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第三章
第15話『お泊り会・男子トーク』
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半ば強制的に始まったお泊り会。
部屋の中心に折り畳みの四つ足の机を囲み座っている。
……といってしまうと、いやいや感が出てしまうけど、正直な話、初めての体験にワクワクしている。
時間も時間だったため、食事は各自済ませてくる手はずになり、本当に言葉を交わすようなものだけになった。
「……それにしても、随分と大胆というかなんというか」
「いやいやー、そんなに褒めないでくれよ!」
「まあ、家の布団の数が足りなかったから、一樹が寝袋を持ってきてくれて助かったよ」
学園で集合になっていたのだけど、ご飯は済ませてくるため、荷物は基本的にはないものと考えていた。
だけど、一樹だけ大きなバックを持ってきていて、まさかその中に寝袋が収納されていたなんて予想だにしていなかった。
ちなみに、他のみんなの荷物量はかなり少なく、全員から奇異の目線を向けられていた。
もちろん、一樹は特に気にしている様子はなかった。
「そ・れ・で、まずは何から話すか」
「そうだね、せっかくこういう機会が生まれたんだから何か話したいけど……」
「うん――なんだか気恥ずかしいね」
男3人、学校では共通の話題について話をするだけでよかったものの、こうして改まって自由に話をして良いって言われると何とも言い難いものがある。
「それにしてもよ、志信ん家ってでっけえな」
「それ思った。しかも、全員分の部屋もあるんでしょ?」
「すげえよな。庭も広かったし、なんだか綺麗な花もあったし。ってことはあれか、メイド? 家政婦? みたいな人を雇ってるとかあるのか?」
「いや、そういうお手伝いさんを雇ってはないね。庭の花とかは母さんが趣味でやってるみたい」
2人は声を揃えて「ほぉ~」と感心している。
「それにしても、本棚のラインナップを見て色々と納得したよ」
「どういうことだ?」
「ああ、一樹にも近いうちにそう思う時が必ず来るよ」
「ほう?」
「ねえ志信、ノートとかって見せてもらえたりするかな?」
「いいけど、そんなに珍しいことなんて書いてないと思うよ。その机の上に何冊か置いてあるから、自由に見て良いよ」
「ありがとう、じゃあ早速」
そう言うと、桐吾は立ち上がって机のところへ行き、椅子に腰を下ろす。
「あ、じゃあさ、テストの点数についてとかどうだ。ちなみに俺は六十五点」
「僕は百点だった」
「僕は惜しくも九十四点だったよ。なるほどね、志信には敵う気がしないよ」
「な、なん……だと……。点数が低かったのは俺だけ……」
いつもの覇気は徐々に薄れていく。
その落ち込みようは、人が変わってしまったかのようだ。
予想以上の高低差にこちらからかける言葉が見つからない。
それを見越してか、桐吾が話題を切り替える。
「志信ってなんでここまで頑張れるの?」
本人は軽い話題的になのだろうけど、こちらにとっては様々な思考を働かされた。
どうしてそんな不遇職を選び、そこまで頑張れるのか。
何か目標があるから頑張れるのか。
何か大きなことをしようとしているから頑張れるのか。
普通に考えれば、そんな疑問を抱くのは当然だ。
たぶん、桐吾のことだから、他の学園事情についても少しは把握しているだろうから、そういう疑問は真っ当といえる。
「大した理由なんてないよ。ただ、憧れたんだ」
「誰に?」
「クラン【大成の樹】、マスターのあの人に」
「上木道徳さん……なるほど、そういうことか」
「【大成の樹】っていったら、あの最前線レジェンドクランじゃねえか! しかも、そのリーダーは支援強化魔術師……ああ、そういうことか」
「まあ、そうだね」
この世界にある七窟。
これらダンジョンは、生活基盤である魔水晶の宝庫であり、それを採取・回収することにより生活を立ててる人たちがいる。
だけど、それだけではない。
その先を目指す人たちもいる。
――ダンジョン攻略。
未だ未知の面を秘めているダンジョンを攻略する人たちは、いつ死ぬかもわからない場所を切り開き、ダンジョンに挑み続けている。
その最前線組の一つのクランが【大成の樹】。
彼らは、未踏破領域を何度も攻略しては名声をほしいままに集めている。
「そんなレジェンドを目標に据えてるんだ、何度挫折しても、何度敗北を知ろうとも諦めるはずはない……か」
「なんだよその夢、でっかすぎんだろ! でもさ、やっべえなそれ。鳥肌立ったわ」
「てっきり、笑われるものだと思ってたよ」
「いや、かっこよすぎる夢だろ。そんな立派な目標がある人間なんて絶対に笑わねえよ」
「そうだね。僕も同意見だ」
一樹の目を見たら、真剣な眼差しをこちらに向けていた。桐吾も同じく。
こんなことを誰かに話したのは初めてだ。
家族の誰にもこのことを話したことはない。
そして、こんなに自分と真剣に向き合ってくれた人に出会ったのも初めてだ。
今まで、誰にも肯定されたことがなかった。
今日初めて自分が認められた気がした。
つい目頭が熱くなり、涙が混み上がってきそうになる。
一度、眼を閉じて涙が零れないように天井に目線を向け、自分を誤魔化した。
恥ずかしい自分を見られなかったのは、すぐに話を繋いでくれた一樹のおかげだった。
「俺にも目標はあるんだけど……あれだな。志信のを最初に聞いちまったのは失敗だったな」
「たしかに、僕にも目標というか目的はあるけど、かなりちっぽけになっちゃうね」
「ははっ、違いねえ。ちなみに、俺は金持ちになりてえ。実はさ、俺ん家は貧乏でよ。だから、将来ダンジョンに潜って沢山金稼いで家族みんなに裕福な生活をさせてやりてえんだ」
「それも凄く立派なことだと思うよ」
「ありがとうよ」
このまま天井を見上げていても不自然極まりない。
目線を戻し、桐吾にも質問を投げる。
「桐吾の、その目的っていうのはどういうのなの?」
「ああ、2人のに比べると大分小さいけれど、越えたい人がいるんだ」
「父親とか?」
「いや、兄だね」
「なるほどなぁ。俺に上はいねえけど越えたい存在がいるってのも、なんだか熱いな」
「うん、僕もそう思う。僕はこういうクラスだから、そういうのって考えたこともなかったから」
「2人ともありがとう」
軽く始まった話題は、真剣さを帯びてしまっていた。
だけど、なりたい自分、叶えたい夢、越えたい人。みんな心に燃やすものを持っていた。
こんな話を聴けただけでも、このお泊り会はかなり有意義なものになったといえる。
僕には思いつきもしなかったこの提案をしてくれた一樹には感謝しかない。
このパーティのリーダーとして、まずはこの学事祭の試験を乗り越えなければ。
引き締めていた気持ちが、より一層固く結ばれた。
部屋の中心に折り畳みの四つ足の机を囲み座っている。
……といってしまうと、いやいや感が出てしまうけど、正直な話、初めての体験にワクワクしている。
時間も時間だったため、食事は各自済ませてくる手はずになり、本当に言葉を交わすようなものだけになった。
「……それにしても、随分と大胆というかなんというか」
「いやいやー、そんなに褒めないでくれよ!」
「まあ、家の布団の数が足りなかったから、一樹が寝袋を持ってきてくれて助かったよ」
学園で集合になっていたのだけど、ご飯は済ませてくるため、荷物は基本的にはないものと考えていた。
だけど、一樹だけ大きなバックを持ってきていて、まさかその中に寝袋が収納されていたなんて予想だにしていなかった。
ちなみに、他のみんなの荷物量はかなり少なく、全員から奇異の目線を向けられていた。
もちろん、一樹は特に気にしている様子はなかった。
「そ・れ・で、まずは何から話すか」
「そうだね、せっかくこういう機会が生まれたんだから何か話したいけど……」
「うん――なんだか気恥ずかしいね」
男3人、学校では共通の話題について話をするだけでよかったものの、こうして改まって自由に話をして良いって言われると何とも言い難いものがある。
「それにしてもよ、志信ん家ってでっけえな」
「それ思った。しかも、全員分の部屋もあるんでしょ?」
「すげえよな。庭も広かったし、なんだか綺麗な花もあったし。ってことはあれか、メイド? 家政婦? みたいな人を雇ってるとかあるのか?」
「いや、そういうお手伝いさんを雇ってはないね。庭の花とかは母さんが趣味でやってるみたい」
2人は声を揃えて「ほぉ~」と感心している。
「それにしても、本棚のラインナップを見て色々と納得したよ」
「どういうことだ?」
「ああ、一樹にも近いうちにそう思う時が必ず来るよ」
「ほう?」
「ねえ志信、ノートとかって見せてもらえたりするかな?」
「いいけど、そんなに珍しいことなんて書いてないと思うよ。その机の上に何冊か置いてあるから、自由に見て良いよ」
「ありがとう、じゃあ早速」
そう言うと、桐吾は立ち上がって机のところへ行き、椅子に腰を下ろす。
「あ、じゃあさ、テストの点数についてとかどうだ。ちなみに俺は六十五点」
「僕は百点だった」
「僕は惜しくも九十四点だったよ。なるほどね、志信には敵う気がしないよ」
「な、なん……だと……。点数が低かったのは俺だけ……」
いつもの覇気は徐々に薄れていく。
その落ち込みようは、人が変わってしまったかのようだ。
予想以上の高低差にこちらからかける言葉が見つからない。
それを見越してか、桐吾が話題を切り替える。
「志信ってなんでここまで頑張れるの?」
本人は軽い話題的になのだろうけど、こちらにとっては様々な思考を働かされた。
どうしてそんな不遇職を選び、そこまで頑張れるのか。
何か目標があるから頑張れるのか。
何か大きなことをしようとしているから頑張れるのか。
普通に考えれば、そんな疑問を抱くのは当然だ。
たぶん、桐吾のことだから、他の学園事情についても少しは把握しているだろうから、そういう疑問は真っ当といえる。
「大した理由なんてないよ。ただ、憧れたんだ」
「誰に?」
「クラン【大成の樹】、マスターのあの人に」
「上木道徳さん……なるほど、そういうことか」
「【大成の樹】っていったら、あの最前線レジェンドクランじゃねえか! しかも、そのリーダーは支援強化魔術師……ああ、そういうことか」
「まあ、そうだね」
この世界にある七窟。
これらダンジョンは、生活基盤である魔水晶の宝庫であり、それを採取・回収することにより生活を立ててる人たちがいる。
だけど、それだけではない。
その先を目指す人たちもいる。
――ダンジョン攻略。
未だ未知の面を秘めているダンジョンを攻略する人たちは、いつ死ぬかもわからない場所を切り開き、ダンジョンに挑み続けている。
その最前線組の一つのクランが【大成の樹】。
彼らは、未踏破領域を何度も攻略しては名声をほしいままに集めている。
「そんなレジェンドを目標に据えてるんだ、何度挫折しても、何度敗北を知ろうとも諦めるはずはない……か」
「なんだよその夢、でっかすぎんだろ! でもさ、やっべえなそれ。鳥肌立ったわ」
「てっきり、笑われるものだと思ってたよ」
「いや、かっこよすぎる夢だろ。そんな立派な目標がある人間なんて絶対に笑わねえよ」
「そうだね。僕も同意見だ」
一樹の目を見たら、真剣な眼差しをこちらに向けていた。桐吾も同じく。
こんなことを誰かに話したのは初めてだ。
家族の誰にもこのことを話したことはない。
そして、こんなに自分と真剣に向き合ってくれた人に出会ったのも初めてだ。
今まで、誰にも肯定されたことがなかった。
今日初めて自分が認められた気がした。
つい目頭が熱くなり、涙が混み上がってきそうになる。
一度、眼を閉じて涙が零れないように天井に目線を向け、自分を誤魔化した。
恥ずかしい自分を見られなかったのは、すぐに話を繋いでくれた一樹のおかげだった。
「俺にも目標はあるんだけど……あれだな。志信のを最初に聞いちまったのは失敗だったな」
「たしかに、僕にも目標というか目的はあるけど、かなりちっぽけになっちゃうね」
「ははっ、違いねえ。ちなみに、俺は金持ちになりてえ。実はさ、俺ん家は貧乏でよ。だから、将来ダンジョンに潜って沢山金稼いで家族みんなに裕福な生活をさせてやりてえんだ」
「それも凄く立派なことだと思うよ」
「ありがとうよ」
このまま天井を見上げていても不自然極まりない。
目線を戻し、桐吾にも質問を投げる。
「桐吾の、その目的っていうのはどういうのなの?」
「ああ、2人のに比べると大分小さいけれど、越えたい人がいるんだ」
「父親とか?」
「いや、兄だね」
「なるほどなぁ。俺に上はいねえけど越えたい存在がいるってのも、なんだか熱いな」
「うん、僕もそう思う。僕はこういうクラスだから、そういうのって考えたこともなかったから」
「2人ともありがとう」
軽く始まった話題は、真剣さを帯びてしまっていた。
だけど、なりたい自分、叶えたい夢、越えたい人。みんな心に燃やすものを持っていた。
こんな話を聴けただけでも、このお泊り会はかなり有意義なものになったといえる。
僕には思いつきもしなかったこの提案をしてくれた一樹には感謝しかない。
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