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第2章 7 見返せた?
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「お、パストリスじゃないか。珍しいな・・・1人でテーブルに座ってランチを食べているなんて。しかも何だ~生野菜ばっかり食べてるじゃないか。」
サラダプレートに手を付けていたところ、不意に目の前が暗くなったので顔を上げるとそこにはどこかで見たような顔の男子学生が立っていた。
「あの・・・どちら様?」
野菜ジュースを飲みながら尋ねると、途端に男子学生は顔を歪めた。
「何だよ、お前・・同じクラスメイトの俺の顔を忘れたって言うのかよ?」
言いながら彼は勝手に人の向かい側の席に座り、ガシャンとわざと乱暴に食事の乗ったトレーを置いた。
「俺はお前の隣の席に座るヤマンだ。前からお前は頭が悪かったけど、とうとうクラスメイトの名前すら覚えられなくなってしまったのか?」
意地の悪い笑みを浮かべると、ヤマンは人がサラダだけを食べている目の前でおいしそうにオムライスを食べ始めた。く~っ!な、なんてイヤミな男なんだっ!
「ねえ。ほかにも席が空いてるのに・・何故私の目の前に座るのよ?」
目線をオムライスに合わせないように私はヤマンに尋ねた。
「そんな事、決まっているだろう?嫌がらせだ。」
「は?」
「デブのお前が長続きもしそうにないダイエットをしているって噂を耳にしたからな。その様子を見に来たんだ。だが・・噂は本当だったようだな。しかし・・・。」
ヤマンは私を見ると笑いをかみ殺したかのように言った。
「プッ!クククク・・・やめとけ、やめとけって!どうせ根性なしのお前じゃあせいぜい持って1日限りだって。」
言いながらさらにヤマンはオムライスを口に運ぶ。全く・・この男は私にイヤミを言う為だけにわざわざ人の向かいの席に座りに来たのだろうか?それとも・・・。
「ねえ、ヤマン。」
「何だよ。」
「貴方もボッチなのね。」
「何だよ、ボッチって。」
首をひねるヤマン。
「独りぼっちのボッチって意味よ。」
途端にヤマンの顔が真っ赤に染まる。
「な・・・何だって?!この俺が・・・ひ、独りぼっちだってっ?!」
「そうじゃないの?だって普通ランチと言ったら仲の良い友達と食べに来るもんじゃないの?でもあんたは1人で・・・しかも私の目の前に座るくらいだからねえ。」
ゆっくりレタスを口に運びシャクシャクと咀嚼する私。
「な・・何だって!お、俺だって友人の1人や2人位・・!」
「だったら、その方たちと食べてきて下さいよ。私は1人でランチをしたいのだから。」
視線を合わせずに今度はヨーグルトに手を伸ばすと言った。
「こ、この・・パストリスのくせに・・生意気なっ!」
ヤマンはイライラしながら私に言うと、乱暴に席を立ってどこかへ行ってしまった。ふう・・これでやっと1人静かにランチの時間を楽しめる・・。
***
あっという間に今日の授業は全て終了し、私はクラスメイト達に混ざって帰り支度を始めていた。いや・・・それにしても今日の午後の授業は特に見ものだった。
午後は体育で球技大会だったのだ。この球技大会というのはいわゆる日本でもおなじのドッジボールみたいなもので、男女問わず混合で行われた。そして、ここでもロザリアがいじめを受けていたと言う事がまざまざと分かった。コートの中に入った私は早速いじめ?という洗礼を受けたのだ。まずボールを持った男子学生が真っ先に私に向かってボールを投げつけてきた。このロザリアの身体では受け止められないと思ったのだが、中身が私になったことで、身体が馴染んで?きたのか運動能力が向上したらしい。
バシンッ!!
いとも簡単に私はボールをキャッチすることが出来たのだ。そして皆が唖然とする中、ランチでイヤミを言ってきたヤマンを発見。そいつ目掛けてハンドボールで鍛え上げた腕の力を使い、ボールを投げた。ボールはスピンしながら、ヤマン目掛けて飛んでいく。
「はんっ!こ、こんなボール位・・受け止めて・・っ!」
バシーンッ!!
「ヘブッ!!」
何とも情けない声を上げて、ヤマンはお腹でボールを受けて地面に崩れ落ちる。
トントントントン・・・。
コートの隅に弾みながら転がって行くボール。
し~ん・・・。
恐怖?で静まり返るクラスメイト達。
「ア・・・アウトッ!!」
審判の先生は我に返ったかのようにヤマンにアウトを告げる。
「う・・うそだろう・・・?」
「あの運動音痴のパストリスが・・・?!」
等々、全員が畏怖の目で私を見ている。そして、その視線を浴びてすっかり気分が良くなった私は・・1人で敵チームを全滅させたのだった―。
***
と言うわけで、今に至る。
「ロザリア。」
帰り支度をしていると、不意に数人の男子学生が集まってきて、1人が声をかけてきた。
「何?」
「今日の試合・・すごかったな。実は今度クラス対抗の球技大会があるんだけど・・代表で出てくれないか?」
「ごめん。出ない、そう言うの嫌だから。大体私、忙しいんだよね。」
それだけ短く言うと、呆気にとられるクラスメイト達を残して私はさっさと教室を出て行ったのである。
あ~すっきりした。
少しはロザリアを馬鹿にしていたクラスメイト達を見返すことが出来たかな―?
サラダプレートに手を付けていたところ、不意に目の前が暗くなったので顔を上げるとそこにはどこかで見たような顔の男子学生が立っていた。
「あの・・・どちら様?」
野菜ジュースを飲みながら尋ねると、途端に男子学生は顔を歪めた。
「何だよ、お前・・同じクラスメイトの俺の顔を忘れたって言うのかよ?」
言いながら彼は勝手に人の向かい側の席に座り、ガシャンとわざと乱暴に食事の乗ったトレーを置いた。
「俺はお前の隣の席に座るヤマンだ。前からお前は頭が悪かったけど、とうとうクラスメイトの名前すら覚えられなくなってしまったのか?」
意地の悪い笑みを浮かべると、ヤマンは人がサラダだけを食べている目の前でおいしそうにオムライスを食べ始めた。く~っ!な、なんてイヤミな男なんだっ!
「ねえ。ほかにも席が空いてるのに・・何故私の目の前に座るのよ?」
目線をオムライスに合わせないように私はヤマンに尋ねた。
「そんな事、決まっているだろう?嫌がらせだ。」
「は?」
「デブのお前が長続きもしそうにないダイエットをしているって噂を耳にしたからな。その様子を見に来たんだ。だが・・噂は本当だったようだな。しかし・・・。」
ヤマンは私を見ると笑いをかみ殺したかのように言った。
「プッ!クククク・・・やめとけ、やめとけって!どうせ根性なしのお前じゃあせいぜい持って1日限りだって。」
言いながらさらにヤマンはオムライスを口に運ぶ。全く・・この男は私にイヤミを言う為だけにわざわざ人の向かいの席に座りに来たのだろうか?それとも・・・。
「ねえ、ヤマン。」
「何だよ。」
「貴方もボッチなのね。」
「何だよ、ボッチって。」
首をひねるヤマン。
「独りぼっちのボッチって意味よ。」
途端にヤマンの顔が真っ赤に染まる。
「な・・・何だって?!この俺が・・・ひ、独りぼっちだってっ?!」
「そうじゃないの?だって普通ランチと言ったら仲の良い友達と食べに来るもんじゃないの?でもあんたは1人で・・・しかも私の目の前に座るくらいだからねえ。」
ゆっくりレタスを口に運びシャクシャクと咀嚼する私。
「な・・何だって!お、俺だって友人の1人や2人位・・!」
「だったら、その方たちと食べてきて下さいよ。私は1人でランチをしたいのだから。」
視線を合わせずに今度はヨーグルトに手を伸ばすと言った。
「こ、この・・パストリスのくせに・・生意気なっ!」
ヤマンはイライラしながら私に言うと、乱暴に席を立ってどこかへ行ってしまった。ふう・・これでやっと1人静かにランチの時間を楽しめる・・。
***
あっという間に今日の授業は全て終了し、私はクラスメイト達に混ざって帰り支度を始めていた。いや・・・それにしても今日の午後の授業は特に見ものだった。
午後は体育で球技大会だったのだ。この球技大会というのはいわゆる日本でもおなじのドッジボールみたいなもので、男女問わず混合で行われた。そして、ここでもロザリアがいじめを受けていたと言う事がまざまざと分かった。コートの中に入った私は早速いじめ?という洗礼を受けたのだ。まずボールを持った男子学生が真っ先に私に向かってボールを投げつけてきた。このロザリアの身体では受け止められないと思ったのだが、中身が私になったことで、身体が馴染んで?きたのか運動能力が向上したらしい。
バシンッ!!
いとも簡単に私はボールをキャッチすることが出来たのだ。そして皆が唖然とする中、ランチでイヤミを言ってきたヤマンを発見。そいつ目掛けてハンドボールで鍛え上げた腕の力を使い、ボールを投げた。ボールはスピンしながら、ヤマン目掛けて飛んでいく。
「はんっ!こ、こんなボール位・・受け止めて・・っ!」
バシーンッ!!
「ヘブッ!!」
何とも情けない声を上げて、ヤマンはお腹でボールを受けて地面に崩れ落ちる。
トントントントン・・・。
コートの隅に弾みながら転がって行くボール。
し~ん・・・。
恐怖?で静まり返るクラスメイト達。
「ア・・・アウトッ!!」
審判の先生は我に返ったかのようにヤマンにアウトを告げる。
「う・・うそだろう・・・?」
「あの運動音痴のパストリスが・・・?!」
等々、全員が畏怖の目で私を見ている。そして、その視線を浴びてすっかり気分が良くなった私は・・1人で敵チームを全滅させたのだった―。
***
と言うわけで、今に至る。
「ロザリア。」
帰り支度をしていると、不意に数人の男子学生が集まってきて、1人が声をかけてきた。
「何?」
「今日の試合・・すごかったな。実は今度クラス対抗の球技大会があるんだけど・・代表で出てくれないか?」
「ごめん。出ない、そう言うの嫌だから。大体私、忙しいんだよね。」
それだけ短く言うと、呆気にとられるクラスメイト達を残して私はさっさと教室を出て行ったのである。
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