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悪夢2-4
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ただ、人目が有る所に居るから余程の事が無い限り暴力は振るわれないだろうという一時の安心感がセイラの判断力を鈍らせた。
ダイヤスの話術は実に巧みで、セイラはいつの間にか夢中でお喋りをしていた、恐怖は敬意に、嫌悪は誤認にすり替えられ、セイラはあっという間にダイアスに好感を持ってしまった。
時折感じる自分の意志を無視されている様な違和感も、慣れないタイプゆえの戸惑いだと思い違いをしてしまった。
カウンター席を立ち、ダイアスにせがまれる儘にテーブル席に移動した。
奢ってもらって飲んだ強いカクテルの酔いがセイラの用心深さを溶かした。
初対面だというのに無遠慮に腰にまわされた腕を解きもせず。むしろ身を寄せた。
振り解かれない事を良い事に、ダイヤスがセイラの腰にまわした手を大胆に動かし出した。
会話をしながらするするとセイラの体を撫でまわし、太腿の間にその指を伸ばして来た。
それでもセイラはダイアスを拒まなかった。
むしろドキドキして意識はダイアスの手の動きにばかり集中してしまい、ダイアスがどんな話をしているのかも余り分からなくなっている位だった。
初めて飲んだその店のオリジナルカクテルは美味しくて、いつもよりも沢山お酒を飲んでいた気がする。
ダイアスの手の動きはどんどん大体になって行き、セイラは周囲に見られないかと思うと恥ずかしくなり、余計ダイアスに身を寄せた。
二人の様子はどこからどう見ても恋人同士にしか見えなくなっていた。
ダイヤスの話術は実に巧みで、セイラはいつの間にか夢中でお喋りをしていた、恐怖は敬意に、嫌悪は誤認にすり替えられ、セイラはあっという間にダイアスに好感を持ってしまった。
時折感じる自分の意志を無視されている様な違和感も、慣れないタイプゆえの戸惑いだと思い違いをしてしまった。
カウンター席を立ち、ダイアスにせがまれる儘にテーブル席に移動した。
奢ってもらって飲んだ強いカクテルの酔いがセイラの用心深さを溶かした。
初対面だというのに無遠慮に腰にまわされた腕を解きもせず。むしろ身を寄せた。
振り解かれない事を良い事に、ダイヤスがセイラの腰にまわした手を大胆に動かし出した。
会話をしながらするするとセイラの体を撫でまわし、太腿の間にその指を伸ばして来た。
それでもセイラはダイアスを拒まなかった。
むしろドキドキして意識はダイアスの手の動きにばかり集中してしまい、ダイアスがどんな話をしているのかも余り分からなくなっている位だった。
初めて飲んだその店のオリジナルカクテルは美味しくて、いつもよりも沢山お酒を飲んでいた気がする。
ダイアスの手の動きはどんどん大体になって行き、セイラは周囲に見られないかと思うと恥ずかしくなり、余計ダイアスに身を寄せた。
二人の様子はどこからどう見ても恋人同士にしか見えなくなっていた。
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