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あんすず(カチュア)さんがゲームに戻って来た。

ずっと、他のゲームをしていたみたいなのだが、

構ってもらいたくなったのか復帰した事を冒険日誌に書いていた。

彼女は、精神障害者で年金をもらって生活しているという事なのだが、

戻って来て、わずか2日間で50LVから最高LVの120まで上げた。

すさまじい生命力と集中力。

何処が精神障害者なんだろう。

みるくは恐怖を感じ、慌てて宝珠を取りに行った。

先輩に見てもらって、装備とスキルも整えた。

まだ116LVである。

ぶらさんもあんすずさんも、まるで同じ人のように

何十時間もゲームをしている。

達也さんの好きになる人は、変わっている人が多いよね。

そして、二人ともしてもらうだけの人。

どんなに、達也さんが迷宮に何十回も連れていっても、

みるくが同じ様に連れていっても、

自分が強くなって、共に戦い事が出来ない。

きっとそう言う人って、相手も人間で欠点があり、

お互いに補い合って、助け合って生きて行くってできないんだろうな。

まあ、憶測で人をディスるのは良くないので、この辺にしよう。

(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*

達也さんのお母さまが肺水腫で入院されたそうだ。

「母さんが入院した。買い物頼まれたんだけど、

パンティーライナーってなんだ?」

薄々はそれが何か察しがついていたのか

ちょっと恥ずかしそうに電話してきた。

そして、お父様と話をしておばさんに手伝ってもらった方がいいかもと

話している。

みるくは、子供の時に両親からネグレクトされたまま離婚して居なくなってしまったから、

親とそんな会話ができる達也さんが羨ましい。

ほほえましい。

普通の家族ってとってもいい感じだよね。

いい時も悪い時も、肩を寄せ合って助け合って暮らしていく。

みるくが喉から手が出るほど欲しがる理想の家族像。

達也さんは、引きこもりニートだけど、親をとても大切にしている。

食べた後の皿を洗ったり、料理を手伝ったり、プリンやお菓子を作ったり、

洗濯や片付けをしたり、お母さまのマッサージをしたり…。

親孝行なのだ。

せっかく、知り合ったんだから、達也さんのいいところをたくさん見て行きたい。

人間だから、欠点もある。

ハーレム思考だったり、日時を約束出来なかったり、

薔薇は薔薇、タンポポはタンポポ。

それぞれに成長できたら素晴らしいと思う。

重く垂れこめた空は、物哀しい秋に枯れ葉を運んでくる。

時折吹く風は、すこし涼しくさやかだった。

達也さん、苦手なお父様とうまく留守を守れたらいいな。

今日もあなたが大好きです。

何時もありがとうございます。

こんばんは

なんだかよく解らないまま
チームメンと一緒に遊んでいます
光の神殿
ここってなんだっけ?

真・限界諸侯とムドー
巡回しました
毎日一緒にチームで
いろいろできて楽しいです
我が家みたいなもんですよね

🍀🌷☘️🌼🌿🌸🌱💕

ありがとうございます
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*

#DQ10 pic.twitter.com/8iDEfTHwdm
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