218 / 258
第7章 5 湖畔での死闘
しおりを挟む
禍々しい気配を感じると彼が言った東の方角へ馬をめていた。
徐々に恐ろしい気配が色濃くなっていくのを、この私ですら感じるようになってきた。私達を・・・強い殺気を込めた目で・・・何者かが見つめている・・そんな風に感じてしまう程に。
そして肝心の馬は恐怖におののき、ついに言う事を聞かずに一歩も前へ進むことが出来なくなってしまった。
『馬まで・・・この気配を感じるのか・・・。仕方が無い。ここから先は歩いて進むしか無いか・・。ジェシカ。歩けそうか?』
彼が気づかわし気に声を掛けて来た。
「はい、私なら大丈夫。歩けます。」
『そうか・・・。なら馬から降りよう。』
彼はひらりと馬から飛び降りると私の方に手を差し伸べて来た。
私も彼の手を取り、馬から降りると2人で慎重に湖畔の森の中を歩き始めた。
霧が出てきたのだろうか・・・。前を進むにつれ、霧は濃くなっていき、恐ろしい気配は益々強くなっていく。
『くそっ・・・!これだけ霧が深ければ前が何も見えない・・・っ!』
彼が悔し気に言う。そこで私は自分の考えを提案してみる事にした。
「あの・・・その剣で・・・試しに霧を薙ぎ払ってみてはいかがでしょうか?ひょっとすると霧を消し去る事が出来るかもしれません。」
『そうだな・・・。試しにやってみるか。』
彼は剣を抜刀した。その剣は白く輝き神々しくも見える。
そして剣を構えると、彼は横一門に切り裂いた。
すると・・・驚いたことにあれ程深かった霧が徐々に晴れていき・・・私達の眼前に、高く高く聳え立つ城が建っていたのだ。
私も彼も突然出現した光景にただただ驚き、言葉を無くしてしまった。
その時・・・。
ズシンズシン・・・・巨大な何かがまるで物を引きずってこちらへ近付いてくるような気配を感じ、私は咄嗟に彼の背中にしがみ付いた。
『ジェシカ・・・ッ!絶対に俺から離れるなよ・・・っ!』
彼は言うと、剣を構えてじっと前を見据えた。
やがて、・・・城の背後からは体長10mはあろうかと思われる巨人が現れたのだ。
「!」
私はその巨人を目にし、恐怖で悲鳴をあげそうになった。ただの・・・巨人だったなら私もここまで恐怖を感じはしなかっただろう。何より私が恐ろしいと感じたのはその異形の姿であった。
その巨人は上半身こそ髭を蓄え、頭に角が生えた人型の身体をしていたが、何より奇異な姿をしていたのは下半身であった。
膝から下に生えていたのは足では無く、巨大な鎌首をもたげた2匹の蛇だったのだ。
『ギ・・・ギガース・・・。』
彼の口から言葉が飛び出した。ギガース・・・?あの巨人は・・ギガースと言うの?
『ジェシカ・・・いいか。絶対に・・・俺の側から離れるなよ・・・?あのギガースの足は・・・猛毒を吐いてくる蛇だ・・・っ!』
彼の言葉が言い終わるか終わらないうちに、2匹の蛇がいきなり口から紫色の液体を私達に向けて吐き出した。
「!」
咄嗟に彼がマントでその液体を防ぐと、液体がかかった部分がブスブスと焼け焦げていく。
違う・・・あれは・・・毒なんかじゃない・・・っ!
「酸ですっ!あの蛇がはいているものは・・・毒では無く酸ですっ!あれに触れると大変な事に・・・っ!」
『くそっ!厄介な・・・っ!まずはあの蛇を何とかしなければ・・・ッ』
彼は剣を持たない左腕を前に翳す。すると炎の弾がそこから現れ、彼はその炎を右側の蛇に向かって投げつける。
炎の弾は見事に蛇に命中し、巨人と蛇が苦痛の叫び声をあげる。
それは思わず耳を塞ぎたくなるような恐ろしい雄叫びに聞こえた。しかし彼はその悲鳴に怯むことなく、さらにもう一匹の蛇に向かって投げつける。
残りの1匹もさらに巨人と共に耳をつんざくような悲鳴を上げ・・・巨人はどさりと崩れ落ちた。
「た・・・倒したんですか・・・・?」
恐る恐る尋ねる私に彼は言った。
『いや・・・。まだだ・・・。』
彼の言う通り、やがて巨人はムクリと起き上がった。膝から下を失い、巨人の背丈は少しは縮んだが、それでもやはり見上げる程に巨大な姿をしていた。
巨人は両膝を失った痛みか、怒りの為なのか恐ろしい咆哮を挙げた。
空気はびりびりと振動し、森の木々の葉っぱが散らされる。
私は彼の身体の陰に隠れながら、巨人の首にかけられているある物を目にした。
それは・・鍵だった。
あの鍵は・・・っ!
間違いない、私はあれと同じ鍵を夢で見た。
あの鍵を使って・・・私は囚われていたソフィーを助け出したのだ。
「か、鍵を・・・っ!」
私は彼に叫んだ。
『鍵?』
彼はこちらを振り向かずに語り掛けて来た。
「巨人の首から鍵がぶら下がっています・・っ!あの鍵は・・・アメリアが捕らえられている扉を開ける鍵ですっ!」
彼は何故私がその事実を知っているのかは尋ねずに返事をした。
『分かったっ!俺が・・・あの鍵を奪う!その後はお前が・・鍵を持ってあの城に行くんだっ!いいか、その際・・俺の事は一切構うなよっ!!』
そ、そんな・・・・!また・・・またあの時と同じ事が繰り返されてしまうのだろうか?嫌だ・・・そんな事はもう絶対に!
「い・・嫌ですっ!!」
すると巨人が私達の方へ両手を前へ突き出し、突進して来た。
『ジェシカッ!下がっていろっ!!」
彼は叫ぶと、剣を構えて巨人に立ち向かっていく。巨人が鋭い爪の生えた腕を彼に向って振り下ろすのを、彼は素早い動きで避けると同時に、剣を突き出し、巨人の腕を貫いた。
痛みで咆哮を上げる巨人はそれでもひるむことなく、その巨大な身体からは想像もつかない速さで次々と左右の拳を彼に向って振り下ろしていく。
そのスピードの速さに避けるのが精一杯なのか、彼は攻撃をする事が出来ないでいた。
そして徐々に追い詰められていく彼。
ど、どうしよう・・。このままでは彼が・・・っ!
何か・・・何か・・あの巨人の気を引く方法は・・・!
ああ・・・こんな時・・私に攻撃魔法の1つでも使う事が出来れば、彼の役に立てたのに・・・っ!役立たずの自分がふがいなく、思わず目に涙が浮かぶ。
すると・・・その時、突然私の身体が光り輝いた。
それと同時に彼の身体も光り輝き、驚いた様に私を見つめる彼の姿が目に飛び込んできた。
そして次の瞬間、再び巨人が腕を振り下ろした時・・・・彼は今迄見た事も無い程のスピードで攻撃を避けると、目にもとまらぬ速さで巨人の腕を剣で切りつけた。
その攻撃がよほど効いたのか、腕から血を流しながら巨人は絶叫し、無茶苦茶に腕を振り下ろす。
そんな彼の攻撃をいともたやすく彼は避けながらその度に巨人の身体を剣で切り裂いていき・・・ついに巨人は絶命した。
彼は仰向けで絶命した巨人の身体の上に乗ると、首からぶら下がっている紐の鍵を剣でスパッと切ると、鍵を手に入れた。
『ジェシカ・・・。巨人は倒した。鍵は・・・手に入れたぞ・・・。』
鍵を私に渡すと、彼はがっくりとその場で膝をつき、地面に倒れ込んだ。
「!!」
その時になって私は初めて気が付いた。彼の背中は爪で切り裂かれたのか、鎧を貫通し、背中からは激しく出血していた。
そ、そんな・・・ちっとも気が付かなった。
こんな・・・酷い傷を負っていたなんて・・・!こんな傷付いた身体で戦っていたなんて・・・っ!
ハアハアと荒い息を吐いて地面に倒れ込んだ彼の身体に縋りついた。
彼の頭を抱えて私は涙し・・・。
「イヤアアアアッ!!死なないで・・・マシューッ!私・・・私・・貴方を・・愛しているのよっ!」
私はとうとう・・決して口にしまいと思っていた彼の名前を叫んでしまった―。
徐々に恐ろしい気配が色濃くなっていくのを、この私ですら感じるようになってきた。私達を・・・強い殺気を込めた目で・・・何者かが見つめている・・そんな風に感じてしまう程に。
そして肝心の馬は恐怖におののき、ついに言う事を聞かずに一歩も前へ進むことが出来なくなってしまった。
『馬まで・・・この気配を感じるのか・・・。仕方が無い。ここから先は歩いて進むしか無いか・・。ジェシカ。歩けそうか?』
彼が気づかわし気に声を掛けて来た。
「はい、私なら大丈夫。歩けます。」
『そうか・・・。なら馬から降りよう。』
彼はひらりと馬から飛び降りると私の方に手を差し伸べて来た。
私も彼の手を取り、馬から降りると2人で慎重に湖畔の森の中を歩き始めた。
霧が出てきたのだろうか・・・。前を進むにつれ、霧は濃くなっていき、恐ろしい気配は益々強くなっていく。
『くそっ・・・!これだけ霧が深ければ前が何も見えない・・・っ!』
彼が悔し気に言う。そこで私は自分の考えを提案してみる事にした。
「あの・・・その剣で・・・試しに霧を薙ぎ払ってみてはいかがでしょうか?ひょっとすると霧を消し去る事が出来るかもしれません。」
『そうだな・・・。試しにやってみるか。』
彼は剣を抜刀した。その剣は白く輝き神々しくも見える。
そして剣を構えると、彼は横一門に切り裂いた。
すると・・・驚いたことにあれ程深かった霧が徐々に晴れていき・・・私達の眼前に、高く高く聳え立つ城が建っていたのだ。
私も彼も突然出現した光景にただただ驚き、言葉を無くしてしまった。
その時・・・。
ズシンズシン・・・・巨大な何かがまるで物を引きずってこちらへ近付いてくるような気配を感じ、私は咄嗟に彼の背中にしがみ付いた。
『ジェシカ・・・ッ!絶対に俺から離れるなよ・・・っ!』
彼は言うと、剣を構えてじっと前を見据えた。
やがて、・・・城の背後からは体長10mはあろうかと思われる巨人が現れたのだ。
「!」
私はその巨人を目にし、恐怖で悲鳴をあげそうになった。ただの・・・巨人だったなら私もここまで恐怖を感じはしなかっただろう。何より私が恐ろしいと感じたのはその異形の姿であった。
その巨人は上半身こそ髭を蓄え、頭に角が生えた人型の身体をしていたが、何より奇異な姿をしていたのは下半身であった。
膝から下に生えていたのは足では無く、巨大な鎌首をもたげた2匹の蛇だったのだ。
『ギ・・・ギガース・・・。』
彼の口から言葉が飛び出した。ギガース・・・?あの巨人は・・ギガースと言うの?
『ジェシカ・・・いいか。絶対に・・・俺の側から離れるなよ・・・?あのギガースの足は・・・猛毒を吐いてくる蛇だ・・・っ!』
彼の言葉が言い終わるか終わらないうちに、2匹の蛇がいきなり口から紫色の液体を私達に向けて吐き出した。
「!」
咄嗟に彼がマントでその液体を防ぐと、液体がかかった部分がブスブスと焼け焦げていく。
違う・・・あれは・・・毒なんかじゃない・・・っ!
「酸ですっ!あの蛇がはいているものは・・・毒では無く酸ですっ!あれに触れると大変な事に・・・っ!」
『くそっ!厄介な・・・っ!まずはあの蛇を何とかしなければ・・・ッ』
彼は剣を持たない左腕を前に翳す。すると炎の弾がそこから現れ、彼はその炎を右側の蛇に向かって投げつける。
炎の弾は見事に蛇に命中し、巨人と蛇が苦痛の叫び声をあげる。
それは思わず耳を塞ぎたくなるような恐ろしい雄叫びに聞こえた。しかし彼はその悲鳴に怯むことなく、さらにもう一匹の蛇に向かって投げつける。
残りの1匹もさらに巨人と共に耳をつんざくような悲鳴を上げ・・・巨人はどさりと崩れ落ちた。
「た・・・倒したんですか・・・・?」
恐る恐る尋ねる私に彼は言った。
『いや・・・。まだだ・・・。』
彼の言う通り、やがて巨人はムクリと起き上がった。膝から下を失い、巨人の背丈は少しは縮んだが、それでもやはり見上げる程に巨大な姿をしていた。
巨人は両膝を失った痛みか、怒りの為なのか恐ろしい咆哮を挙げた。
空気はびりびりと振動し、森の木々の葉っぱが散らされる。
私は彼の身体の陰に隠れながら、巨人の首にかけられているある物を目にした。
それは・・鍵だった。
あの鍵は・・・っ!
間違いない、私はあれと同じ鍵を夢で見た。
あの鍵を使って・・・私は囚われていたソフィーを助け出したのだ。
「か、鍵を・・・っ!」
私は彼に叫んだ。
『鍵?』
彼はこちらを振り向かずに語り掛けて来た。
「巨人の首から鍵がぶら下がっています・・っ!あの鍵は・・・アメリアが捕らえられている扉を開ける鍵ですっ!」
彼は何故私がその事実を知っているのかは尋ねずに返事をした。
『分かったっ!俺が・・・あの鍵を奪う!その後はお前が・・鍵を持ってあの城に行くんだっ!いいか、その際・・俺の事は一切構うなよっ!!』
そ、そんな・・・・!また・・・またあの時と同じ事が繰り返されてしまうのだろうか?嫌だ・・・そんな事はもう絶対に!
「い・・嫌ですっ!!」
すると巨人が私達の方へ両手を前へ突き出し、突進して来た。
『ジェシカッ!下がっていろっ!!」
彼は叫ぶと、剣を構えて巨人に立ち向かっていく。巨人が鋭い爪の生えた腕を彼に向って振り下ろすのを、彼は素早い動きで避けると同時に、剣を突き出し、巨人の腕を貫いた。
痛みで咆哮を上げる巨人はそれでもひるむことなく、その巨大な身体からは想像もつかない速さで次々と左右の拳を彼に向って振り下ろしていく。
そのスピードの速さに避けるのが精一杯なのか、彼は攻撃をする事が出来ないでいた。
そして徐々に追い詰められていく彼。
ど、どうしよう・・。このままでは彼が・・・っ!
何か・・・何か・・あの巨人の気を引く方法は・・・!
ああ・・・こんな時・・私に攻撃魔法の1つでも使う事が出来れば、彼の役に立てたのに・・・っ!役立たずの自分がふがいなく、思わず目に涙が浮かぶ。
すると・・・その時、突然私の身体が光り輝いた。
それと同時に彼の身体も光り輝き、驚いた様に私を見つめる彼の姿が目に飛び込んできた。
そして次の瞬間、再び巨人が腕を振り下ろした時・・・・彼は今迄見た事も無い程のスピードで攻撃を避けると、目にもとまらぬ速さで巨人の腕を剣で切りつけた。
その攻撃がよほど効いたのか、腕から血を流しながら巨人は絶叫し、無茶苦茶に腕を振り下ろす。
そんな彼の攻撃をいともたやすく彼は避けながらその度に巨人の身体を剣で切り裂いていき・・・ついに巨人は絶命した。
彼は仰向けで絶命した巨人の身体の上に乗ると、首からぶら下がっている紐の鍵を剣でスパッと切ると、鍵を手に入れた。
『ジェシカ・・・。巨人は倒した。鍵は・・・手に入れたぞ・・・。』
鍵を私に渡すと、彼はがっくりとその場で膝をつき、地面に倒れ込んだ。
「!!」
その時になって私は初めて気が付いた。彼の背中は爪で切り裂かれたのか、鎧を貫通し、背中からは激しく出血していた。
そ、そんな・・・ちっとも気が付かなった。
こんな・・・酷い傷を負っていたなんて・・・!こんな傷付いた身体で戦っていたなんて・・・っ!
ハアハアと荒い息を吐いて地面に倒れ込んだ彼の身体に縋りついた。
彼の頭を抱えて私は涙し・・・。
「イヤアアアアッ!!死なないで・・・マシューッ!私・・・私・・貴方を・・愛しているのよっ!」
私はとうとう・・決して口にしまいと思っていた彼の名前を叫んでしまった―。
0
あなたにおすすめの小説
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる