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第四章
第25話『悲劇を受け入れる覚悟』
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辺りの警戒をしながらなため、進行速度は非常にゆっくり。
しかし耳に入ってくるのは、そよ風に揺れる草木の葉音などの至って普通の環境音。
時たま聞こえてくる小鳥たちや小動物の声だけで、危険な要因となる全てから無縁の状況であった。
「できたら、どう警戒すればいいのか教えてもらえたりするか」
できるだけフェリスの近くに居るものの、ユウトは、それら環境音全てに対して体をビクつかせており、気が休まらず小声でそう問いかけた。
「あ、そうだよね。私は人間よりもよく聞こえる耳があるし、嗅覚も自信があるんだ。鼻は別に凄いってじゃなく、慣れない匂いを探してるだけなんだけど」
「なるほど、獣の匂いは確かに独特だから慣れたら俺でもできそうだな」
「たぶんそこまで時間がかからないと思うよ」
「余裕はあまりないと思うが、索敵用の結界みたいなのってあったりしないのか?」
「あるにはあるけど、察してくれている通りで今は使えてもほとんど範囲を広げることができないね」
「だよなぁ。俺が優秀だったら、即戦力で役に立てたんだろうけど。時間がかかるかもだけど、なんとか使えるようになってみせる」
「ユウト、頼もしい~……――」
「ん?」
急にフェリスが話と足を止めるものだから、ユウトは心臓がドキッと一気に高鳴り始める。
もしかしたら危機的状況が訪れてしまったのではないか、獰猛な獣や魔獣、未知数な魔物の気配を察知してしまったのではないか、と。
冷たい嫌な汗が背中を伝い、早くなっていく呼吸のせいで乾いた喉を潤わせるように生唾を飲む。
が、しかし。
フェリスは短剣を背面の腰に携えてある鞘へ納刀し、哀愁漂う悲し気な表情でユウトへ振り返る。
「ねえユウト、ちょっとだけ時間を貰っちゃってもいいかな」
「……あ、ああ」
(武器をしまったってことは、危ない状況ではないってことだよな……? それを確認したいんだけど、なんだか何も言わないほうがよさそうな気がする)
事実はわからず察することしかできないが、ユウトはなんとなくそう感じた。
フェリスの後追い、ただ静かな時間が流れる。
ユウトはただフェリスを信じて歩くことしかできないわけだが、事実を確認できていないため、そよ風に揺れる草木の音や小鳥たちの可愛らしいさえずりに体をビクつかせ続けた。
(不安を払拭するためには、何かしら聴いた方がいいんだけど……)
と、不安に駆られる気持ちと格闘していたら、リリィナが足を止める。
「……」
「ごめんね、久しぶりに来ることができたから。どうなっているのか確認したかったんだ」
こちらの世界についての常識を知らないユウトでも、目線の先にある建てられている石碑のようなものを一見したら、ここがどういった場所なのかの予想はつく。
「重い話になっちゃうから、できるだけこういう話とかはしないようにしてたんだけど。でもたぶん、村長とかコルサさんとかから聞いちゃってるよね」
「……ああ。勝手に事情を把握しちまって、ごめん」
「ううん、いいの。遅かれ早かれってやつだから」
ユウトは、フェリスと共に石碑――墓場となっている場所まで近づく。
「ここにはね、私とリリィナのお父さんとお母さんが眠ってるの」
「たぶん無神経な質問になる、ごめん」
「大丈夫。どうして、こんな場所にってことだよね」
「……ああ」
「理由は2つあってね。1つは、ここでお父さんとお母さんたちは魔物に襲われたんだって。私とリリィナは村で待ってたからわからないんだけど、全てを知ったのはコルサさんが全てを終わらせてくれた後だったの」
「……」
「それで、2つ目はユウトなら察したんじゃないかな。ほら、私たちって村の人たちからよく思われてないでしょ? それって、【魔法】や【霊法】を使えるからっていうのもあるんだけど、お父さんとお母さんが魔物に殺されたから、呪われてると思われてるみたい。だから、原因でもあるお父さんとお母さんたちのお墓ですら村の敷地内で建てるのはダメだって」
世の中の理不尽と彼女たちを渦巻く悲劇を、ユウトはなんとか感情を押し殺し、事を荒げないようにしていた。
理解も納得もできない世界の常識に対し、歯を噛み締め、拳を握り締め、喉から出かかっている感情を必死に押さえ込んで。
別の世界から来た人間なのだから、『郷に入ったのだから郷に従え』『なんの力も有していない人間が、感情を惨めに吐露するな』と。
だが、このときばかりは我慢の限界に達してしまった。
「なんで、なんで……かけがえのない家族を引き裂き、それまでもこれからも力を頼っておきながら、どうしてそんな酷いことができるんだ……」
ユウトは行き場のない怒りを拳に宿し、意味はないとわかっていながらも自らの太ももへぶつける。
「今だって、こんな年端をいかない少女に危険な真似をさせておいて、結界で護ってもらっているのに、どうしてそんな発想になるんだ」
「ユウト、私たちは大丈夫だよ。みんなだって、不安なんだよ。ただ生きていくだけでも、みんな、きっと」
「それはさすがに優しすぎるんじゃないか」
「ううん、みんなもちゃんとわかってるんだよ。だって、異端の存在だとわかっていても一度だって追い出されそうになったことはないんだよ」
「だからって……現状は、疫病神みたいな扱いをされ、感謝すらされることなく村の端に追いやって……あまりにも扱いが酷すぎるだろ」
フェリスの優しさを尊重したいと思いながらも、納得のいかない理不尽を受け入れることができないユウトは、火の点いた感情を抑えられない。
「たしかにユウトが言っていることは、その通りだよ。でも、幼い私たちが村から追い出されていたら、本当にどうなっていたかわからなかった。ここから離れることができずに、リリィナと一緒に生きることを諦めていたかもしれない。お父さんとお母さんたちの場所に行こうって」
「……」
もしも、そうなってしまっていたのなら、は、ユウトも理解できる。
2人の両親を襲った魔物が闊歩する森の中で、幼気な少女たちが、しかも片方は足が不自由なのだから生存確率は極めて低い。
それに加え、自身がこの世界へと降り立ったその瞬間に遭遇した、あの獰猛な獣も森に生息しているのだから、まさに地上の地獄。
村の中でも別の地獄を味わおうとも、生きていられるのだから、それだけでも亡くなった両親は安心してくれるはず。
「すぅー、はぁー――ごめん、ご両親の前で取り乱して。みっともない姿を見せちゃって、『こんな人が近くに居るのか』って心配させちゃったな」
ユウトは石碑の前で両膝を突き――土下座をする。
「え、どうしたのユウト」
「フェリスのお父さんお母さん、リリィナのお父さんお母さん、ご心配いただいている通り俺はまだまだ未熟で不安要素しかない凡人です。本当にごめんなさい」
額や鼻先に砂や石がゴリゴリと擦れてもなお姿勢を崩すことなく。
「でも、これからもっと頑張って頑張ってできることを増やしていきます。そして、フェリスとリリィナを大切にします。誰がなんて言おうと、どんなことがあろうと俺だけは2人を信頼してずっと仲良くさせてもらいます!」
「ユウト……」
「こんなときに、かっこいいことも気が利いたことも言えないのも、これからなんとかします!」
「ありがとうユウト。もう大丈夫だよ、お父さんとお母さんたちは――たぶん、今までもこれからも優しく笑って見守ってくれるよ。みんな優しいんだから」
フェリスはユウトの右腕を抱え、立ち上がる補助をする。
「ふふっ、その砂とか跡も笑ってくれるよ」
「そ、そう?」
「うんっ」
瞳から溢れ出す涙を、笑いで誤魔化すフェリス。
対するユウトは、覚悟を示したのにもかからわず、やっぱり締りが悪いことを恥じらいつつ額などに付着した小石や砂を払い落とす。
「次はお花を持ってくるね、お父さんお母さん」
「俺も!」
「今日あったことをリリィナにも教えてあげなきゃ」
「そうだな――ん、一応だけど俺の格好が悪い話も?」
「どうしよっかなー」
フェリスはクルッと踵を返し、白銀の尻尾をゆらゆらと左右へ振る姿をユウトへ見せる。
「帰りもまだまだ集めたいし、その間にどうしようか考えようかな~」
「そ、そこをなんとかなりませんかフェリスさん。ちょこっとだけでも誇張してもらえたり」
「聞ーこーえーなーいー」
「あっ、ちょ」
フェリスは鼻歌交じりにスキップしながら進んで行ってしまった。
ユウトも咄嗟に追いかけようとするも、振り返り――。
「これからもよろしくお願いします」
と、深々と一礼し、顔を上げて両手で頬を強めに一度叩き、リリィナを小走りで追いかけ始めた。
しかし耳に入ってくるのは、そよ風に揺れる草木の葉音などの至って普通の環境音。
時たま聞こえてくる小鳥たちや小動物の声だけで、危険な要因となる全てから無縁の状況であった。
「できたら、どう警戒すればいいのか教えてもらえたりするか」
できるだけフェリスの近くに居るものの、ユウトは、それら環境音全てに対して体をビクつかせており、気が休まらず小声でそう問いかけた。
「あ、そうだよね。私は人間よりもよく聞こえる耳があるし、嗅覚も自信があるんだ。鼻は別に凄いってじゃなく、慣れない匂いを探してるだけなんだけど」
「なるほど、獣の匂いは確かに独特だから慣れたら俺でもできそうだな」
「たぶんそこまで時間がかからないと思うよ」
「余裕はあまりないと思うが、索敵用の結界みたいなのってあったりしないのか?」
「あるにはあるけど、察してくれている通りで今は使えてもほとんど範囲を広げることができないね」
「だよなぁ。俺が優秀だったら、即戦力で役に立てたんだろうけど。時間がかかるかもだけど、なんとか使えるようになってみせる」
「ユウト、頼もしい~……――」
「ん?」
急にフェリスが話と足を止めるものだから、ユウトは心臓がドキッと一気に高鳴り始める。
もしかしたら危機的状況が訪れてしまったのではないか、獰猛な獣や魔獣、未知数な魔物の気配を察知してしまったのではないか、と。
冷たい嫌な汗が背中を伝い、早くなっていく呼吸のせいで乾いた喉を潤わせるように生唾を飲む。
が、しかし。
フェリスは短剣を背面の腰に携えてある鞘へ納刀し、哀愁漂う悲し気な表情でユウトへ振り返る。
「ねえユウト、ちょっとだけ時間を貰っちゃってもいいかな」
「……あ、ああ」
(武器をしまったってことは、危ない状況ではないってことだよな……? それを確認したいんだけど、なんだか何も言わないほうがよさそうな気がする)
事実はわからず察することしかできないが、ユウトはなんとなくそう感じた。
フェリスの後追い、ただ静かな時間が流れる。
ユウトはただフェリスを信じて歩くことしかできないわけだが、事実を確認できていないため、そよ風に揺れる草木の音や小鳥たちの可愛らしいさえずりに体をビクつかせ続けた。
(不安を払拭するためには、何かしら聴いた方がいいんだけど……)
と、不安に駆られる気持ちと格闘していたら、リリィナが足を止める。
「……」
「ごめんね、久しぶりに来ることができたから。どうなっているのか確認したかったんだ」
こちらの世界についての常識を知らないユウトでも、目線の先にある建てられている石碑のようなものを一見したら、ここがどういった場所なのかの予想はつく。
「重い話になっちゃうから、できるだけこういう話とかはしないようにしてたんだけど。でもたぶん、村長とかコルサさんとかから聞いちゃってるよね」
「……ああ。勝手に事情を把握しちまって、ごめん」
「ううん、いいの。遅かれ早かれってやつだから」
ユウトは、フェリスと共に石碑――墓場となっている場所まで近づく。
「ここにはね、私とリリィナのお父さんとお母さんが眠ってるの」
「たぶん無神経な質問になる、ごめん」
「大丈夫。どうして、こんな場所にってことだよね」
「……ああ」
「理由は2つあってね。1つは、ここでお父さんとお母さんたちは魔物に襲われたんだって。私とリリィナは村で待ってたからわからないんだけど、全てを知ったのはコルサさんが全てを終わらせてくれた後だったの」
「……」
「それで、2つ目はユウトなら察したんじゃないかな。ほら、私たちって村の人たちからよく思われてないでしょ? それって、【魔法】や【霊法】を使えるからっていうのもあるんだけど、お父さんとお母さんが魔物に殺されたから、呪われてると思われてるみたい。だから、原因でもあるお父さんとお母さんたちのお墓ですら村の敷地内で建てるのはダメだって」
世の中の理不尽と彼女たちを渦巻く悲劇を、ユウトはなんとか感情を押し殺し、事を荒げないようにしていた。
理解も納得もできない世界の常識に対し、歯を噛み締め、拳を握り締め、喉から出かかっている感情を必死に押さえ込んで。
別の世界から来た人間なのだから、『郷に入ったのだから郷に従え』『なんの力も有していない人間が、感情を惨めに吐露するな』と。
だが、このときばかりは我慢の限界に達してしまった。
「なんで、なんで……かけがえのない家族を引き裂き、それまでもこれからも力を頼っておきながら、どうしてそんな酷いことができるんだ……」
ユウトは行き場のない怒りを拳に宿し、意味はないとわかっていながらも自らの太ももへぶつける。
「今だって、こんな年端をいかない少女に危険な真似をさせておいて、結界で護ってもらっているのに、どうしてそんな発想になるんだ」
「ユウト、私たちは大丈夫だよ。みんなだって、不安なんだよ。ただ生きていくだけでも、みんな、きっと」
「それはさすがに優しすぎるんじゃないか」
「ううん、みんなもちゃんとわかってるんだよ。だって、異端の存在だとわかっていても一度だって追い出されそうになったことはないんだよ」
「だからって……現状は、疫病神みたいな扱いをされ、感謝すらされることなく村の端に追いやって……あまりにも扱いが酷すぎるだろ」
フェリスの優しさを尊重したいと思いながらも、納得のいかない理不尽を受け入れることができないユウトは、火の点いた感情を抑えられない。
「たしかにユウトが言っていることは、その通りだよ。でも、幼い私たちが村から追い出されていたら、本当にどうなっていたかわからなかった。ここから離れることができずに、リリィナと一緒に生きることを諦めていたかもしれない。お父さんとお母さんたちの場所に行こうって」
「……」
もしも、そうなってしまっていたのなら、は、ユウトも理解できる。
2人の両親を襲った魔物が闊歩する森の中で、幼気な少女たちが、しかも片方は足が不自由なのだから生存確率は極めて低い。
それに加え、自身がこの世界へと降り立ったその瞬間に遭遇した、あの獰猛な獣も森に生息しているのだから、まさに地上の地獄。
村の中でも別の地獄を味わおうとも、生きていられるのだから、それだけでも亡くなった両親は安心してくれるはず。
「すぅー、はぁー――ごめん、ご両親の前で取り乱して。みっともない姿を見せちゃって、『こんな人が近くに居るのか』って心配させちゃったな」
ユウトは石碑の前で両膝を突き――土下座をする。
「え、どうしたのユウト」
「フェリスのお父さんお母さん、リリィナのお父さんお母さん、ご心配いただいている通り俺はまだまだ未熟で不安要素しかない凡人です。本当にごめんなさい」
額や鼻先に砂や石がゴリゴリと擦れてもなお姿勢を崩すことなく。
「でも、これからもっと頑張って頑張ってできることを増やしていきます。そして、フェリスとリリィナを大切にします。誰がなんて言おうと、どんなことがあろうと俺だけは2人を信頼してずっと仲良くさせてもらいます!」
「ユウト……」
「こんなときに、かっこいいことも気が利いたことも言えないのも、これからなんとかします!」
「ありがとうユウト。もう大丈夫だよ、お父さんとお母さんたちは――たぶん、今までもこれからも優しく笑って見守ってくれるよ。みんな優しいんだから」
フェリスはユウトの右腕を抱え、立ち上がる補助をする。
「ふふっ、その砂とか跡も笑ってくれるよ」
「そ、そう?」
「うんっ」
瞳から溢れ出す涙を、笑いで誤魔化すフェリス。
対するユウトは、覚悟を示したのにもかからわず、やっぱり締りが悪いことを恥じらいつつ額などに付着した小石や砂を払い落とす。
「次はお花を持ってくるね、お父さんお母さん」
「俺も!」
「今日あったことをリリィナにも教えてあげなきゃ」
「そうだな――ん、一応だけど俺の格好が悪い話も?」
「どうしよっかなー」
フェリスはクルッと踵を返し、白銀の尻尾をゆらゆらと左右へ振る姿をユウトへ見せる。
「帰りもまだまだ集めたいし、その間にどうしようか考えようかな~」
「そ、そこをなんとかなりませんかフェリスさん。ちょこっとだけでも誇張してもらえたり」
「聞ーこーえーなーいー」
「あっ、ちょ」
フェリスは鼻歌交じりにスキップしながら進んで行ってしまった。
ユウトも咄嗟に追いかけようとするも、振り返り――。
「これからもよろしくお願いします」
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