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3-21 イアソン王子との会話
怖い…。
イアソン王子は一体何処まで私の秘密を知っているのだろう。思わず顔が青ざめると王子が言った。
「安心していいよ。僕は誰にも君の秘密を言わないから」
「え…?ひ、秘密って…?」
ゴクリと息を飲む。
「え?それを今ここで言っていいの?例えば君は本当はお金持ちの平民ではなく…」
「やめて下さいっ!!」
私は声を荒らげてイアソン王子の言葉を封じた。
「…」
イアソン王子は少しの間、驚いたように私を見た後…。
「フフフ…アハハハハハハ…ッ」
突然笑いだした。
「え…?な、何がおかしいのですか…?」
「い、いや。驚いているんだよ。まさか普段おとなしい君がそんな大きな声を上げるとは思いもしなかったから…」
「申し訳ございません…」
頭を下げるとイアソン王子が言った。
「いや、別に謝ることは無いよ。君は普段から感情を殺して生きているように見えたから、安心したよ。」
「安心…?」
「そう、ちゃんと人並みの感情を持っているんだって事がさ」
「…」
「俺は王子だからね…この学園のありとあらゆる情報が僕の所に入って来てるのさ。だから、ロザリー」
「?」
「何か困ったことがあれば相談に乗るよ。少なくとも…レナートよりは頼りになると思うから」
「レナート様…?」
ひょっとするとイアソン王子は私の気持ちに気付いているのだろうか?私がレナート様を好きだという事に…。私はここで一つイアソン王子に尋ねてみたい事があった。今なら…聞ける気がする。
「イアソン王子…一つお聞きしたい事があるのですが…」
「何だい?ロザリーの質問なら何だって答えてあげるよ」
どこまで王子の話を信じればいいのだろう?
「あの…フランシスカ様の事をどう思いますか?」
「フランシスカ?そうだな…うん、可愛女の子だと思っているよ。勿論ロザリーも可愛いけどね?」
「…」
私はそんな答えを王子に望んでいたわけではない。
「いいえ、そうではありません。フランシスカ様は…レナート様の婚約者でいらっしゃるお方です…。必要以上に親しくなられるのは…どうかと思うのですが…」
「…ひょっとして、レナートに頼まれたのかな?僕にその事を言うように」
「いいえ!そんな事はありませんっ!私が勝手に…尋ねてみただけです」
「何で当事者でもない君がそんな事聞くのかな?」
「そ、それは…レナート様が…フランシスカ様の事を好きだからです。私はお2人に親しくなってもらいたいので…」
最後の方は声を振り絞るように言う。
「ふ~ん…でもさ、ロザリーはそれでいいわけ?」
「え?」
「ロザリーはレナートの事が好きなんだろう?」
「そ、そんな好きだなんて…」
しかしレナート王子は言う。
「別に隠す必要はないじゃないか。君がレナートの事を好きなのはとうに知ってるよ。だからロザリーとしては2人がうまくいかないほうがいいんじゃないの?」
「そんな事はありません。私はお2人に幸せになって貰いたいと思っています」
「そうかい。ま…別に俺としてはどうでもいいけどね。なら俺の正直な気持ちを言うよ。フランシスカの事は可愛らしいとは思うけど、それだけの話だよ。別に彼女に特別な感情は持っていないよ」
「え…?」
そこまで話した時、教室の扉が開かれて昼休みを終えたクラスメイト達が戻って来た為…私とイアソン王子の会話はそこまでとなった―。
イアソン王子は一体何処まで私の秘密を知っているのだろう。思わず顔が青ざめると王子が言った。
「安心していいよ。僕は誰にも君の秘密を言わないから」
「え…?ひ、秘密って…?」
ゴクリと息を飲む。
「え?それを今ここで言っていいの?例えば君は本当はお金持ちの平民ではなく…」
「やめて下さいっ!!」
私は声を荒らげてイアソン王子の言葉を封じた。
「…」
イアソン王子は少しの間、驚いたように私を見た後…。
「フフフ…アハハハハハハ…ッ」
突然笑いだした。
「え…?な、何がおかしいのですか…?」
「い、いや。驚いているんだよ。まさか普段おとなしい君がそんな大きな声を上げるとは思いもしなかったから…」
「申し訳ございません…」
頭を下げるとイアソン王子が言った。
「いや、別に謝ることは無いよ。君は普段から感情を殺して生きているように見えたから、安心したよ。」
「安心…?」
「そう、ちゃんと人並みの感情を持っているんだって事がさ」
「…」
「俺は王子だからね…この学園のありとあらゆる情報が僕の所に入って来てるのさ。だから、ロザリー」
「?」
「何か困ったことがあれば相談に乗るよ。少なくとも…レナートよりは頼りになると思うから」
「レナート様…?」
ひょっとするとイアソン王子は私の気持ちに気付いているのだろうか?私がレナート様を好きだという事に…。私はここで一つイアソン王子に尋ねてみたい事があった。今なら…聞ける気がする。
「イアソン王子…一つお聞きしたい事があるのですが…」
「何だい?ロザリーの質問なら何だって答えてあげるよ」
どこまで王子の話を信じればいいのだろう?
「あの…フランシスカ様の事をどう思いますか?」
「フランシスカ?そうだな…うん、可愛女の子だと思っているよ。勿論ロザリーも可愛いけどね?」
「…」
私はそんな答えを王子に望んでいたわけではない。
「いいえ、そうではありません。フランシスカ様は…レナート様の婚約者でいらっしゃるお方です…。必要以上に親しくなられるのは…どうかと思うのですが…」
「…ひょっとして、レナートに頼まれたのかな?僕にその事を言うように」
「いいえ!そんな事はありませんっ!私が勝手に…尋ねてみただけです」
「何で当事者でもない君がそんな事聞くのかな?」
「そ、それは…レナート様が…フランシスカ様の事を好きだからです。私はお2人に親しくなってもらいたいので…」
最後の方は声を振り絞るように言う。
「ふ~ん…でもさ、ロザリーはそれでいいわけ?」
「え?」
「ロザリーはレナートの事が好きなんだろう?」
「そ、そんな好きだなんて…」
しかしレナート王子は言う。
「別に隠す必要はないじゃないか。君がレナートの事を好きなのはとうに知ってるよ。だからロザリーとしては2人がうまくいかないほうがいいんじゃないの?」
「そんな事はありません。私はお2人に幸せになって貰いたいと思っています」
「そうかい。ま…別に俺としてはどうでもいいけどね。なら俺の正直な気持ちを言うよ。フランシスカの事は可愛らしいとは思うけど、それだけの話だよ。別に彼女に特別な感情は持っていないよ」
「え…?」
そこまで話した時、教室の扉が開かれて昼休みを終えたクラスメイト達が戻って来た為…私とイアソン王子の会話はそこまでとなった―。
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