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◆◇ドラゴンの獣人
マヤの家1-2
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「あぁ、ムカつく。周囲の人間の目玉全部ツブしてぇ」
「止めて下さい。ウチの大事なお客様です」
可愛いマヤの乱れ狂う様を、自分以外の人間が見ているのは本当に許しがたかった。
ガルフの物騒な独り言に、マヤのバイト先の店員が冷静に突っ込みを入れた。
「しかも本日の出し物は高額商品、年に一度の超目玉、『回転木馬』の新作です。実演ショーなのに有料のチケットを発券しなくてはならない程の人気商品ですよ。いらしてるお客様もお店のオーナー様や変わったご趣味の貴族豪族の方々ばかりです。手出ししたら殺しますよ」
「本当にするワケねぇだろう」
「念のため申し上げました」
「アレの実演はもうちょっと加減出来ねぇのか?」
「他のバイト希望者がしり込みする様なハードな実演が出来るからマヤを雇ってるんです。
ダメなら他を雇っても一緒です。見た目だけならもっと客を引けそうな子なんて沢山いるんですからね」
「俺としては願ったりかなったりだな!」
「マヤに嫌われますよ」
「・・・・」
二人が静かに威嚇し合う前で、何も知らないマヤは今日も公衆の面前で販売物の実演を行っている。
先ほど店員が言った様に、今日の出し物は世界中の好事家に絶大な人気を博している『回転木馬』シリーズだ。
かなり大掛かりな性玩具で、その名の通り基本的には木馬の形をしている。
これが、魔石を入れて上に乗るととんでもない卑猥な機能を発揮するのだ。
マヤは今。木馬の上に逆向きかつ仰向けに跨り、両手を木馬の尻尾で固定され、左右の足はクツワの左右の端で固定されていた。
不安定な木馬の背中に跨り四肢を拘束されたマヤの両足は、バランスを取る為に必然的に開脚状態になっている。
「止めて下さい。ウチの大事なお客様です」
可愛いマヤの乱れ狂う様を、自分以外の人間が見ているのは本当に許しがたかった。
ガルフの物騒な独り言に、マヤのバイト先の店員が冷静に突っ込みを入れた。
「しかも本日の出し物は高額商品、年に一度の超目玉、『回転木馬』の新作です。実演ショーなのに有料のチケットを発券しなくてはならない程の人気商品ですよ。いらしてるお客様もお店のオーナー様や変わったご趣味の貴族豪族の方々ばかりです。手出ししたら殺しますよ」
「本当にするワケねぇだろう」
「念のため申し上げました」
「アレの実演はもうちょっと加減出来ねぇのか?」
「他のバイト希望者がしり込みする様なハードな実演が出来るからマヤを雇ってるんです。
ダメなら他を雇っても一緒です。見た目だけならもっと客を引けそうな子なんて沢山いるんですからね」
「俺としては願ったりかなったりだな!」
「マヤに嫌われますよ」
「・・・・」
二人が静かに威嚇し合う前で、何も知らないマヤは今日も公衆の面前で販売物の実演を行っている。
先ほど店員が言った様に、今日の出し物は世界中の好事家に絶大な人気を博している『回転木馬』シリーズだ。
かなり大掛かりな性玩具で、その名の通り基本的には木馬の形をしている。
これが、魔石を入れて上に乗るととんでもない卑猥な機能を発揮するのだ。
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