スイート・スパイシースイート

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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candied apples 1-5

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俺の変化に気が付いた琢が、今度は意識して俺の硬くなった性器を自分の膨らみでこねて来た。
「・・・・・ぅんんっ・・・」
こらえきれずにまた声が漏れる。
部屋で響いているのは、俺の甘い嬌声と、ジッパーの金具の音と、それから大人の男二人分の体重で軋むソファの音と、快感混じりの荒い息遣い。
それから琢が俺に降らせるキスの音。
今日は明日の事を考えてか、最近の俺の状態のひどさを考慮してか、まぁたぶん両方なんだろうけど、ひたすらやさしい愛撫が続いている。
知らなかった、セックスって好きな人とすると心を癒す事も出来るのな。
「琢・・・」
「はい」
呼ぶと何とも甘い笑顔の琢が優しく返事をくれる。
琢の瞳も快感にうるんでいた。
入れるほうも感じるとが潤むのな。
「ありがとな」
「うん?」
返事をしながらも、俺の唐突な科白せりふに何がありがとうなのかと琢が暗に問いかけて来た。
「好きなヤツとのセックスが、こんなに幸せな感じがするなんて知らなかった。琢とするまで」
「・・・・裕・・・」
「琢とするまで、俺。好きなヤツとセックスした事無かったから・・・」
琢のカオが驚いた様な、何とも言えない表情になる。
「琢が初めてだ。こんな気持ちになるの・・・何か・・こう・・アリガト・・な?」
勢いで口走ってしまったものの、言ってる途中で照れくさくなってしまって、口説き文句としては何か締まらない感じになってしまったけど、気持ちは伝わったと思う。
琢は何も言わずただ潤んだ瞳で、泣きそうな、でも嬉しそうな顔で深くて甘いキスをした後ギュッと俺を一回強く抱きしめて愛撫を再開した。
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