【R18BL/短編】隠遁勇者に食べられたい

ナイトウ

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俺が死あわせを覚悟した間に勇者様は頬を撫でていた手を下に滑らせてシャツのボタンに手を掛けた。
プツプツボタンを外すのを俺も下からボタンを外して手伝う。
全部外し終わってお互いの手がコツンと当たると、勇者様が俺の手を取って唇に引き寄せ、指先に軽いキスをした。

身体中にぶわっと熱が広がる。
すがりつくように勇者様のシャツに手を掛けて今度は俺が上からボタンを外していく。
勇者様は楽しそうに笑って自分のシャツを下から外し始めた。

両方のボタンを外し終えたあと、キスをしながら自分でシャツを脱ぎ捨てる。
乱暴にクシャクシャの布の塊を放り投げて、同じく裸になった勇者様の体に抱きついた。
いつもタオル越しに嗅いでいる匂いが直だとめまいがするくらい濃い。
え、生身最高かよ。

これはもう舐めていいよね?
舐め回していいよね?

そう思ってキスを止めるため顔を離すと、俺より素早く勇者様が身をかがめて首筋を唇で辿った。
所々で肌を啄ばんだり、ぬるっと舐めたりしてどんどん頭が下に降りていく。

それ俺がやりたかったやつっ!!
そう思うのに勇者様が肌を嬲る度に体が痺れるように気持ちよくて止められない。

凄い。俺の妄想で考えてた事ってこんなに気持ちいいのか。
俺天才か?

ぬるっ、ぢゅぷぢゅぷ、くりゅっ

「はぁ……ふぁぁっ!?っ……あっ、あァ……」

勇者様の唇がどんどん降りて、俺の乳首を口に含んだ。

それは発想に無かった。
勇者様の張り出したたくましい胸板に二つくっついた榛色の宝石に触れるなんて妄想でも恐れ多い。

けど勇者様の方は容赦なく俺の貧弱な胸部に乗った男の割にはピンクがかった肌色の乳首を弾き回す。
気の利いたことに舐めてない方は指先でクリクリ転がしたり先っぽを引っ掻いたりし始めた。

「んぁっ……っはぁっ、はぁっ、あぁっ……あっ」

やばい。乳首気持ちいい。
男には使い道無いもんだろと思っていた認識を改めざるを得ない。
乳首さんごめんなさい。むちゃくちゃ気持ちいいです。

こんなに気持ちがいいなら、召使いとしては絶対勇者様にも味わって欲しい。
俺が勇者様を気持ちよくして幸せにしてあげたい。

「ゆっしゃ……さまぁ……」

とりあえず話をするために口を離してもらおうと、くしゃっと髪を梳くように勇者様の頭を押さえる。
勇者様は抵抗することなく、俺の思惑通りに顔を上げてこちらを見つめてきた。

「どうした?」

話している間もくにくに指が乳首を弄るのは止まらない。

「あの……俺も勇者様の……舐めたいです。」

「いいのか?」

「はい。勇者様を気持ちよくしたいから。」

「ありがとう。」

俺の乳首をしつこく弄っていた手が離れて勇者様が少し体を起こす。
よし。これで勇者様の貴重な胡椒のような乳首を……

と思っていたら目的の乳首がさらに離れていって、勇者様が起き上がった。
俺もつられて上体を起こし俺の腰に馬乗りになった勇者様の様子を伺う。

勇者様は何故か自分のズボンに手を掛けた。そして紐で縛っていた前立てを寛げると、モコッと巨大な塊が下着を押し上げているのが目に入る。
俺を跨ぐようにベッドの上で立ち上がった勇者様が下着とズボンを一気に脱ぎ捨てた。

結果として俺の眼前にボロンとお目見えした勇者様のモノに言葉を失う。
え、何これ、怖。
自分のモノと違いすぎる。
川遊びの時とかに目にする友達や兄弟のそれと比べても明らかに違うナニかだ。
俺の親指と中指を目いっぱい伸ばしても根元から先まで届かなさそう。
それが、金属でできてるのかというくらいに浅黒くて真っ直ぐ上を向いている。

その威厳ある姿に、思わず居住まいを正して傅いてしまった。
そうして頭を下げると、勇者様が俺の頭の位置に合わせて膝立ちになったのでやっぱり目の前に予期してなかった怖いオニイサンが立ちはだかる。

いや、あの、俺はもっと上の方に付いてる勇者様の至宝をですね……。

そう言おうと顔を上げたら、暖かい掌がそっと俺の顔に添えられた。
初めて見る期待に満ちた熱い瞳で俺を見つめながら、顎を取って俺の口先をまっすぐに隆起した先端に導く。
ゴクッと唾液を飲み込んで、自分の口内からだらだらよだれが出ていたことに気づいた。

導かれるまま先端に口付けて少し舐める。
先から滲んだ液は汗に似た少ししょっぱい味がした。
す、すごっ、俺いま勇者様のちんこ舐めてるんだ……。
少し状況に慣れたら興奮の方が優ってきて夢中で口に含んだ剛直を舌で擦り上げる。

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