【悲報】人気ゲーム配信者、身に覚えのない大炎上で引退。~新たに探索者となり、ダンジョン配信して最速で成り上がります~

椿紅颯

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第二章

第10話『逆境を跳ね除け、勝利を引き寄せる』

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 悲鳴が聞こえたであろう場所まで駆け、さきほどまで居たような場所に辿り着いた。
 ドーム状になっている部屋の中央、そこには2人の少女が倒れている。
 戦闘中ということは一目瞭然ではあるが、対面には【サルイ】、対する少女達は地面に伏せて後退りをしている。

真綾まあや、大丈夫!?」
「くっ……ヤバいかも」

 向かって右側の少女は、立ち上がって武器を構え直すも、左側で地面に伏せている少女は剣を杖にしても立ち上がれていない。

 対面しているサルイは1体。
 和昌かずあきが戦っていた時よりは不利な状況でないが、一見しただけでも危機的状況だと言うことは理解できる。
 戦闘している最中で、モンスターを横から攻撃するというのはマナー違反。探索者となって日は浅くとも、今までやりこんできたゲームで培った知識はそれ程間違っていない。

 しかし今はゲームではない。目の前にいる人間が危機的状況――ゲームと違ってこのままモンスターとの戦闘に負ければ命を落としてしまう。
 なら、見過ごすことはできない。

「余計なお世話かもしれないですけど、助っ人に入ります!」

 和昌は駆け出し、倒れている少女の前に滑り込む。
 そして、両手を開く。

「あ、あなたは――」
「ごめんなさい。後で説明しますので、今は目の前に集中を!」

 抜刀はせず、【朱護の盾ヴァーミリオン・プロテクトシールド】を展開。そのまま盾を合わせて巨大な盾を形成。

(全然試していけど、これって本当に大丈夫なのかよ……でも、やるしかないよな)

 これから正面から来るであろう、猛進に備える。しかし、保険はかけておきたい。

「今から、サルイの正面攻撃を受け止めます。ですが、少々自信がないのでゆっくりと下がってください」
「……わかりました」
「ね、ねえ! 私はなにをすればいいかな」
「そっちに行ったらカバーできないから、全力で避けて!」
「う、うん!」
(もしも俺が攻撃を受け止められなかったとしたら、後ろの逃げている子も道連れになってしまう。だとしたら……犠牲になってしまうのは片側で十分だ)

 死ぬ覚悟なんてできちゃいない。
 だが被害は最小限に納めなければならない。
 もっといい案があるのであれば、そうしたい。
 しかし、新米探索者である和昌にとってはこれが精一杯。

『ブルッフッ!』
「――くっ」

 和昌かずあきは歯を食いしばる。
 サルイは、反対側の少女へ視線を向けることなく、和昌の方へ一直線に走り出した。
 回避される可能性をとるよりは、自身の攻撃によって弱っている人間がいる方へ攻撃を仕掛けるのは理に適っている。

 ――やるしかない。

『フンッ――ブフーッ』
「こんのやろおおおおおおおおおおっ! おああああああああああっ!」

 盾と角がぶつかる瞬間。

「――は?」
『ブフォオオオオオオオオオオ』
「えっ」
「えっ」

 なんということでしょう。
 盾はサルイの角に打ち砕かれることはなく、あろうことか、盾で耐えて後方へ押し込まれるという展開でもなく。まさかのまさか、サルイは盾へ触れた瞬間に宙に舞ったのだ。
 人間の体重の数倍はある、サルイが。

『ブファッ』

 サルイは脇腹を地面に着地。一瞬でも地震が起きてしまったかのような揺れを感じる。

 疑いなき事実が目の前に繰り広げられているのにもかかわらず、誰1人として次の行動を起こせず。あまりの衝撃ぶりに口をあんぐりと開けたり、視線を動かせずに固まってしまっている。

「うっそー」
「ど、どういうこと」

 少女達は、和昌へ向かってそんな疑問を投げかけるも、その問いに対して答えを持っておらず。
 しかし、状況が解決したわけではない。和昌は理解できない状況であっても、立ち上がり始めるサルイへ気持ちを引き締め直す。

(ある程度の仮設通りにいくと、さっきみたいなことをするためには補填などが必要。それは盾を展開していない、ということであれば、すぐに使えない。なら――)

 ――斬るしかない。

 右腰に携える【叶化の剣エテレイン・ソード】を抜刀。先ほどとは違い、両手で柄を握って正面に構える。

「すぅー、ふぅーっ」

 呼吸を整え、想う。

 ――死にたくない。勝たなければならない。
 生きて地上へ戻る。今の命は1人のだけのものではない。と、願う――。

(まただ。これはいったい……)

 さきほどと同様に、剣が薄い紅色の光が剣から漏れ出す。

(……理由なんてわからなくていい。今の俺、負ける気がしないな)

 約束された勝利なんてない。
 しかし、謎の勝利への確信が剣から伝ってきた。

「――こい」
『ブルッフ!』

 サルイは興奮状態が極まりすぎて、剣の光に気が付いていない。
 目の前に立っている、得体の知れない人間をただ倒したい。負けるはずのない自身は警戒心を消し去り、血眼に、ただ走り出す。

「危ない! 避けてっ!」
「私のことはいいから、避けて!」

 少女達は、和昌へ回避を促す。
 しかし、和昌はサルイから視線を一切動かすことなく、集中する。

『ブフォオオオオオオオオオオッ!』
「はぁああああああああああああああああああああっ!」

 真正面から、剣を最上段から振り下ろす。

 ――剣と角が衝突。

 衝撃で互いの動きは止まるも、和昌はそのまま剣を振り下ろし続けた。

『――』

 剣はそのままサルイの頭部を一刀両断。すぐに灰となり消滅。転がり落ちる魂紅透石。

「……終わった」

 一気に緊迫した状況から解放され、力が抜けていき地面に両膝を突く。

「ね、ねえ! 大丈夫!?」
「とりあえず怪我はない。俺のことより、あの子を」
「そ、そうだね。天乃そらの、大丈夫!?」

 両手も地面に突いて、視界に入る剣へ視線を移す。しかし、さきほどの光は既になく。見覚えのある、魂紅透石と瓜二つの見た目となってしまった。

(なんだってんだよ。俺が手に入れた、この剣と盾はどんな能力なんだよ)

 怒りとは違う、疑問と感謝がぐちゃぐちゃに渦巻く。

(でも、助かったのは事実だからな。今は、感謝しなくちゃダメだな)

 乱れていた呼吸が整い、状況が落ちついた。
 和昌は生まれたての羊みたいに、手足をプルプルとさせていたが、それも治まる。

「あの! さきほどは本当にありがとうございました!」
「本当に助かりました。あなたは間違いなく命の恩人です」
「い、いえ。俺も咄嗟のことで、あんまり状況が理解できていなくて」
「とりあえず、ここだとまたあいつが出てきちゃうかもなので、移動しませんか」
「そうですね。どこか安全そうな場所はありますか?」
「え……はい。あっちの方が」
「わかりました」

 真綾は疑問を抱くも、和昌が駆けてきた方向とは真逆の方向を指差す。
 和昌は立ち上がり、倒れていた天乃へ視線を向けるも、なんとか歩けるようになっていた事に驚きつつも移動を開始した。



「ここら辺ぐらいで、大丈夫だと思います」

 部屋と部屋の間を通路。

 真綾まあや天乃そらの、対面に和昌というかたちで壁に寄りかかり、腰を下ろす。

「警戒するのも仕方ないです。そこまで気にしないでください」
「あ、いや。そういうわけじゃないんです」
「そうなんです?」
「なんというか、ちょっと恥ずかしいというか。俺って彼女いない歴=年齢って感じの人間でして。いやっ、急にこんな自己紹介、気持ち悪いですよね。ごめんなさい」
「いえいえ! 別にそこまで不思議じゃないと思いますよ。私も17歳ですけど、彼氏なんて居たことがないですから」
「ちなみに私も17歳ですけど、彼氏なんてできたことがありません」
「お、俺のせいでごめんなさ――あれ、俺も17歳です」
「あら、みんな同い年なんですね」

 3人は口を揃え「お~」と、共鳴する。

「俺が言いだすのは変かもだけど、普通に話さない?」
「賛成!」
「命の恩人相手に無礼なことはしたくない。でも、お願いなら仕方ない」
「じゃあそれで」

 和昌はそれを察していた。だからこその提案だったのだが、言い出しっぺだというのに気恥ずかしさがブワッと湧き上がってきて体がむず痒くなる。
 なんせ、今の今まで表に出ていたのはボイスロイドを通しての自分であり、声を発してコミュニケーションをとったことなどほとんどなかったのだから。

 恥ずかしさのあまり、この場から走って逃げ出してしまいたい。という気持ちをなんとか堪えて話を続ける。

「軽い自己紹介だけでもしておこう。俺のことは――」
「あ! ちょっと待って!」

 真綾が急に声を大きく制止してくるものだから、和昌は一瞬だけ心臓が持ち上がってしまつた。

 対面に座る2人はなにやらゴソゴソとした後、話を切り出す。

「ごめんなさい。実は私達、配信者をしているの」
「気づくのが遅れちゃった。大丈夫だよね」
「わかんないけど、自己紹介をする前でよかった」
「ははぁ。なるほど。俺はあんまり詳しくないけど、噂では聞いたことがあるよ」

 と、今のところは白を切る。

「配信者っていっても、そこまで人気者ってわけではないからね」
「さっきの配信は、視聴者数は30人ぐらいだった」
「チャンネル登録者数だって、つい最近100人を突破したぐらい」
「そこら辺のことはあまり詳しくないけど、100人の人に登録をしてもらっているって凄いことだと思うよ」
(俺にも、まだ鮮明に記憶が残っている。初めての登録者100人突破。超はしゃいだし、枕に顔を埋めて叫びまくった)

 達成したのは既に数年前であっても、その記憶が蘇って頬が緩みそうになるのを必至に抑える。
 自分も動画投稿者として活動をしていた。しかもチャンネル登録者数が3万人を突破している、とカミングアウトしても特に影響はなさそうだが――もしもの時を考え、今は控えることにした。

(今後の活動を考えると、もはや墓場まで持っていった方がいい気もするな)
「では改めまして。私は白鹿はくじか真綾まあや。17歳」
「次は私。海音うみね天乃そらの、同じく17歳」
「俺の名前は葭谷よしたに和昌かずあき。17歳。それにしても凄いな。みんな同い年ってどんな確率だよ」
「ねえ~。ダンジョンで偶然に出会った私達。もしかして、偶然じゃなくて必然だったりして」
「そんな物語みたいなことにはならない……って言いたいところだけど、この出会いは本当に物語みたいだよね」

 ここでやっと、全員の顔が明るくなる。

「それで、気になってたんだけど。和昌くんって――あっ、下の名前で大丈夫?」
「うん、全然大丈夫。それで、どうかしたの?」
「えっと、和昌くんって別のルートからここら辺にたどり着いたの?」
「そう……だな」
「なんでそんなことを思ったわけ? サルイを1撃で討伐できるほどの探索者なんだから、あそこに居たって不思議なことはないでしょ?」
「いや、さ。咄嗟ではあったけど、ここら辺に初めてきたような口ぶりだったから」
「そうだった?」
「うん」

 若干、和昌は自身に起きたことを隠そうかと思考を巡らせていた。だが、咄嗟の受け答えでボロを出していたことから、諦めて白状する。

「信じられないと思うんだけど、実は俺。たぶんダンジョントラップのせいで、最上層からこの階層まで落ちて来たんだ」
「え?」
「え?」
「そうなるよな。わかる。俺も我ながら俄かに信じられない」

 しかし、幸か不幸か証明できてしまう。

「普通だったら、死ぬ。そう言いたいのはわかるんだが、こいつのおかげで命拾いをしたってわけ」
「あー、なるほど」
「それなら納得できる」
「説得力がありすぎるよな。この状況だと」
「うんうん。さっきの盾? って言っていいのかわからないけど、凄かった」
「あんなの観たことがない。アニメとか映画とか、そういう物語上でしか観たことがない。ビームシールドっていうのかな」
「実はこの手袋と剣は手に入れたばかりで、そこまで能力や発動条件なんかを把握しきれてない。だから、さっきの戦闘は本当に賭けだった」
「……なのに、助けに来てくれたんだ。本当にありがとう。感謝してもしきれないよ」
「いやいや、そんな大それたことじゃ」
「私はあの時、死ぬと思った。いや、本当は死んでいた――でも、和昌くんがその運命を変えてくれたんだよ。これで恩を感じないなんて、そんな罰当たりな人間になりたくない」
「……」

 暑苦しい。なんてことは思ってはいない。
 しかし、和昌は本心から『そこまで恩を感じなくてもいい』と思っている。本人も言っているが、装備を上手に使えるわけでも、勝利を確証していたわけでもない。ましてや助かるのは片方だけだと思っていた。自ら助けに入っておいて。
 だからこそ罪悪感を抱いている。

 そして思う。
 地上に出るまでは恩人として振舞おう。しかし、換金するために立ち寄るであろう探索者連盟支部にて、装備の価値や扱いを見せつけることにより関係性を終わらせよう、と。

「話が変わって悪いんだけど、ここってなん階層なんだ?」
「ここは10階層だよ。さっき戦っていたのはサルイって名前で、中ボスみたいな立ち位置」
「ほほお、あいつらはサルイって名前だったんだな」
「……なるほど。本当に初めてみたいな反応だ」
「厚かましいかもしれないが、俺も一時的にパーティ加えてもらって、地上を目指してもいいか?」
「うん。全然大丈夫だよ。ね、天乃」
「もちろん。恩人の願いを断るほど私は薄情じゃない」
「ありがとう」
(なんでかよくわからんが、なんで天乃は『恩人』というのに拘ってるんだ? 俺が逆だったとしても、たしかに恩は恩で返したいと思うけどさ)
「あっ」

 真綾はなにかを思ってか、腰に携えているポーチから物を取り出す。

「天乃、これ。和昌くんは怪我って大丈夫そう?」
「あー、どうだろ」

 体をあちらこちら触ったり、力を入れたりしてみる。しかしどこも傷まない。

「自分でも信じられないぐらい、異常なし」
「はいはーい。回復ポーションはこれで残り2本。即効性があるわけじゃないから、怪我をしたらできるだけ早く申し出てね」
「おっけー」
「私もそろそろ普通に動けるようになる」
「よしっ。私達ができるだけ先導するから。でも戦闘はみんなでやっていこっ」
「助けてもらった分、しっかりと働く」
「ほとんど初心者だけど、俺も頑張って戦うよ。みんな、これからよろしく」

 3人は立ち上がり、再び歩き出した。
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