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三章 自分を知ること
14.領主の仕事とは
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翌日からジョナサンを始め、自分の担当の業務を指導してくれる事になった。
「正直なところ、領主は細かなところまで知っている必要はありません。メイドが何したこれしたとか、派遣した責任者がどのように動き、部下を管理したなんてのはいりません」
「うん」
屋敷の会談などの仕事をするための部屋。ジョナサンは静かな口調で話している。
「指示、中間報告、結果。ここを把握します。視察は気になったことなど確認して、順調かどうか、問題ないかを確認する場です」
「うん」
そこでやりにくい、不作だなんてことがあれば対策を取る。現在稼働中のものは維持しさらなる発展を考えるために行く。
「基本の流れは全て同じです。街であろうと農地であろうと」
「うん」
とても丁寧に講義をしてけれる。
「しかし、これが出来るようにするには組織をきちんと作らねばなりません。領主は領内でどんな事業をしているか、予算はどのくらいかかっているか、それに対して収入がどれほどあるかを把握をする必要があります」
「うん」
全体を把握するのか。ふんふん、変えたい所とか不満を聞く……か。
「簡単に考えれば個人でどこかに雇われているのと同じです。収入から、家賃、食費、衣服代、交際費など、それを考えて生活するはずです」
「うん」
「それが大きくなります。そして、一番の違いは、自分の生活だけではないのです。家臣、民の生活の責任が生じます。家族であれば親、稼ぎ頭の責任ですね。ここが破綻すると一家離散が起きます。それが領地全体だとお考えください。これは国にも波及します」
「なんと……」
漠然と分かってはいたけど、言葉にされると余計に身につまされる。ぼんやりやることではない。
「なんとなく責任感はでましたか?」
「うん」
「長くやっている領主はここを忘れます。子供の頃から裕福に困ったことなどなく育つ。システムはすでに上手く回っていて、家臣も先代からの者で特に問題にならず回る。意識しなくなるんです」
ジョナサンは続ける。
ですが、それは先代の功績であって、次代の領主の力じゃない。同じようにやっても、家臣、民を侮ればついてきてくれはしない。当然だな。
「では何をすればついて来てくれるか。お分かりですか?」
「ただ仕事を真面目にすればいいだけじゃないんだよね」
「ええ。それですと逃げはしませんが、慕われはしませんね。あくまで稼ぐためにといるだけになります」
「だよなあ」
ふたりで考えた。自分の国はこれで傾いている。家臣の心を掴めなかったからだ。ならばどうすれば………魅力とはなんだろう。
「なあ、お前はなぜ父上の側近をやっているんだ?何がよくてここにいる?」
ふふっと微笑み僕らを見る。
「我が家は代々こちらに仕える家系ですね。私は土地なしの伯爵家です。基本当主は城勤めだす」
「へえ。お前は二男か」
「はい。二男以下の誰か、もしくは全部こちらに来ることが多いですね」
家系だから来るだけじゃないんだろう。嫌なら他もあるんだし、城に士官も出来るはずだ。
「父上の何がよくて他所に行かなかったんだ?」
少し考えた様子でうーんって。
「そうですねぇ。側にいると楽しいからです。歳も近く子供の頃から知っていますしね。それに困った人ではありますが、手を貸したくなる方なのです。これが全てですかね」
「ほほう」
手を貸したくなる。
これだろうな魅力って。父上の何がってことではないんだろう。この人のためなら頑張ろうって気にさせる何か。
「それって僕にもあると思う?」
ふふっと笑い僕を見る。
「それは分かりません。ですがまず雰囲気は大丈夫ですかね。人を寄せ付けない感じはないですから。後はあなたを好きになってくれる人を身近に置き、更に増やす」
「簡単に言うよ。エロい目線でなら僕を好んでくれる者はたくさんいたけど、それなくしてどれだけの人が……」
僕は見た目だけだよ。きれい、かっこいいとかそんなのばっかだった気がする。
「キャル、僕はあなたの見た目だけで好きになったんじゃない。困っている人を見つけ、手を差し伸べることが出来るあなただから、好きになったんだ。きっと他にもいるよ」
「そうかな」
「そうだよ!」
カミーユはなあ、彼自体が優しく思いやりがあるタイプだからあれだけど、僕どこか冷めてるからねぇ。そんな事ないよって言ってくれるけど、あんまり信じられない。妻の贔屓目があるのではと疑う。そんなやり取りを見ていたジョナサン。
「冷めている部分は大切ですよ。変に感情で突っ走らないから。冷静に分析する力は大切ですからね。それしか見えなくなるなんて、周りが困ります」
「あはは。そうだね。長が暴れたら困るもんね」
この国は今は安定していますが、昔は何かとあったようです。領主同士が仲がよく、間違っているのにも関わらず関係の良さで切れずに味方して、結局どちらも無くなったなんて家もあったそうだ。
「領主はそれでよかったかもしれません。ですが家臣は職を失い、土地は他家の管理になる。そうすればやり方も税制も変わる。どれだけの者が迷惑を被ったか。冷静に物を考えることは大切ですよ」
「悪いばかりじゃないか」
「はい。感情を優先するばかりではつとまりません」
この辺りは未開発の土地が多く、誰でも土地持ちになる事はやろうと思えば出来るのだそう。庶民ですらね。なぜやらないんだろうとふと、思った。まあ脱線だけど。
「この国は貴族しか土地を開発出来ないのか?」
「いいえ。荒野なら好きにすればいい。ですが、あんまりやりません」
「なんで?」
「それは作物が育たないからです」
「うん?……あ」
そうだった。この辺りは土地の力が弱いって言ってたよ。そのための教会だった。
「魔力が膨大に必要になるからか」
「ええ。現在領地になっている場所は元々ある程度作物が育ちます。ところどころ育ちが悪いだけ。ですが、我が領地の奥は逆。育つところの方が少ない。雨も少なく砂漠があったり、逆に雨が多く沼ばかりで開発に手間取る土地です。その手間を考えるとやりたがりません」
昔の人はそれをどうにかしてってのが近隣の国ですね。今は便利になりましたから、ここより遠い他国に行き開拓して、そこの貴族になる者の方が多い。無駄なことはしませんよって。
「そっか、だから貴族少ないのか」
「ええ、貴族になりたいとか思う者は遠くに行きます。そうそう!未開の地を開拓して国にした人もいますよ。まだ小さいけど森が多く、製紙の技術が抜きん出てて。えーっと」
そう言うと立ち上がり引き出しをゴソゴソ。あった!って。
「これです。白だけでもこれほどの種類があり、色紙も」
机に何枚も広げて見せてくれた。
「手にとって見てください」
「うん」
うわっさわり心地が全部違う。ザラザラな感じから滑らかの物まで。色も赤からピンク緑青、黄色。
「こちらは手紙用の便箋。線が引かれていて書きやすく、ほらここ。家紋などの印ではなく絵が入っていたり。華やかなんですよ」
「へえ……これすごいね。色もあって」
絵は精巧に描かれた花や街の景色だ。一枚ずつ描いてるの?
「いいえ、印刷の技術も凄いんです。これ全部印刷」
「うそ!どうやってるんだ?っていうか印刷ってなに?版画みたいなの?」
「そうです。新聞は黒一色ですが、こちらは色彩があります。あの技術の発展のようですが、門外不出で、どうやってるのかは不明です」
「へえ……」
これお値段高そうでしょう?でもこちらにある紙より少し高いだけだそう。庶民も手軽に買える値段なんだって。
「高いのはもちろんあります。貴族が好んでお茶会とかの案内に使うものです封筒もね。製紙と印刷。これを近隣から広めて売っています。そのうちこちらにも来るかも知れません」
「まだ来ないの?」
僕は手元の紙を繁々と見つめていた。
「ええ、国が小さく隣くらいですかね。商品もそんなに作れてないようです。欲しい人は多いのですが、間に合っていません」
これからの国ですねって。
「なんでここにあるの?」
「それはこの国からの人だったから。いつか売りに行くから買ってねって貴族に配った見本なのです」
「ふーん、商魂たくましいな」
あははと笑った。この国の民は努力を惜しみません。自分の才がどこまでか試す人が多いんです。この国は最も成功した部類ですって。
「なんとまあ。商人では済まさず国にする。どんだけだよ。僕は領主だけでこんなに不安なのに」
「本当に市井には驚くような人物が潜んでますね。因みに私は出来ません。領主もね」
性格的に向かないそうだ。誰かの相談役が向いていて、だからここにいるんだってさ。
「参謀タイプなんだな」
「ええ、ゼロから考えるのは不得意。でもあるものの改良は得意です。それも文官の仕事に特化していると感じてます」
「やりがいがあるんだな」
「ええ。毎日楽しいですよ」
実際の執務はこの領地の場合、ジョナサンと他三名いるそうだ。秘書を兼任してるのがジョナサンで、他は執務のみ。だから僕らと会わないんだそうだ。当然文官も多くいるけど、その人らもね。
「領地内にはたくさんの管理者がおります。全て貴族が管理の長をしています。身内の下級貴族の者や、その身内の者など。数えたことはありませんが、結構いるんしゃないかな?」
「ふーん」
それだけの人をここで全部管理か。
うふふ。そんな人数をおかしな事を思わせずに雇い続けるのか。僕はスーッと体が冷えて行くのを感じていた。そんなの出来るのかよってね。
「正直なところ、領主は細かなところまで知っている必要はありません。メイドが何したこれしたとか、派遣した責任者がどのように動き、部下を管理したなんてのはいりません」
「うん」
屋敷の会談などの仕事をするための部屋。ジョナサンは静かな口調で話している。
「指示、中間報告、結果。ここを把握します。視察は気になったことなど確認して、順調かどうか、問題ないかを確認する場です」
「うん」
そこでやりにくい、不作だなんてことがあれば対策を取る。現在稼働中のものは維持しさらなる発展を考えるために行く。
「基本の流れは全て同じです。街であろうと農地であろうと」
「うん」
とても丁寧に講義をしてけれる。
「しかし、これが出来るようにするには組織をきちんと作らねばなりません。領主は領内でどんな事業をしているか、予算はどのくらいかかっているか、それに対して収入がどれほどあるかを把握をする必要があります」
「うん」
全体を把握するのか。ふんふん、変えたい所とか不満を聞く……か。
「簡単に考えれば個人でどこかに雇われているのと同じです。収入から、家賃、食費、衣服代、交際費など、それを考えて生活するはずです」
「うん」
「それが大きくなります。そして、一番の違いは、自分の生活だけではないのです。家臣、民の生活の責任が生じます。家族であれば親、稼ぎ頭の責任ですね。ここが破綻すると一家離散が起きます。それが領地全体だとお考えください。これは国にも波及します」
「なんと……」
漠然と分かってはいたけど、言葉にされると余計に身につまされる。ぼんやりやることではない。
「なんとなく責任感はでましたか?」
「うん」
「長くやっている領主はここを忘れます。子供の頃から裕福に困ったことなどなく育つ。システムはすでに上手く回っていて、家臣も先代からの者で特に問題にならず回る。意識しなくなるんです」
ジョナサンは続ける。
ですが、それは先代の功績であって、次代の領主の力じゃない。同じようにやっても、家臣、民を侮ればついてきてくれはしない。当然だな。
「では何をすればついて来てくれるか。お分かりですか?」
「ただ仕事を真面目にすればいいだけじゃないんだよね」
「ええ。それですと逃げはしませんが、慕われはしませんね。あくまで稼ぐためにといるだけになります」
「だよなあ」
ふたりで考えた。自分の国はこれで傾いている。家臣の心を掴めなかったからだ。ならばどうすれば………魅力とはなんだろう。
「なあ、お前はなぜ父上の側近をやっているんだ?何がよくてここにいる?」
ふふっと微笑み僕らを見る。
「我が家は代々こちらに仕える家系ですね。私は土地なしの伯爵家です。基本当主は城勤めだす」
「へえ。お前は二男か」
「はい。二男以下の誰か、もしくは全部こちらに来ることが多いですね」
家系だから来るだけじゃないんだろう。嫌なら他もあるんだし、城に士官も出来るはずだ。
「父上の何がよくて他所に行かなかったんだ?」
少し考えた様子でうーんって。
「そうですねぇ。側にいると楽しいからです。歳も近く子供の頃から知っていますしね。それに困った人ではありますが、手を貸したくなる方なのです。これが全てですかね」
「ほほう」
手を貸したくなる。
これだろうな魅力って。父上の何がってことではないんだろう。この人のためなら頑張ろうって気にさせる何か。
「それって僕にもあると思う?」
ふふっと笑い僕を見る。
「それは分かりません。ですがまず雰囲気は大丈夫ですかね。人を寄せ付けない感じはないですから。後はあなたを好きになってくれる人を身近に置き、更に増やす」
「簡単に言うよ。エロい目線でなら僕を好んでくれる者はたくさんいたけど、それなくしてどれだけの人が……」
僕は見た目だけだよ。きれい、かっこいいとかそんなのばっかだった気がする。
「キャル、僕はあなたの見た目だけで好きになったんじゃない。困っている人を見つけ、手を差し伸べることが出来るあなただから、好きになったんだ。きっと他にもいるよ」
「そうかな」
「そうだよ!」
カミーユはなあ、彼自体が優しく思いやりがあるタイプだからあれだけど、僕どこか冷めてるからねぇ。そんな事ないよって言ってくれるけど、あんまり信じられない。妻の贔屓目があるのではと疑う。そんなやり取りを見ていたジョナサン。
「冷めている部分は大切ですよ。変に感情で突っ走らないから。冷静に分析する力は大切ですからね。それしか見えなくなるなんて、周りが困ります」
「あはは。そうだね。長が暴れたら困るもんね」
この国は今は安定していますが、昔は何かとあったようです。領主同士が仲がよく、間違っているのにも関わらず関係の良さで切れずに味方して、結局どちらも無くなったなんて家もあったそうだ。
「領主はそれでよかったかもしれません。ですが家臣は職を失い、土地は他家の管理になる。そうすればやり方も税制も変わる。どれだけの者が迷惑を被ったか。冷静に物を考えることは大切ですよ」
「悪いばかりじゃないか」
「はい。感情を優先するばかりではつとまりません」
この辺りは未開発の土地が多く、誰でも土地持ちになる事はやろうと思えば出来るのだそう。庶民ですらね。なぜやらないんだろうとふと、思った。まあ脱線だけど。
「この国は貴族しか土地を開発出来ないのか?」
「いいえ。荒野なら好きにすればいい。ですが、あんまりやりません」
「なんで?」
「それは作物が育たないからです」
「うん?……あ」
そうだった。この辺りは土地の力が弱いって言ってたよ。そのための教会だった。
「魔力が膨大に必要になるからか」
「ええ。現在領地になっている場所は元々ある程度作物が育ちます。ところどころ育ちが悪いだけ。ですが、我が領地の奥は逆。育つところの方が少ない。雨も少なく砂漠があったり、逆に雨が多く沼ばかりで開発に手間取る土地です。その手間を考えるとやりたがりません」
昔の人はそれをどうにかしてってのが近隣の国ですね。今は便利になりましたから、ここより遠い他国に行き開拓して、そこの貴族になる者の方が多い。無駄なことはしませんよって。
「そっか、だから貴族少ないのか」
「ええ、貴族になりたいとか思う者は遠くに行きます。そうそう!未開の地を開拓して国にした人もいますよ。まだ小さいけど森が多く、製紙の技術が抜きん出てて。えーっと」
そう言うと立ち上がり引き出しをゴソゴソ。あった!って。
「これです。白だけでもこれほどの種類があり、色紙も」
机に何枚も広げて見せてくれた。
「手にとって見てください」
「うん」
うわっさわり心地が全部違う。ザラザラな感じから滑らかの物まで。色も赤からピンク緑青、黄色。
「こちらは手紙用の便箋。線が引かれていて書きやすく、ほらここ。家紋などの印ではなく絵が入っていたり。華やかなんですよ」
「へえ……これすごいね。色もあって」
絵は精巧に描かれた花や街の景色だ。一枚ずつ描いてるの?
「いいえ、印刷の技術も凄いんです。これ全部印刷」
「うそ!どうやってるんだ?っていうか印刷ってなに?版画みたいなの?」
「そうです。新聞は黒一色ですが、こちらは色彩があります。あの技術の発展のようですが、門外不出で、どうやってるのかは不明です」
「へえ……」
これお値段高そうでしょう?でもこちらにある紙より少し高いだけだそう。庶民も手軽に買える値段なんだって。
「高いのはもちろんあります。貴族が好んでお茶会とかの案内に使うものです封筒もね。製紙と印刷。これを近隣から広めて売っています。そのうちこちらにも来るかも知れません」
「まだ来ないの?」
僕は手元の紙を繁々と見つめていた。
「ええ、国が小さく隣くらいですかね。商品もそんなに作れてないようです。欲しい人は多いのですが、間に合っていません」
これからの国ですねって。
「なんでここにあるの?」
「それはこの国からの人だったから。いつか売りに行くから買ってねって貴族に配った見本なのです」
「ふーん、商魂たくましいな」
あははと笑った。この国の民は努力を惜しみません。自分の才がどこまでか試す人が多いんです。この国は最も成功した部類ですって。
「なんとまあ。商人では済まさず国にする。どんだけだよ。僕は領主だけでこんなに不安なのに」
「本当に市井には驚くような人物が潜んでますね。因みに私は出来ません。領主もね」
性格的に向かないそうだ。誰かの相談役が向いていて、だからここにいるんだってさ。
「参謀タイプなんだな」
「ええ、ゼロから考えるのは不得意。でもあるものの改良は得意です。それも文官の仕事に特化していると感じてます」
「やりがいがあるんだな」
「ええ。毎日楽しいですよ」
実際の執務はこの領地の場合、ジョナサンと他三名いるそうだ。秘書を兼任してるのがジョナサンで、他は執務のみ。だから僕らと会わないんだそうだ。当然文官も多くいるけど、その人らもね。
「領地内にはたくさんの管理者がおります。全て貴族が管理の長をしています。身内の下級貴族の者や、その身内の者など。数えたことはありませんが、結構いるんしゃないかな?」
「ふーん」
それだけの人をここで全部管理か。
うふふ。そんな人数をおかしな事を思わせずに雇い続けるのか。僕はスーッと体が冷えて行くのを感じていた。そんなの出来るのかよってね。
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