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11-6 突然の退学
その後、私はイアソン王子の勧めでアップルティーを注文した。
そしてイアソン王子はストレートティー、ルペルト様はコーヒーを注文した。
「さて…ではまず何から話すべきか…」
3人の前に飲み物が揃うと、イアソン王子がため息を付いた。
「…まずはレナート様のことを教えて頂けますか?」
私は王子にお願いした。
「そうだな…それがいいかも知れない。まずレナートだが…自分が左目を失明してしまったことを知って…学園をやめることになった。まぁ、レナートの両親が退学を勧めたんだけどな」
「えっ?!た、退学ですかっ?!」
あまりにも突然の話で驚きを隠せなかった。
「まぁ、いくら右目が無事だったからと言っても…結局左目は二度と光を取り戻すことは出来ないからな。それに…何よりレナートの両親が、もう息子を傷つけるような生徒がいる学園は信用できないと言って、即刻退学することを告げてきたんだよ」
「確かに、両親からしてみれば…そうなるかもしれませんね…」
ルペルト様が頷いた。
「でも、まさか退学なんて…」
「やはり片目を失明すると、相当生活に支障をきたすだろうしな…慣れるまでは誰かの助けがないと無理だろう。学園をやめて、療養生活をするようだ。だが、学びはやめないだろう。彼は仮にも公爵家の跡取りだからな」
「…そうですか…」
レナート様…。
レナート様とは色々あったけれども…仮にも私の初恋の人だった。
複雑な感情が自分の中で沸き起こる。
「それで、フランシスカの方だが…」
「そうですっ!フランシスカ様ですっ!一体フランシスカ様はどうなったのですか?!」
イアソン王子の言葉に恥ずかしいくらい反応してしまった。
「彼女も…学園を辞めることになった」
「え…?」
その言葉に私は血の気がひいていく気がした。
「や、辞めるって…な、何故辞めることになったのですか?」
まさか、レナート様に脅迫されて…?それとも自分の意志で辞めることに…?
「勿論、彼女が自分から言い出したんだ。自分を助けるためにレナートが失明してしまって、挙げ句に学園を辞めるなら自分も辞めると。そして…2人は正式に18歳になったら結婚することが決定したよ」
「!」
あまりの衝撃的な話に目眩がしてきた。
「大丈夫?ロザリー。顔色が悪いよ?」
ルペルト様が心配そうに声を掛けてきた。
「だ、大丈夫です…でも何故、結婚なんて…や、やっぱりレナート様から…何か圧力が?」
自分でも失明したレナート様に対して失礼なことを言っている自覚があったけれども…確認せずにはいられなかった。
「それは違う。フランシスカから言い出したんだ」
私はその言葉に息を呑んだ―。
そしてイアソン王子はストレートティー、ルペルト様はコーヒーを注文した。
「さて…ではまず何から話すべきか…」
3人の前に飲み物が揃うと、イアソン王子がため息を付いた。
「…まずはレナート様のことを教えて頂けますか?」
私は王子にお願いした。
「そうだな…それがいいかも知れない。まずレナートだが…自分が左目を失明してしまったことを知って…学園をやめることになった。まぁ、レナートの両親が退学を勧めたんだけどな」
「えっ?!た、退学ですかっ?!」
あまりにも突然の話で驚きを隠せなかった。
「まぁ、いくら右目が無事だったからと言っても…結局左目は二度と光を取り戻すことは出来ないからな。それに…何よりレナートの両親が、もう息子を傷つけるような生徒がいる学園は信用できないと言って、即刻退学することを告げてきたんだよ」
「確かに、両親からしてみれば…そうなるかもしれませんね…」
ルペルト様が頷いた。
「でも、まさか退学なんて…」
「やはり片目を失明すると、相当生活に支障をきたすだろうしな…慣れるまでは誰かの助けがないと無理だろう。学園をやめて、療養生活をするようだ。だが、学びはやめないだろう。彼は仮にも公爵家の跡取りだからな」
「…そうですか…」
レナート様…。
レナート様とは色々あったけれども…仮にも私の初恋の人だった。
複雑な感情が自分の中で沸き起こる。
「それで、フランシスカの方だが…」
「そうですっ!フランシスカ様ですっ!一体フランシスカ様はどうなったのですか?!」
イアソン王子の言葉に恥ずかしいくらい反応してしまった。
「彼女も…学園を辞めることになった」
「え…?」
その言葉に私は血の気がひいていく気がした。
「や、辞めるって…な、何故辞めることになったのですか?」
まさか、レナート様に脅迫されて…?それとも自分の意志で辞めることに…?
「勿論、彼女が自分から言い出したんだ。自分を助けるためにレナートが失明してしまって、挙げ句に学園を辞めるなら自分も辞めると。そして…2人は正式に18歳になったら結婚することが決定したよ」
「!」
あまりの衝撃的な話に目眩がしてきた。
「大丈夫?ロザリー。顔色が悪いよ?」
ルペルト様が心配そうに声を掛けてきた。
「だ、大丈夫です…でも何故、結婚なんて…や、やっぱりレナート様から…何か圧力が?」
自分でも失明したレナート様に対して失礼なことを言っている自覚があったけれども…確認せずにはいられなかった。
「それは違う。フランシスカから言い出したんだ」
私はその言葉に息を呑んだ―。
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