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妹としたいと想像するのはいけない事ですか?
第4話 賢者タイム
『お兄ちゃん……気持ち……いい』
妹が僕の耳元でそう呟く……その瞬間僕の脳に電気ショックの様な物が走る。
そして脳内から溢れ出た快感が身体全体に伝わる。
僕は布団の中で必死になる。やがて手足がピンと伸びつった様な感覚が襲う。
最後に腰の辺りから局部に向かってじわっとした快感が襲う。
その瞬間僕は妄想のキャラから現実に、妹の顔に、妹の写真に、想像の妹から現実の妹に切り替える。
「し……詩音……」妹の名前を呼んだのを切っ掛けに、我慢していた物がドバドバと脳内麻薬と共にほとばしり、飛んで行った。
恍惚の瞬間……、そしてその直ぐ後に襲って来る罪悪感……。
「……はあ……」
また……してしまった……賢者タイムに陥り僕はベットから起き上がる……と深いため息を一つついた。
妹の寝間着、制服、私服、そして下着……当たり前だけど普通にその辺に干してある……。
そして、靴や帽子等……匂いのする物はその辺にいくらでもあったりする。
当たり前だ……一緒に住んでいるのだから……。
好きな人と一緒に住んでいる……顔や身体だけとはいえ、僕は妹が好きでたまらない……。
アイドルと一緒に住んでいると言えばわかって貰えるかも知れない。
テレビの向こうで笑うアイドル……普段の性格なんて知るよしも無い……。
なので僕達は勝手に補完する……妹を自分好みに、自分好みの性格に……。
つまりはそういう事なんだ……僕にとって妹はアイドルと同じ……テレビの中の存在の人物と一緒……。
そんなアイドルと一緒に暮らしているんだ……こうでもしないと……欲望を抑えられない。
そう思いながらゴミ箱に丸めてあるティッシュをじっと見つめる……。
僕はいつか手の届かない存在に、いや手を出してはいけない存在に……妹に……いつか手を出してしまうかも知れない。
いつか……洗濯籠の中にある……妹の下着に……手を伸ばしてしまうかも知れない。
そしてそれは始まりに過ぎない……洗濯物から本物に移行しかねない……。
覗きや寝ている隙になんて事をしてしまうかも知れない。
そうなったら終わりだ、破滅だ……今だってこんな趣味がバレたら……妹物で興奮している事が、妹自身に興奮している事がバレたら……僕は終わりだ。
妹からは嫌われ母からは勘当され、行き場を失った僕は若くして野垂れ死にする……なんて事に……なりかねない。
大袈裟かも知れないが、でも今以上に妹から嫌われたら……口も聞いて貰えない様になったら……汚物でも見る様な目で見られたら…………ヤバい一瞬ちょっと良いかもなんて……いやいや……。
もとい……僕が性的な目で見ているなんて事を……妹に知られたら……。
でも……そうなる可能性があるってわかっても、これが悪い事だと、してはいけないとわかっても……。
止められない……好きって気持ちは……抑えられない。
僕は再びベットに寝転び布団にくるまる。
そしてまた目を摘むって妹の事をを思い出す。可愛かったあの頃、一緒にお風呂に入ったあの身体を思い出す……今でもはっきりと覚えている……濡れた肌、ツルツルだった身体……。
あれから数年……今の妹と結び付ける、薄着の妹から今の妹の裸を想像する。 あれから成長したらどうなっているかを想像する。
そして思い浮かべる僕はまた自分で自分を慰める……絶対に手を出さない為に……ここで止まるために……僕は毎日……そうやってこの気持ちを抑え、やり過ごしていた。
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