした後に多額の慰謝料を支払った後に処分を受けるのに加害者である本人が、まるで悪びれることなく、間違われたリネットに責任がある。
悪役令嬢の義姉なのだから裏があるはずだ。
罪に問わなのは後ろめたい何かがあると邪推している。
いくら他人事言えど、この態度に不快感と後々の不安を抱いたスカーレット嬢が訴えをしたそうだ。
女性は被害者であっても命を軽く扱われるのが当然の現在を野放しにするべきではない。
男尊女卑の世が若い世代の常識歪めていると強く訴えた後に、スカーレット嬢は伯爵家の在り方を変えるべきだと奮闘した後に、伯爵家の全権を委ねるように働きかけたそうだ。
事実上、彼女が伯爵家を牛耳ることになる。
通常なら反論するのだろうが、金銭的にも厳しい嫁ぎ先はスカーレット嬢との婚約が白紙になれば傾くだけだ。
暴力行為を行う騎士の家に嫁ぎたい者はいないだろう。
社交界では婚約者の不貞行為を許し、婚約者を入れ替えになっても嫁ぎ先の面子を傷つけなかった彼女に拍手が送られた。
そして彼女の勇気ある行動に勇気づけられ、婚約者に粗末に扱われた令嬢達も立ち上がった。
婿養子を迎える予定だった侯爵令嬢は自らが跡継ぎになり、他国から婿を取る道を選び、伯爵令嬢は結婚ではなく騎士の道を歩むことを選び、各自自立した形で決着をつけたのだ。
その結果、現在社交界では今こそ女性が前に出るべきだと言う声が上がっていた。
そうなると我が公爵家もこのままというわけには行かない。
そこでエリザベートに持ち掛けられたのが、跡継ぎの問題だった。
筆頭公爵家である我が家が率先して女性が跡継ぎになったということになれば世間はどう見るか。
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