あの日、僕は君に恋をした。

愛カノン

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あんな姿を…

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メイド姿のまま、空き教室に
駆け込んだけど…

「…藤沢君!」
「さ、桜木…さん…」

追いかけてきたんだ…息切れしてる…

「…藤沢、くん…ゴメっ…ンね…」
「いいよ…僕こそごめんね…」

僕が、ここまで走ってきたせいで
桜木さんまで、苦しい思いを…

「なんで…藤沢君が謝るの?
彩愛のほうが、わるいのに…」

桜木さんは、僕の顔を真っ直ぐ見て
もう一度、頭を下げて謝ってきた。

「大丈夫だよ!…もう気にしないで。」
「…文化祭、本番の時はちゃんと…
執事にするので…」

そうしてもらわないと…僕が…
困ります…でも、少しだけ
小さい頃、褒めて貰ったこと
思い出したら…ちょっとは
いいのかな…

「…ありがとう。桜木さん。」
「へっ?」

なんか…この格好したら
いろいろ思い出して
もやもやがなくなった気がした。

「ううん…なんでもない…」
「…?、そっかぁ。」

それに、なんか前よりも
桜木さんとの距離が縮まった?
かな…

「…制服…持ってきたよ。」
「えっ?…」
「着替えて、教室戻ろう?
紅神君にも謝らなきゃ。」
「そうだね。」

僕は、制服に着替えて、桜木さんと
一緒に教室に戻り、紅神君のもとへ
即座に謝りに行った。
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