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24, 悪魔調教される(エロ)
しおりを挟むユジンは首に俺様をぶら下げながら動きづらそうに手を伸ばしてベッド脇に置かれた2段チェストに手を伸ばした。
上段の引き出しを開けて革紐で口を縛った小袋を取り出すと、紐の結び目を解いて引き抜く。その紐をチェストの上に置いて、天板に置かれた水差しからとぷっと水を掛けつまみ上げて水気を軽く切った。
何をするつもりか見ていると、紐を俺様のおちんちんに巻きつけて根元を縛ってしまった。
「ひゃっ……何?」
水で冷えた紐が熱いおちんちんに触れて鳥肌が立つ。
「お前、何回か出すと嫌々って言い出してこっちが無理にしてるみたいになるだろ。だから暫くこうしとけ。」
そ、そうだっけ。
気持ちいいのが止まらなくなった時に止めてって言ってるんだけど。
でも、こうすれば気持ち良すぎて苦しいってことが無くなるんだな。
いつも言っても止めてくれないからそっちの方がいいぞ。
「わかった。」
俺様はユジンの肩に顎を乗せたまま頷いた。
「分かってなさそ。」
ユジンは小さく呟きながら俺様のお尻に手を伸ばして撫でた。
広いところを撫でた後、指先が穴に触れてぷちゅっと縁をこじ開ける。
そうすると、中から汁がじんわり出てきて太腿を伝った。
「はぁっ……」
ユジンの指が徐々に中に埋められて、関節が曲がったり伸びたりするたびにくちゅくちゅ音がして汁が溢れてくる。
「濡らしすぎ。」
「ゆ、ユジンが濡れるようにしたのだぁ……」
「感じてなきゃ濡れないが?」
ぐじゅりと掻き回される刺激が体に突き刺さった。
「ふあぁっ、ユジンが触るからっ……」
「従僕のくせに何でも私の所為か。」
お尻を弄られながら誘導されてユジンの腰を挟むように両膝を立てる姿勢にされた。
俺様のお尻のすぐ下に上を向くユジンのビキビキしたおちんちんがある。
縛られたおちんちんが、ユジンの胸板に押し付けられてびくっと震えた。
膝が近付いた分頭の位置が高くなって、上からユジンを見下ろす格好になる。
ユジンの綺麗な瞳がじっと見上げてくるから、目が逸らせなくて見つめ返した。
「感じて善がってるのも、濡らしてるのも、お前だろう。」
突いた膝の裏を掴まれて引かれるとどんどん腰の位置が下がっていく。
おちちゃう。
お尻の穴にユジンの熱い先端が当たったとたん、腰を掴まれて一息に下に押し込まれた。
ずんっと一気に硬い熱が体を貫く。
「ああああぁぁっ……」
剛直が中の気持ちいい所を一思いに擦り上げた。
頭が白くなってイくと思ったけど、登ってきたものがおちんちんの付け根で堰き止められて気持ちいいのにイけない。
「はぁ……なんでぇ、イけなっ……」
ユジンにしがみつきながら体に燻る熱が苦しくて思わず呟く。
「さっき出せないようにしたからだろ。もう忘れたか?」
ユジンが腰に当てた手を背中に向けてなぞり上げる。
背中の刺激が気持ちが良くて力むと中がユジンのおちんちんにぐりっと擦り付いてまたイきそうになっておちんちんがもどかしい。
「イきたいっ、イかせてぇ……」
「イくと嵌めるの嫌がり出すから駄目。」
「いやがらないのだっはめていいからぁ……」
「じゃ、嫌がらない証拠に自分で動けるか。ちゃんと出来たら信じてやる。」
ここだ、と言うようにユジンが俺様のお尻をペチペチ叩く。
そんな、動いたら気持ちよくて出したくなっちゃうのだ……。
「うくぅ……」
躊躇っているとユジンの顔が迫ってきた。
頭の後ろを押さえ込まれて、ぐっと唇を押し付けられる。
舌が口の中を暴れるのも、おちんちんが疼いて堪らなくなる。
くちゅっ、じゅぷ……ぢゅぅっ
鼻で息しても苦しいくらいにぐちゅぐちゅされて頭がぼんやりする。
「ほら、動くよな?」
ちゅぱっと音を鳴らして離れた唇が、端を釣り上げながら甘く囁いた。
あやすように頭に添えられた手が髪をかき混ぜながら額を撫でる。
「ふぁ……、ぅん……」
こんなの逃げられない。
俺様はユジンの瞳に操られるように膝に力を入れた。
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