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前世マフィアの私が何故か生まれ変わってJKになっていました。7
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「確かに、前世では沢山の事がありました。悔いがないと言えば、嘘になります。もっと生きていたかったし、もっとあの子の傍に居たかった。」
「でもね、其れは前世の事です。今の私は、今生に新たな生を受けた私です。」
「だから、もう、いいんです。」
「私は、私だから。」
「だから、心配しなくて大丈夫ですよ。」
大方、この優しい義兄は、自分が傷つく。とか、そんなことを思ったのだろう。
確かに前世は、辛いことも苦しいことも沢山あった。
任務をしていて、何度も死のうと思った
だけど、こんな私でも、傍に居てくれる人がいた。
後悔がないと言えばそれは嘘になる。
だけど、もう唯の事で後悔はしない。
私は今を、かけがえの無いこの瞬間を生きるから。
だから、
前世の事はもう、吹っ切る
「後!勿体無いじゃないですか!折角神様とやらが生まれ変わらせてくれたんですよ!今生こそは何があろうとヒャッハーしてやりますよ!」
「だから何で何時もお前は最後で台無しにして行くの?ねえ何で?」
嗚呼、そうだ。
こいつは、ぶっ飛んでて、馬鹿みたいで
其れでも、真っ直ぐで、優しい
唯一人の、俺の大切な妹だ。
「なあ、蓮華。」
俺の少し前を行く義妹に話しかける。
「はい、何ですか?」
「俺とお前に、血の繋がりは一切無い。苗字は同じだが、血縁関係で言えば、赤の他人だ。」
「…はい。そうですね。」
「其れでも、お前は、」
「俺のたった一人の、かけがえの無い、家族だよ。」
流れる血が、違う物だろうと。
俺達は家族だ。
だって、
血より濃い何かがあるって、信じたいじゃないか。
「…そういう所で泣かせに来るのは、狡いです。」
「ハッ。お前に言われたかぁねえよ」
「ねえ、千尋さん。」
「何だよ。」
「千尋さんも、私の、自慢で誇りの、兄です。」
「…そっか」
「はい!」
「まあ、お前がそこまで言ったんなら大丈夫だろ。何かあったら絶対言えよ。」
「はい」
「…んで、今度は俺の番だな。」
…と言うことは、千尋さんも死んだのだろうか。緊張しながら義兄の次の言葉を待つ。
「と言ってもそんな大したことじゃねえよ。
俺は、お前の死んだ二年後くらいか?
赤羽に殺された。」
かなし過ぎるその事実を、千尋さんは息をする様に言った。
「でもね、其れは前世の事です。今の私は、今生に新たな生を受けた私です。」
「だから、もう、いいんです。」
「私は、私だから。」
「だから、心配しなくて大丈夫ですよ。」
大方、この優しい義兄は、自分が傷つく。とか、そんなことを思ったのだろう。
確かに前世は、辛いことも苦しいことも沢山あった。
任務をしていて、何度も死のうと思った
だけど、こんな私でも、傍に居てくれる人がいた。
後悔がないと言えばそれは嘘になる。
だけど、もう唯の事で後悔はしない。
私は今を、かけがえの無いこの瞬間を生きるから。
だから、
前世の事はもう、吹っ切る
「後!勿体無いじゃないですか!折角神様とやらが生まれ変わらせてくれたんですよ!今生こそは何があろうとヒャッハーしてやりますよ!」
「だから何で何時もお前は最後で台無しにして行くの?ねえ何で?」
嗚呼、そうだ。
こいつは、ぶっ飛んでて、馬鹿みたいで
其れでも、真っ直ぐで、優しい
唯一人の、俺の大切な妹だ。
「なあ、蓮華。」
俺の少し前を行く義妹に話しかける。
「はい、何ですか?」
「俺とお前に、血の繋がりは一切無い。苗字は同じだが、血縁関係で言えば、赤の他人だ。」
「…はい。そうですね。」
「其れでも、お前は、」
「俺のたった一人の、かけがえの無い、家族だよ。」
流れる血が、違う物だろうと。
俺達は家族だ。
だって、
血より濃い何かがあるって、信じたいじゃないか。
「…そういう所で泣かせに来るのは、狡いです。」
「ハッ。お前に言われたかぁねえよ」
「ねえ、千尋さん。」
「何だよ。」
「千尋さんも、私の、自慢で誇りの、兄です。」
「…そっか」
「はい!」
「まあ、お前がそこまで言ったんなら大丈夫だろ。何かあったら絶対言えよ。」
「はい」
「…んで、今度は俺の番だな。」
…と言うことは、千尋さんも死んだのだろうか。緊張しながら義兄の次の言葉を待つ。
「と言ってもそんな大したことじゃねえよ。
俺は、お前の死んだ二年後くらいか?
赤羽に殺された。」
かなし過ぎるその事実を、千尋さんは息をする様に言った。
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