壊れた玩具と伝説の狼

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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イキ癖2ー5

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獰猛な牙の並んだ大きな口が、やさしくセイラの下腹部をガブリと咥え込むと、セイラの後口に我が物顔で舌を侵入して、既に二回の雌イキですっかり蕩けていたセイラの胎をグチャグチャと挿抜した。
「っぁひっ」
セイラが快感で腰を浮かすとそのまま前後に揺すった。
「あぁぁ。アヤ。うそっそれ、そこはっ」
突然再会された愛撫なのに、強烈な快感を感じてセイラが胸をそらす。
自分で弄って勃起させた乳首が、赤く色づいていて妙に艶かしい。
後ろ手に手をついて、腰を浮かせるとアヤの舌の動きに合わせて腰を振った。
セイラが淫乱な動きをする程アヤは『可愛い』と言って喜んでくれた。
起ち上がった下枝が、アヤの上顎で亀頭を擦られて、セイラは更に気持ち良くなった。
アヤの宣言通り、その日セイラは散々快感に泣いて、善がって鳴いて、昨日と同じく雌イキを極めて気絶する様に眠りに着いた。
昼と夜をいつ食べさせられたのかすら分からなかった。

真夜中

セイラの微かな息づかいの変化に耳をそばだてたアヤが目蓋を開け、音もなくムクリと首をもたげた。
明かりを消した洞窟の中は静かで、外の微かな木々のざわめきも洞窟の奥までは聞こえて来ない。
ベッドの真ん中に寝かせたセイラは今夜も悪夢にうなされ始めたのか寝苦しそうにゆるゆると首を振った。
もしかしたらもうすぐ飛び起きるかも知れない。
悪夢を見ているセイラの体は、陵辱の記憶を追って股間をガチガチに固くさせている。
セイラはずっと、レイプされる夢を見ている時でも勃起していた。
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