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第四章
第31話『これでやっと最低ランクなのかよ』
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「それにしてもわかっていたとはいえ、本当に最低ランクになってしまうなんて、なんとも言えない気分だな」
俺達は説明が終わった後、その足で帰路に就いている。
「んまあー、ゲーム的に考えたら冒険者登録したら必ず最低ランクだったし……当然と言えば当然なような気もするけどな」
「でも、なんだかいけそうな気配もあっただけに、少しだけ残念ではあるけどね」
とりあえず納得がいかなかったから抗議をしたものの、納得のいく理由は返ってこなかった。
俺がリラーミカさんをおちょくったのをチクッと言われたり、クエストの最中に寄り道した挙句、食べ物を食べて報告するのが遅れたり、商品に匂いが付いていたのを言われたりした。
それのどれもが、確かにそう言われればそうなんだが、だがそれだけで最低ランク判定というのも納得がいかない。
「もしかして、あの報告が先に入っていたら、結果が違うものになっていたりするのかな?」
「もしもそうだったら、あの受付嬢がやっていることは横暴ってこのにもなるけどね」
「ボクとかは何もしてないけど、カナトは体を張って一般市民を護ったんだからねー」
「ほんとそうよ。現実世界だったら警察から勲章や賞状をもらったり、テレビで報道されたりすることなのよ」
「厚かましく言いたくはないが、俺もそれには同意見だ」
実は俺達が待機していた最中、リラーミカさんの元へあの時応援に駆け付けた自警団的な人達が訪問してきたらしい。
その人達は口頭でわかりやすく状況を報告してくれただけでなく、提出用の種類も事細かく記入してくれた、とリラーミカさんは言っていた。
しかし……そう言われてしまえば何とも言えなく、少しぐらい融通を利かせてくれても良いんじゃないか、と思う。
既に手続きが終わった後だから、そのような貢献があったとしても反映できず、そもそも冒険者になる前の出来事であるから、という理由でランクに影響させるわけにはいかないとのこと。
いや、どんだけ俺達を最低ランクにさせたいんだよ。
「まあ、これで俺達は冒険者になれたわけだ。最低ランクだがな」
「このままパーッとお祝いでもしたいところだけど、今日のところはこのまま帰らないとね」
「あの二人から呼び出されているからな。話の方は俺だけが聞くから、みんなはあの市場に行って買ってきてもいいぞ?」
言わずもがな。
みんなは『え、それ本当に良いの?』と言葉を発さずとも、表情とその口の緩みが全てを物語っている。
しかし。
「だ、ダメよ。今回の試験で臨時収入が入ったからといって、一日に二回も足を運んでいたらお金が足りなくなっちゃう。しかも、宿代だって残しておかないといけないし」
「そ、そうね」
「え、じゃあボクだけちょっと――」
「ミサヤ、ダメよ」
「えー! アケミのケ――っふ」
アケミの手刀が、ミサヤの左側面の腹部へ向かって突き刺さった。
ミサヤ、それ絶対に痛いだろ。
見ているこちらからすれば見慣れた光景ではあるが、いい加減その痛みを教訓にすれば良いんじゃないのか……。
「今日も今日でいろいろとあったし、休んで明日に備えるのが吉だね」
「そうするか」
さすがケイヤ、ということ。
「それで、用事っていうのはどういう内容で?」
各部屋の広さを考慮し、俺一人で部屋に来ている。
一対一の会話かと思っていたが、バルドさんも隣に居る。
まあ主人を護衛するのは当たり前か。
「お呼び出しするかたちとなって申し訳ありません。そして、緊急性があるような含みを持たせてしまって申し訳ありません」
アルマは椅子から立ち上がり、深々と頭を下げ、バルドさんも同じく深々と。
「いえ、気にしないでください」
「そう言っていただけるとありがたいです」
「ではこちらへ」
バルドさんに差し出された椅子へ座り、アルマも小さめのテーブルを挟んで椅子に腰を下ろす。
「では早速本題なのですが、僕達がこの街に来たのは依頼を申請するためだったんです」
「と言いますと?」
「僕とカナトさん達が初めて会ったあの場所より、道をそのまま戻った場所に僕達が住んでいる村があるのですが、ここ最近モンスター――あの白いウルフが出現するようになってきたので、それの討伐依頼です」
「なるほど。だから移動の際、あんなにウルフと戦闘する羽目になったんですね」
「そういうことです」
いろいろと辻褄が合ってきた。
追尾されているかと錯覚してしまうほどのエンカウント、あれは匂いとかそういうのもあるのだろうが、そもそもの絶対数が違ったというわけだ。
「あの冒険者お三方は、偶然村に立ち寄っていたので護衛の依頼をさせていただきました」
ここまでの話はあまり疑っても無駄だろう。
流れも自然だし、実際に体験したことも事実だった。
それにあの人達は自分達の仕事がこなせなかったが故に、俺達にお金を配当してくれたんだ。
歳が離れている俺達に敬意を払って。
「まあでも、緊急性はないんです。それは、こんな悠長に構えている様子から簡単に察することができてしまうと思います」
「それはそれで良いと思いますよ」
「そうですね。ですが正直な話、平静を装っているというのもあるんです。父と母は僕を逃がすためにこの街へ行かせたんじゃないかって」
「……」
「たぶんもうわかっていると思うのですが、僕は全くと言っていいほど戦えないのです。バルドさんに指導を受けていたりはするのですが、全然上達しなくて」
たぶんそれをコンプレックスに思っているのだろう、アルマの目線は下がり、それを思い遣るようにバルドさんが視線を向けている。
見るからに金持ちの子供って感じだから、戦えないのは問題ないはずだ。
なんせ周りの従者なりが主人を護るために戦うから。
しかしアルマはそのことについて罪悪感を抱いている。
俺は少しだけアルマという人間を、ゲーム感覚で何かの枠に当てはめてしまっていたのかもしれないな。
「そこでお願いしたいことがあります」
アルマは膝の上に置く拳へ力を込め、俺に真っ直ぐ力強い目線を送ってきた。
「時間がある時で良いんです。僕に稽古をお願いできませんか!」
勢い良く頭を下げられるものだから、俺は状況を理解するのに少しだけ時間が掛かってしまった。
「ええ、それぐらいなら何も問題ないですよ」
「本当ですか!」
「はい。そういうことならみんなにも伝えておきますね。たぶん、アケミとミサヤにお願いした方が良さそうなので」
「あ。それなんですけど、強くなりたいのはあるのですが……盾がないと少し怖くて……」
「あー、そういうことでしたか」
初めてモンスターと戦うなら、それはそうか。
「それに、お金はちゃんと支払います。遠慮はしないでください。こうしないと流石に礼儀知らずですし」
「ではお言葉に甘えさせていただきまして」
「最後にもう一つだけよろしいでしょうか」
「はい?」
食い気味だった態度から一転、目線を合わせては逸らし、握っていた手は合わせてさすっている。
これは俗に言う、言い難いことを言葉にする時の態度ってやつだ。
なんとなく、そんな気がするし、そんなことをしていた小さい頃の自分を思い出す。
「あの……その……」
そんなに言い難いことなのか、こっちの方がよっぽど緊張するぞ。
「僕も皆さんと同じく友人みたいに接してほしいんです!」
「――……え?」
「急にこんなことをお願いしてしまい申し訳ありません。お恥ずかしながら、僕には年の近いそう言った関係にある人がおらず、領地ではなかなか……」
「領主の息子に馴れ馴れしい態度をとれるような人はかなり少ないでしょうしね」
「はいそうなんです。17歳だというのに、友人の一人も居ないとなると流石に心配になって来まして」
「お、まさかの同い年なんですね」
「え、そうだったんですか」
「そうですね。……わかりました。いや、わかった。これからよろしくなアルマ」
俺は立ち上がり、アルマへ手を差し出す。
「え、あ、あ。う、うん! よろしくカナト!」
それはもう嬉しそうな笑顔を浮かべながら、俺の手に飛びついてきたアルマ。
握手の合図だったのが、まさかの抱きつかれるという結末に。
バルドさんに視線を向けると、ハンカチを取り出して涙を拭いている。
想像していたような悪い方向にはならずに済んだが……まあ、これはこれで良しとするか。
俺達は説明が終わった後、その足で帰路に就いている。
「んまあー、ゲーム的に考えたら冒険者登録したら必ず最低ランクだったし……当然と言えば当然なような気もするけどな」
「でも、なんだかいけそうな気配もあっただけに、少しだけ残念ではあるけどね」
とりあえず納得がいかなかったから抗議をしたものの、納得のいく理由は返ってこなかった。
俺がリラーミカさんをおちょくったのをチクッと言われたり、クエストの最中に寄り道した挙句、食べ物を食べて報告するのが遅れたり、商品に匂いが付いていたのを言われたりした。
それのどれもが、確かにそう言われればそうなんだが、だがそれだけで最低ランク判定というのも納得がいかない。
「もしかして、あの報告が先に入っていたら、結果が違うものになっていたりするのかな?」
「もしもそうだったら、あの受付嬢がやっていることは横暴ってこのにもなるけどね」
「ボクとかは何もしてないけど、カナトは体を張って一般市民を護ったんだからねー」
「ほんとそうよ。現実世界だったら警察から勲章や賞状をもらったり、テレビで報道されたりすることなのよ」
「厚かましく言いたくはないが、俺もそれには同意見だ」
実は俺達が待機していた最中、リラーミカさんの元へあの時応援に駆け付けた自警団的な人達が訪問してきたらしい。
その人達は口頭でわかりやすく状況を報告してくれただけでなく、提出用の種類も事細かく記入してくれた、とリラーミカさんは言っていた。
しかし……そう言われてしまえば何とも言えなく、少しぐらい融通を利かせてくれても良いんじゃないか、と思う。
既に手続きが終わった後だから、そのような貢献があったとしても反映できず、そもそも冒険者になる前の出来事であるから、という理由でランクに影響させるわけにはいかないとのこと。
いや、どんだけ俺達を最低ランクにさせたいんだよ。
「まあ、これで俺達は冒険者になれたわけだ。最低ランクだがな」
「このままパーッとお祝いでもしたいところだけど、今日のところはこのまま帰らないとね」
「あの二人から呼び出されているからな。話の方は俺だけが聞くから、みんなはあの市場に行って買ってきてもいいぞ?」
言わずもがな。
みんなは『え、それ本当に良いの?』と言葉を発さずとも、表情とその口の緩みが全てを物語っている。
しかし。
「だ、ダメよ。今回の試験で臨時収入が入ったからといって、一日に二回も足を運んでいたらお金が足りなくなっちゃう。しかも、宿代だって残しておかないといけないし」
「そ、そうね」
「え、じゃあボクだけちょっと――」
「ミサヤ、ダメよ」
「えー! アケミのケ――っふ」
アケミの手刀が、ミサヤの左側面の腹部へ向かって突き刺さった。
ミサヤ、それ絶対に痛いだろ。
見ているこちらからすれば見慣れた光景ではあるが、いい加減その痛みを教訓にすれば良いんじゃないのか……。
「今日も今日でいろいろとあったし、休んで明日に備えるのが吉だね」
「そうするか」
さすがケイヤ、ということ。
「それで、用事っていうのはどういう内容で?」
各部屋の広さを考慮し、俺一人で部屋に来ている。
一対一の会話かと思っていたが、バルドさんも隣に居る。
まあ主人を護衛するのは当たり前か。
「お呼び出しするかたちとなって申し訳ありません。そして、緊急性があるような含みを持たせてしまって申し訳ありません」
アルマは椅子から立ち上がり、深々と頭を下げ、バルドさんも同じく深々と。
「いえ、気にしないでください」
「そう言っていただけるとありがたいです」
「ではこちらへ」
バルドさんに差し出された椅子へ座り、アルマも小さめのテーブルを挟んで椅子に腰を下ろす。
「では早速本題なのですが、僕達がこの街に来たのは依頼を申請するためだったんです」
「と言いますと?」
「僕とカナトさん達が初めて会ったあの場所より、道をそのまま戻った場所に僕達が住んでいる村があるのですが、ここ最近モンスター――あの白いウルフが出現するようになってきたので、それの討伐依頼です」
「なるほど。だから移動の際、あんなにウルフと戦闘する羽目になったんですね」
「そういうことです」
いろいろと辻褄が合ってきた。
追尾されているかと錯覚してしまうほどのエンカウント、あれは匂いとかそういうのもあるのだろうが、そもそもの絶対数が違ったというわけだ。
「あの冒険者お三方は、偶然村に立ち寄っていたので護衛の依頼をさせていただきました」
ここまでの話はあまり疑っても無駄だろう。
流れも自然だし、実際に体験したことも事実だった。
それにあの人達は自分達の仕事がこなせなかったが故に、俺達にお金を配当してくれたんだ。
歳が離れている俺達に敬意を払って。
「まあでも、緊急性はないんです。それは、こんな悠長に構えている様子から簡単に察することができてしまうと思います」
「それはそれで良いと思いますよ」
「そうですね。ですが正直な話、平静を装っているというのもあるんです。父と母は僕を逃がすためにこの街へ行かせたんじゃないかって」
「……」
「たぶんもうわかっていると思うのですが、僕は全くと言っていいほど戦えないのです。バルドさんに指導を受けていたりはするのですが、全然上達しなくて」
たぶんそれをコンプレックスに思っているのだろう、アルマの目線は下がり、それを思い遣るようにバルドさんが視線を向けている。
見るからに金持ちの子供って感じだから、戦えないのは問題ないはずだ。
なんせ周りの従者なりが主人を護るために戦うから。
しかしアルマはそのことについて罪悪感を抱いている。
俺は少しだけアルマという人間を、ゲーム感覚で何かの枠に当てはめてしまっていたのかもしれないな。
「そこでお願いしたいことがあります」
アルマは膝の上に置く拳へ力を込め、俺に真っ直ぐ力強い目線を送ってきた。
「時間がある時で良いんです。僕に稽古をお願いできませんか!」
勢い良く頭を下げられるものだから、俺は状況を理解するのに少しだけ時間が掛かってしまった。
「ええ、それぐらいなら何も問題ないですよ」
「本当ですか!」
「はい。そういうことならみんなにも伝えておきますね。たぶん、アケミとミサヤにお願いした方が良さそうなので」
「あ。それなんですけど、強くなりたいのはあるのですが……盾がないと少し怖くて……」
「あー、そういうことでしたか」
初めてモンスターと戦うなら、それはそうか。
「それに、お金はちゃんと支払います。遠慮はしないでください。こうしないと流石に礼儀知らずですし」
「ではお言葉に甘えさせていただきまして」
「最後にもう一つだけよろしいでしょうか」
「はい?」
食い気味だった態度から一転、目線を合わせては逸らし、握っていた手は合わせてさすっている。
これは俗に言う、言い難いことを言葉にする時の態度ってやつだ。
なんとなく、そんな気がするし、そんなことをしていた小さい頃の自分を思い出す。
「あの……その……」
そんなに言い難いことなのか、こっちの方がよっぽど緊張するぞ。
「僕も皆さんと同じく友人みたいに接してほしいんです!」
「――……え?」
「急にこんなことをお願いしてしまい申し訳ありません。お恥ずかしながら、僕には年の近いそう言った関係にある人がおらず、領地ではなかなか……」
「領主の息子に馴れ馴れしい態度をとれるような人はかなり少ないでしょうしね」
「はいそうなんです。17歳だというのに、友人の一人も居ないとなると流石に心配になって来まして」
「お、まさかの同い年なんですね」
「え、そうだったんですか」
「そうですね。……わかりました。いや、わかった。これからよろしくなアルマ」
俺は立ち上がり、アルマへ手を差し出す。
「え、あ、あ。う、うん! よろしくカナト!」
それはもう嬉しそうな笑顔を浮かべながら、俺の手に飛びついてきたアルマ。
握手の合図だったのが、まさかの抱きつかれるという結末に。
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