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5. 神様の自業自得じゃないか…
しおりを挟む促されるまま出された椅子に座ると、二人も前に座って話しだした…
世界の名は【アルカナ】
地球に比べて一回りほど小さな星で、自然も豊かだそうだ。
今いる神は四人
守護の神 ディフェス
戦闘の神 オフェス
慈愛の神 ラビュー
豊穣の神 ハーベス
元々は創造神としてディフェス様一人だけであったが、人々の交流などを眺めているうちに一人が寂しくなり、自身の力を使いそれぞれの神を作ったという。
最初に作ったのは戦闘の神。
何分初めてだったもんで加減がわからず、自身の攻撃系スキルを全て譲渡する形で構築。
この瞬間、創造神から守護の神へと変わり、戦闘の神が生まれた。
しかし、ここで問題が起きた。
生まれた我が子が可愛くて嬉しくて、あれやこれやと世話を焼くうち徐々に戦闘の神の方へとパワーバランスが崩れていったのだ。
それにより下界では争いが生まれ、戦争が起き、人や小さな獣しかいなかった星には魔族や魔物が生まれてしまった。
混沌とした世界になってしまったのだ。
その後、パワーバランスを整えるために慌てて新たな神を作った。
自身の力を譲渡するのではなく、癒し、生産などのスキルを作り、それをベースに構築。慈愛の神と豊穣の神を生み出した。
徐々に世界は平和を取り戻していき、新たな種族も増えた。
それぞれの集落から国へと変わり、今のアルカナの形へと落ち着いたそうだ。
しかし争いの中で人々に根付いてしまったのが 攻撃は最大の防御 という常識。
怪我はほっとけば治るが、命は戻らない。やられる前にやれ説だ…。
「でも、家族とかは怪我とかして欲しくないだろうし…少なくとも守護の神に祈りそうだけど…」
『攻撃は最大の防御。という考えがあまりに根強くて、怪我する前に相手を倒せますようにーなんて祈る人がほとんどなのよ。守護の神の存在が薄まり過ぎているの…』
治癒師もいたが、愛する者は救われる。神を愛せ。というスタンスで、慈愛の神を信仰しているそうだ。なんか無理やりだなぁ…
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