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第4章 5 闇の中で交わされる会話
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暗い・・・。真っ暗で何も見えない。一体此処は何処なのだろう・・・?
どこからか話声が聞こえて来る・・・。
「・・・どうでしたか?あの女の様子は・・・?」
闇の中、ハスキーボイスの男性の声がこだまする。
「駄目よ。・・・中々しぶといわね・・。あれだけ力を吸い取ってやったのに・・。まだ正気を保っていられるなんて・・。でも最近は大分体力が無くなって来たみたいよ。もう立っているのがやっとだったもの。だけど・・まだ全然足りないわ。完璧には程遠い・・っ!」
この声は・・・・?完璧・・?完璧って一体何の事?
「・・・そうですか。やはり・・・あの者からの助けを待っているという事なのでしょう・・。」
「ふふ・・。そんなの無理に決まってるじゃない。まだ自分の力に目覚めていない人間がアレを助けられるはずはないわ。その前衰弱して死ぬのが先よ。だからもっともっと力を奪ってやらないと・・・。完璧になれないわ・・・あの力は私の物・・私だけの物なんだから・・・っ!」
あの力・・・あの力って一体・・何の事・・・?
段々声が遠くなっていき・・。
「あ・・・・。」
気が付けば私はベッドの上に寝かされていた。
「私・・・どうしちゃったんだろう・・?」
横になったまま、辺りを見渡し・・ここが昨日から宿泊している客室だと言う事を
思い出す。
「そう言えば・・・2人と話をしている時に倒れちゃったんだっけ・・・?」
ベッドから起き上がり、寝室のドアを開けるとそこにいたのはテーブルで何か書き物ををしていたデヴィットの姿が見えた。そしてドアの開く音で彼は私の方を見た。
「ジェシカッ!良かった!目を覚ましたんだな?!」
笑顔で駆け寄って来ると、いきなり抱きしめて私に言った。
「ジェシカ・・・。お前は身体が弱すぎる。俺の前で気絶するのはもうこれで2度目だぞ?身体だって・・・こんなに細くて・・痩せ過ぎだ。あまり・・・心配かけさせないでくれ・・。」
そして深いため息をつく。
「あ、あの・・・すみませんでした・・。デヴィットさんが頼れる人だったから・・安心感から気が緩んでしまったみたいです・・・。」
「ッジェシカ・・・ッ!お、お前は・・なんて愛らしい事を言ってくれるんだ・・・。だから・・マリウスに執着されてしまうんだぞ?!もっと自分の言動に注意を払った方がいい!」
言いながら、ますます強く抱きしめて来る。最早褒められているのか、注意をされているのかよく分からない状況の中、私はダニエル先輩とマイケルさんの姿が見えない事に気が付いた。
「あの、デヴィットさん。ダニエル先輩とマイケルさんは何処に行ったのですか?」
そこでようやくデヴィットは私から身体を離すと言った。
「ああ、ダニエルはマイケルを家まで迎えに行っている。・・それにしても遅いな・・。」
デヴィットは腕時計を見ると言った。
「遅いって・・・どの位経つんですか?」
「う~ん・・・。かれこれ・・2時間位・・かな?」
首をひねりながら言うデヴィット。
「え・・ええ・・っ?!に・・・2時間もですか?!デヴィットさん!心配じゃ無いんですか?ダニエル先輩が2時間も戻って来ないんて・・何かあったのかと思いませんか?!」
慌ててデヴィットに詰め寄った。
「何言ってるんだ。俺がお前の事を一番に考えているのは知っているだろう?気を失ったジェシカをどうして放っておけるんだ?それにダニエルは男だし、魔法も剣も使えるんだぞ?」
「だ、だけど・・・。」
駄目だ、どうも私の中のイメージのダニエル先輩は少し軟弱なイメージしか無かったのだ。
「ジェシカ・・・実は昨夜ダニエルから聞かされた話なんだが・・・、ダニエルはかなり腕が立つ男なんだぞ?剣術のランクだって最高クラスのAランクに所属しているし、魔術クラスだってAランクに位置付けているほどの男なんだからな?何度も聖剣士になるように学院から誘われていた程の実力の持ち主なんだ。俺も・・正直その話を聞かされた時は驚いたけどな。」
「え・・ええっ?!そうなんですかっ?!」
知らなかった・・・。ダニエル先輩がそこまで強かったなんて・・・。ただ、私の周りにはあまりにも強い男性達が多過ぎるから・・気が付かなかっただけなのかもしれない。
「だから、仮にソフィーの兵士たちが襲って来たとしても・・・ダニエルなら心配ない。」
確かに・・デヴィットの話ではソフィーの兵士は寄せ集めで訓練すらろくに受けていない集団だと聞かされているけれども・・・。
「なら・・・なら・・・相手がマリウスだった場合はどうですか?」
「マリウスか・・・。」
そこでピクリと反応するデヴィット。
「先程の魔法弾で・・あいつの魔力に触れたが・・物凄い魔力量を持っている男だな・・・?聖剣士に選ばれておかしくないレベルだが・・・マリウスは聖剣士ではないんだよな?」
「はい。マリウスは・・男爵家の人間だから・・・聖剣士に選ばれるには爵位が足りないのかもしれません。」
「成程・・・。おれからしたら爵位なんか、くそくらえだと思ってはいたが・・・でもその爵位のお陰であの男は聖剣士にはなれないんだな。・・・危ない所だった。聖剣士になっていれば・・俺でも戦って勝てるかどうか・・五分五分って所だな・・・。」
爪を噛むように言うデヴィット。ええ?デヴィットにそこまで言わせるとは・・・・やはりマリウスは相当の実力の持ち主であるのだろう。
「デ・・デヴィットさん!ダニエル先輩が心配です・・・。さ、探しに行きませんか?私達には・・・仲間が必要なんですよ?ダニエル先輩は・・・今のところ唯一の剣と魔法を使える仲間なんですよ?」
デヴィットの袖を掴んで懇願する私にデヴィットは何故か返事をしない。
「デヴィットさん?」
デヴィットは何やら考え込んでいるようだが、やがて顔を上げると言った。
「よし、分かった。ダニエルを探しに行こう。まずは・・・マイケルの家に行ってみるか。」
デヴィットが上着を羽織ったので、私もコートを着ようとすると・・・・。
「おい、ジェシカ。・・・何をしているんだ?」
何故かジト目でこちらを見つめるデヴィット。
「え・・と・・・?一緒にダニエル先輩を探しに行こうかと思って・・・。」
「駄目だ、ジェシカはここにいるんだ。」
デヴィットは私の手から上着を奪うと言った。
「え・・・で、でも・・・?」
「いつ、どこでソフィーの刺客やマリウスがお前を狙って来るか分からない状況の中、ジェシカを連れて歩くわけにはいかないだろう?いい子だからお前はここで待っているんだ。」
デヴィットは私を抱きよせ、頭を撫でると言った。うううう・・完全に小さな子供のような扱いを受けている・・。
「わ・・分かりました。ここに残って皆さんの事をを待っています。」
諦めてリビングのソファに座る。
「ああ、そうしてくれ。適当に食べ物と飲み物も用意してあるから食事しながらここで大人しく待っていてくれるな?」
デヴィットは優しい眼差しで私の頬を撫でながら言う。
「は、はい・・・。分かりました・・・。」
それにしても・・・距離が近い・・・っ!どうもこの世界に住む男性達は好意を寄せた女性には甘くなり、ベタベタする傾向が強いようだ・・・。あのデヴィットまでがこうなってしまうのだから・・・・。
こうして1人部屋に残された私はデヴィットが用意してくれた食事を食べながら待つことにしたのだが・・・・。
「え・・・?何これは・・・?」
テーブルの上に置かれていた『食事』は・・・劇甘なスイーツばかりだったのだ。
う~ん・・・。何故、世の男性は全ての女性は甘い食べ物が好みだと思っているのだろう。
「でも・・・何も食べないよりはましか・・・。」
溜息をつくと私はキッチンへ行き、濃いめのコーヒーを用意した。
そしてコーヒーと甘いケーキを食べながら今後の事を考えた。
「どうしよう・・・。マリウスまで私を狙っているんじゃ・・自由に動いてアラン王子に接触するチャンスが無い・・・。ん?そう言えば・・マリウスがグレイとルークの事を話していたっけ・・・・」
そこで私は考えた。
そうだ、グレイとルークに一度会ってみようと―。
どこからか話声が聞こえて来る・・・。
「・・・どうでしたか?あの女の様子は・・・?」
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あの力・・・あの力って一体・・何の事・・・?
段々声が遠くなっていき・・。
「あ・・・・。」
気が付けば私はベッドの上に寝かされていた。
「私・・・どうしちゃったんだろう・・?」
横になったまま、辺りを見渡し・・ここが昨日から宿泊している客室だと言う事を
思い出す。
「そう言えば・・・2人と話をしている時に倒れちゃったんだっけ・・・?」
ベッドから起き上がり、寝室のドアを開けるとそこにいたのはテーブルで何か書き物ををしていたデヴィットの姿が見えた。そしてドアの開く音で彼は私の方を見た。
「ジェシカッ!良かった!目を覚ましたんだな?!」
笑顔で駆け寄って来ると、いきなり抱きしめて私に言った。
「ジェシカ・・・。お前は身体が弱すぎる。俺の前で気絶するのはもうこれで2度目だぞ?身体だって・・・こんなに細くて・・痩せ過ぎだ。あまり・・・心配かけさせないでくれ・・。」
そして深いため息をつく。
「あ、あの・・・すみませんでした・・。デヴィットさんが頼れる人だったから・・安心感から気が緩んでしまったみたいです・・・。」
「ッジェシカ・・・ッ!お、お前は・・なんて愛らしい事を言ってくれるんだ・・・。だから・・マリウスに執着されてしまうんだぞ?!もっと自分の言動に注意を払った方がいい!」
言いながら、ますます強く抱きしめて来る。最早褒められているのか、注意をされているのかよく分からない状況の中、私はダニエル先輩とマイケルさんの姿が見えない事に気が付いた。
「あの、デヴィットさん。ダニエル先輩とマイケルさんは何処に行ったのですか?」
そこでようやくデヴィットは私から身体を離すと言った。
「ああ、ダニエルはマイケルを家まで迎えに行っている。・・それにしても遅いな・・。」
デヴィットは腕時計を見ると言った。
「遅いって・・・どの位経つんですか?」
「う~ん・・・。かれこれ・・2時間位・・かな?」
首をひねりながら言うデヴィット。
「え・・ええ・・っ?!に・・・2時間もですか?!デヴィットさん!心配じゃ無いんですか?ダニエル先輩が2時間も戻って来ないんて・・何かあったのかと思いませんか?!」
慌ててデヴィットに詰め寄った。
「何言ってるんだ。俺がお前の事を一番に考えているのは知っているだろう?気を失ったジェシカをどうして放っておけるんだ?それにダニエルは男だし、魔法も剣も使えるんだぞ?」
「だ、だけど・・・。」
駄目だ、どうも私の中のイメージのダニエル先輩は少し軟弱なイメージしか無かったのだ。
「ジェシカ・・・実は昨夜ダニエルから聞かされた話なんだが・・・、ダニエルはかなり腕が立つ男なんだぞ?剣術のランクだって最高クラスのAランクに所属しているし、魔術クラスだってAランクに位置付けているほどの男なんだからな?何度も聖剣士になるように学院から誘われていた程の実力の持ち主なんだ。俺も・・正直その話を聞かされた時は驚いたけどな。」
「え・・ええっ?!そうなんですかっ?!」
知らなかった・・・。ダニエル先輩がそこまで強かったなんて・・・。ただ、私の周りにはあまりにも強い男性達が多過ぎるから・・気が付かなかっただけなのかもしれない。
「だから、仮にソフィーの兵士たちが襲って来たとしても・・・ダニエルなら心配ない。」
確かに・・デヴィットの話ではソフィーの兵士は寄せ集めで訓練すらろくに受けていない集団だと聞かされているけれども・・・。
「なら・・・なら・・・相手がマリウスだった場合はどうですか?」
「マリウスか・・・。」
そこでピクリと反応するデヴィット。
「先程の魔法弾で・・あいつの魔力に触れたが・・物凄い魔力量を持っている男だな・・・?聖剣士に選ばれておかしくないレベルだが・・・マリウスは聖剣士ではないんだよな?」
「はい。マリウスは・・男爵家の人間だから・・・聖剣士に選ばれるには爵位が足りないのかもしれません。」
「成程・・・。おれからしたら爵位なんか、くそくらえだと思ってはいたが・・・でもその爵位のお陰であの男は聖剣士にはなれないんだな。・・・危ない所だった。聖剣士になっていれば・・俺でも戦って勝てるかどうか・・五分五分って所だな・・・。」
爪を噛むように言うデヴィット。ええ?デヴィットにそこまで言わせるとは・・・・やはりマリウスは相当の実力の持ち主であるのだろう。
「デ・・デヴィットさん!ダニエル先輩が心配です・・・。さ、探しに行きませんか?私達には・・・仲間が必要なんですよ?ダニエル先輩は・・・今のところ唯一の剣と魔法を使える仲間なんですよ?」
デヴィットの袖を掴んで懇願する私にデヴィットは何故か返事をしない。
「デヴィットさん?」
デヴィットは何やら考え込んでいるようだが、やがて顔を上げると言った。
「よし、分かった。ダニエルを探しに行こう。まずは・・・マイケルの家に行ってみるか。」
デヴィットが上着を羽織ったので、私もコートを着ようとすると・・・・。
「おい、ジェシカ。・・・何をしているんだ?」
何故かジト目でこちらを見つめるデヴィット。
「え・・と・・・?一緒にダニエル先輩を探しに行こうかと思って・・・。」
「駄目だ、ジェシカはここにいるんだ。」
デヴィットは私の手から上着を奪うと言った。
「え・・・で、でも・・・?」
「いつ、どこでソフィーの刺客やマリウスがお前を狙って来るか分からない状況の中、ジェシカを連れて歩くわけにはいかないだろう?いい子だからお前はここで待っているんだ。」
デヴィットは私を抱きよせ、頭を撫でると言った。うううう・・完全に小さな子供のような扱いを受けている・・。
「わ・・分かりました。ここに残って皆さんの事をを待っています。」
諦めてリビングのソファに座る。
「ああ、そうしてくれ。適当に食べ物と飲み物も用意してあるから食事しながらここで大人しく待っていてくれるな?」
デヴィットは優しい眼差しで私の頬を撫でながら言う。
「は、はい・・・。分かりました・・・。」
それにしても・・・距離が近い・・・っ!どうもこの世界に住む男性達は好意を寄せた女性には甘くなり、ベタベタする傾向が強いようだ・・・。あのデヴィットまでがこうなってしまうのだから・・・・。
こうして1人部屋に残された私はデヴィットが用意してくれた食事を食べながら待つことにしたのだが・・・・。
「え・・・?何これは・・・?」
テーブルの上に置かれていた『食事』は・・・劇甘なスイーツばかりだったのだ。
う~ん・・・。何故、世の男性は全ての女性は甘い食べ物が好みだと思っているのだろう。
「でも・・・何も食べないよりはましか・・・。」
溜息をつくと私はキッチンへ行き、濃いめのコーヒーを用意した。
そしてコーヒーと甘いケーキを食べながら今後の事を考えた。
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