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第二章
第6話『不自由な少女』
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フェリスに先導されるままユウトは隣を歩く。
目的地である場所へ向かう最中、村長であるヴァーバの家へ山菜が入った籠を置いた。
そのまま村の中を闊歩していたわけだが、ユウトは不思議に思う。
自分の服装を一目見たのなら、【星降り人】という存在に気が付くはず。であれば、少なくとも目線を向けられてもおかしくはない。
同じくして思うのは、明るく話しかけてくれているフェリスの存在。
こんなに天真爛漫かつ純粋無垢な美少女に対し、誰1人として挨拶を交わすことなく通過していく。
まるで、存在自体を認識していないかのように。
「ここで待ってて~」
どこか物珍しい景色はなく、こちらの世界では当たり前のようにある木々がある場所で、フェリスはそれだけを言い残して小走りで前方向へ行く。
朝の話では、紹介したい人が居るという話だった。
五分程度が経過し、ユウトは連れてこられた場所に疑問を抱く。
(ここって、人里離れたってわけじゃないけど……村の一角、というには少しだけ距離感があるような……?)
村なのだから、密集して住宅が建っているわけではない。
自分が住んでいた日本で考えるなら、1人の家だけ少し離れている場所にあったところでそれ自体は何も不思議ではない。だが、ユウトはそれとは違う何かを感じていた。
(それにしても、高層な建物がないだけじゃなくって自然がこんなにあるってのは圧巻だ。田舎とかと比較してたけど、これじゃあ孤島に来たって表現した方が正しいかも)
そんなこんな考えてフェリスが進んだ方向に背を向けていると、何かが転がる音が聞こえ、ユウトは振り返った。
「お待たせー」
そこには、フェリスともう一人の少女の姿が。
だが、その少女へ向ける視線は低くする必要がある。
「あの……初めまして、フェリスからお話は伺っております。私のことは、リリィナとお呼びください」
ユウトは口を半分空けて驚愕を露にする。
なぜなら、リリィナは木製の車椅子に腰を掛けていたからだ。この世界にも車椅子というものが存在していることに驚いているだけではなく、つい見惚れてしまうような容姿が一番大きかった。
その少女はフェリスと真逆で、黄金の髪と縦耳に椅子の横からはみ出るふわふわな尻尾……それはまさに、狐という名がふさわしく、日焼け知らずな純白な肌は陽の光を反射して一瞬目を細めてしまうほど。
しかし不思議なもので、初対面であるはずのユウトに対して全くと言っていいほど警戒心がない。
「ふふっ、どうかなされましたか? お口がぽっかりと開いていますよ?」
「――あ、ああ、なんでもない。自己紹介は必要がなさそうだけど、一応な。俺は勇人、よろしく」
「あなたが【星降り人】なのですね。話だけでしか聞いたことはありましたが……見た目は普通の人と変わらないのですね」
「まあ……な? どこにでもいるような健康優良児であり、特技もなし! 彼女は年齢と一緒で17年間居ません!」
「ふふふっ――なんだか、私の方こそ呆気に取られてしまいました。【星降り人】の方々はどこか堅苦しいというか、気難しそうな印象を抱いでいたのですが、ユウトさんを見ていると、そうじゃないかもしれませんね」
リリィナは口元を手で隠しながら、お淑やかに笑みを浮かべている。
「あ、こうしてお話をしているのも楽しいけど、お出かけするのよね?」
「そうだった! こうしちゃいられないよー、行こー!」
「おー、ふふふ」
意気揚々と拳を突き上げるフェリスと、優しい声色ながらもそれに合わせるリリィナ。
2人のほっこりした仲睦まじい姿を見て、ユウトはその幸せパワーを受けて頬が緩みに緩んでしまう。
(な、なんだってんだこの幸せな空間は。これあれだよな、俺みたいな存在が間に挟まったら絶対ダメなやつだし、もしかしたら一緒の空気を吸うのすら許されないのかもしれない)
よくわからない思考を巡らせるも、こちらの世界でそのようなことを気にしている人間など誰も居はしない。
「ユウト、何をしているの? こっちだよ」
「――お、おう」
「ゆっくりで大丈夫ですからね~。私が一番遅いですから」
(マズい。車椅子の女の子に気を遣わせるなんて最低だろ)
ユウトは小走りで空いてしまった距離を縮める。
「なあ、どこに向かっているんだ?」
「えーっとね、このまま綺麗な景色の場所に向かってるの。まあ、そこまで大きくない湖なんだけど」
「ほほう?」
「でも、私とフェリスにとっては心休まる場所でもあるんですよ。基本的に村の人は近寄ることすらしない場所なので」
「なるほど? じゃあ、楽しみだ。あれ、それって?」
ユウトは、リリィナの膝上にある風呂敷に包まれてた何かへ気が向く。
「これはですね、中に2つの籠があるんです。中身は――」
「ちょっとリリィナ! それは到着してからのお楽しみにとっておく話だったでしょー!」
「あら、そういえばそうだったわね。でも、この際なんだしいいじゃない」
「もーっ」
「実は……と改める話ではないんです。中身は普通のお弁当で、私が作った方とフェリスが作った方があるのです」
「お~。そ、それって俺も一緒に食べちゃってもいいやつだったり……?」
「ええ、もちろんです。なんせ、最初に提案してきたのはフェリスでして、『ユウトに食べてもらいたいから』と私の見様見真似で珍しく料理をしていましたから」
「え?」
「あーっもー! なんで言っちゃうの!」
「本当のことだから問題ないでしょ? お料理というのは気持ちがとても大事なものよ。私だって、ユウトさんがどういう人なのか想像しながら作ってたんだから」
「マジすか。俺、この先とんでもない不幸が降りかかってくるんか?」
2人は「どうして不幸が?」と揃って小首をかしげる。
ユウトは、調理場を知らなくとも2人が仲良く料理している光景を想像してしまう。
しかもこんな美少女2人が、自分のことを思い浮かべながらご飯を作ってくれていた、という妄想ぐらいでしかありえないことが起きていたという。
ともなれば、ユウトは観られたら距離をとられてしまうほど、だらしのない笑顔を晒す。
(身勝手な理由で説明もされず現実世界に帰還させられるわけでもなく、転移早々、獣に殺されそうになったことは絶対に許せない。だが、偶然にもこんな幸せな状況になれたのは感謝してもいいのかもしれない)
ユウトは怒りの感情が湧き上がって眉がピクッと動いてしまうも――身勝手極まりない【女神ルミナ】を思い出し、一応程度に手を合わせておく。
「ユウト、着いたよ!」
相変わらず元気なフェリスの声にユウトはハッと我に返った。
そして道はまだ続くものの、木々の間から見えてくる光景に「おー」と声を漏らす。
「いいねー」
「でしょでしょ」
陽の光を反射していて直視するには目を細める必要があるものの、湖というには小さく、木々に囲まれていて人目を気にせずに済む。
緑が沢山あるというのもあり、とても空気が美味しい。空を見上げるにも遮るものがなく、心地よい陽の光を堪能でき、心を休ませることもできるし心置きなく水浴もできる場所になっている。
「もうちょっとこのまま進むと座れる場所があるから」
「おっけー」
「フェリス、お願いだからいつもみたいにはしないでね」
「いつもの?」
「笑える話なんですけど、私はとてもじゃないけど笑えない話なんです」
「気になる気になる」
「フェリスってば、ここら辺から待ち遠しくなっちゃうみたいで。私の車椅子を力強く押して走り出すんです」
「うわっ、かなり笑えない話だ。めっちゃ危ないじゃん」
「本当に。何度も注意しているんですけどね」
「ごめんー。気を付けるから」
「まあ、とっても楽しそうにしているから怒りたくても怒りきれないんですけど。でも、ユウトさんが一緒なら走らないみたいです。もしよろしければ、いつも同行していただきたいものです」
「はうぅ……」
「俺はそのお誘い超大歓迎ですよ」
フェリスは気恥ずかしそうに耳を垂らし、リリィナとユウトは笑みを浮かべた。
目的地である場所へ向かう最中、村長であるヴァーバの家へ山菜が入った籠を置いた。
そのまま村の中を闊歩していたわけだが、ユウトは不思議に思う。
自分の服装を一目見たのなら、【星降り人】という存在に気が付くはず。であれば、少なくとも目線を向けられてもおかしくはない。
同じくして思うのは、明るく話しかけてくれているフェリスの存在。
こんなに天真爛漫かつ純粋無垢な美少女に対し、誰1人として挨拶を交わすことなく通過していく。
まるで、存在自体を認識していないかのように。
「ここで待ってて~」
どこか物珍しい景色はなく、こちらの世界では当たり前のようにある木々がある場所で、フェリスはそれだけを言い残して小走りで前方向へ行く。
朝の話では、紹介したい人が居るという話だった。
五分程度が経過し、ユウトは連れてこられた場所に疑問を抱く。
(ここって、人里離れたってわけじゃないけど……村の一角、というには少しだけ距離感があるような……?)
村なのだから、密集して住宅が建っているわけではない。
自分が住んでいた日本で考えるなら、1人の家だけ少し離れている場所にあったところでそれ自体は何も不思議ではない。だが、ユウトはそれとは違う何かを感じていた。
(それにしても、高層な建物がないだけじゃなくって自然がこんなにあるってのは圧巻だ。田舎とかと比較してたけど、これじゃあ孤島に来たって表現した方が正しいかも)
そんなこんな考えてフェリスが進んだ方向に背を向けていると、何かが転がる音が聞こえ、ユウトは振り返った。
「お待たせー」
そこには、フェリスともう一人の少女の姿が。
だが、その少女へ向ける視線は低くする必要がある。
「あの……初めまして、フェリスからお話は伺っております。私のことは、リリィナとお呼びください」
ユウトは口を半分空けて驚愕を露にする。
なぜなら、リリィナは木製の車椅子に腰を掛けていたからだ。この世界にも車椅子というものが存在していることに驚いているだけではなく、つい見惚れてしまうような容姿が一番大きかった。
その少女はフェリスと真逆で、黄金の髪と縦耳に椅子の横からはみ出るふわふわな尻尾……それはまさに、狐という名がふさわしく、日焼け知らずな純白な肌は陽の光を反射して一瞬目を細めてしまうほど。
しかし不思議なもので、初対面であるはずのユウトに対して全くと言っていいほど警戒心がない。
「ふふっ、どうかなされましたか? お口がぽっかりと開いていますよ?」
「――あ、ああ、なんでもない。自己紹介は必要がなさそうだけど、一応な。俺は勇人、よろしく」
「あなたが【星降り人】なのですね。話だけでしか聞いたことはありましたが……見た目は普通の人と変わらないのですね」
「まあ……な? どこにでもいるような健康優良児であり、特技もなし! 彼女は年齢と一緒で17年間居ません!」
「ふふふっ――なんだか、私の方こそ呆気に取られてしまいました。【星降り人】の方々はどこか堅苦しいというか、気難しそうな印象を抱いでいたのですが、ユウトさんを見ていると、そうじゃないかもしれませんね」
リリィナは口元を手で隠しながら、お淑やかに笑みを浮かべている。
「あ、こうしてお話をしているのも楽しいけど、お出かけするのよね?」
「そうだった! こうしちゃいられないよー、行こー!」
「おー、ふふふ」
意気揚々と拳を突き上げるフェリスと、優しい声色ながらもそれに合わせるリリィナ。
2人のほっこりした仲睦まじい姿を見て、ユウトはその幸せパワーを受けて頬が緩みに緩んでしまう。
(な、なんだってんだこの幸せな空間は。これあれだよな、俺みたいな存在が間に挟まったら絶対ダメなやつだし、もしかしたら一緒の空気を吸うのすら許されないのかもしれない)
よくわからない思考を巡らせるも、こちらの世界でそのようなことを気にしている人間など誰も居はしない。
「ユウト、何をしているの? こっちだよ」
「――お、おう」
「ゆっくりで大丈夫ですからね~。私が一番遅いですから」
(マズい。車椅子の女の子に気を遣わせるなんて最低だろ)
ユウトは小走りで空いてしまった距離を縮める。
「なあ、どこに向かっているんだ?」
「えーっとね、このまま綺麗な景色の場所に向かってるの。まあ、そこまで大きくない湖なんだけど」
「ほほう?」
「でも、私とフェリスにとっては心休まる場所でもあるんですよ。基本的に村の人は近寄ることすらしない場所なので」
「なるほど? じゃあ、楽しみだ。あれ、それって?」
ユウトは、リリィナの膝上にある風呂敷に包まれてた何かへ気が向く。
「これはですね、中に2つの籠があるんです。中身は――」
「ちょっとリリィナ! それは到着してからのお楽しみにとっておく話だったでしょー!」
「あら、そういえばそうだったわね。でも、この際なんだしいいじゃない」
「もーっ」
「実は……と改める話ではないんです。中身は普通のお弁当で、私が作った方とフェリスが作った方があるのです」
「お~。そ、それって俺も一緒に食べちゃってもいいやつだったり……?」
「ええ、もちろんです。なんせ、最初に提案してきたのはフェリスでして、『ユウトに食べてもらいたいから』と私の見様見真似で珍しく料理をしていましたから」
「え?」
「あーっもー! なんで言っちゃうの!」
「本当のことだから問題ないでしょ? お料理というのは気持ちがとても大事なものよ。私だって、ユウトさんがどういう人なのか想像しながら作ってたんだから」
「マジすか。俺、この先とんでもない不幸が降りかかってくるんか?」
2人は「どうして不幸が?」と揃って小首をかしげる。
ユウトは、調理場を知らなくとも2人が仲良く料理している光景を想像してしまう。
しかもこんな美少女2人が、自分のことを思い浮かべながらご飯を作ってくれていた、という妄想ぐらいでしかありえないことが起きていたという。
ともなれば、ユウトは観られたら距離をとられてしまうほど、だらしのない笑顔を晒す。
(身勝手な理由で説明もされず現実世界に帰還させられるわけでもなく、転移早々、獣に殺されそうになったことは絶対に許せない。だが、偶然にもこんな幸せな状況になれたのは感謝してもいいのかもしれない)
ユウトは怒りの感情が湧き上がって眉がピクッと動いてしまうも――身勝手極まりない【女神ルミナ】を思い出し、一応程度に手を合わせておく。
「ユウト、着いたよ!」
相変わらず元気なフェリスの声にユウトはハッと我に返った。
そして道はまだ続くものの、木々の間から見えてくる光景に「おー」と声を漏らす。
「いいねー」
「でしょでしょ」
陽の光を反射していて直視するには目を細める必要があるものの、湖というには小さく、木々に囲まれていて人目を気にせずに済む。
緑が沢山あるというのもあり、とても空気が美味しい。空を見上げるにも遮るものがなく、心地よい陽の光を堪能でき、心を休ませることもできるし心置きなく水浴もできる場所になっている。
「もうちょっとこのまま進むと座れる場所があるから」
「おっけー」
「フェリス、お願いだからいつもみたいにはしないでね」
「いつもの?」
「笑える話なんですけど、私はとてもじゃないけど笑えない話なんです」
「気になる気になる」
「フェリスってば、ここら辺から待ち遠しくなっちゃうみたいで。私の車椅子を力強く押して走り出すんです」
「うわっ、かなり笑えない話だ。めっちゃ危ないじゃん」
「本当に。何度も注意しているんですけどね」
「ごめんー。気を付けるから」
「まあ、とっても楽しそうにしているから怒りたくても怒りきれないんですけど。でも、ユウトさんが一緒なら走らないみたいです。もしよろしければ、いつも同行していただきたいものです」
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