11 / 412
first taste 4-1
しおりを挟む
高岡刑事は、恐縮して縮こまっちまった竹川を笑うだけ笑って店を出て行った。
店内は俺と竹川の二人だけになった。
フォローは俺に丸投げかよ…
「気にすんな、馬鹿なんだよ。アイツたぶん」
「イェ…ハァ」
「『竹川 琢』…………へぇ、良い名前じゃん」
竹川から渡された名刺を読み上げながら
「特に下の名前、俺この漢字好きなんだ」
とつづける。
琢美の名前の漢字だから。
とは流石に言わない
「あ、ありがとうございます」
少し、緊張の解けた竹川が笑う。
って言っても、前髪で目とか隠れちまってるから、実際には口が緩んだから笑ってるんだろう、程度にしか判らねえケド。
「しかも薬品会社の研究員!頭良いんだなぁ!すっげーじゃんか」
もやしだ、もやしだ、と思っていたら、竹川は近所の大手薬品会社、万薬堂の研究員だった。
あそこは近いから、何人か常連客がいる。
昨日は実験結果が出るのを待っていて、遅くになって帰る所で絡まれたらしい。
「あ、イヤ、ぼっ僕それしか取り柄無くて。」
人差し指で、ほっぺをポリポリ掻きながら恐縮する竹川。
照れた姿がなんか面白レェ。
そんな竹川の体躯をみて思わずポロッと言ってしまった。
竹川琢の琢はタクマシイの琢(笑)
「これだけ凄くて名前負けしてるヤツも珍しいよな(笑)!」
……………あ。
しぼんだ。
店内は俺と竹川の二人だけになった。
フォローは俺に丸投げかよ…
「気にすんな、馬鹿なんだよ。アイツたぶん」
「イェ…ハァ」
「『竹川 琢』…………へぇ、良い名前じゃん」
竹川から渡された名刺を読み上げながら
「特に下の名前、俺この漢字好きなんだ」
とつづける。
琢美の名前の漢字だから。
とは流石に言わない
「あ、ありがとうございます」
少し、緊張の解けた竹川が笑う。
って言っても、前髪で目とか隠れちまってるから、実際には口が緩んだから笑ってるんだろう、程度にしか判らねえケド。
「しかも薬品会社の研究員!頭良いんだなぁ!すっげーじゃんか」
もやしだ、もやしだ、と思っていたら、竹川は近所の大手薬品会社、万薬堂の研究員だった。
あそこは近いから、何人か常連客がいる。
昨日は実験結果が出るのを待っていて、遅くになって帰る所で絡まれたらしい。
「あ、イヤ、ぼっ僕それしか取り柄無くて。」
人差し指で、ほっぺをポリポリ掻きながら恐縮する竹川。
照れた姿がなんか面白レェ。
そんな竹川の体躯をみて思わずポロッと言ってしまった。
竹川琢の琢はタクマシイの琢(笑)
「これだけ凄くて名前負けしてるヤツも珍しいよな(笑)!」
……………あ。
しぼんだ。
1
あなたにおすすめの小説
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる