プリムラ

霧饅苺香

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紫陽花とかたつむり

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 お弁当の日。
 鶏肉のママレード煮と卵焼きとおにぎり。


 厚手の鍋に鶏肉、ママレード、にんにく、しょうゆ、水
 をいれ蓋をして強火にかける。
 煮立ったら中火にする。
 途中で上下を返し蓋をして煮る。
 鶏肉に火が通り煮汁がとろりとしたら完成。
 さましてお弁当箱に詰める。


 卵を溶く
 水菜は細かく
 卵、水菜、塩で味をつけて
 玉子焼き機で焼く

 梅干しおにぎりをつくる。

 お茶の用意もできた。
 今日のお昼ご飯完成。


 まだ明けない。梅雨。
 ざぁざぁふって部屋の中じっとりな空気。


「彩菜。時代小説に使える知識あり?」
「軍事力~。旗本は将軍におめみえできる者。御家人将軍におめみえできない者」
「それは権力?」
「うん。直轄地幕領400万石。江戸、大阪、京都。など。」
「駿府、長崎。」
「あとは鉱山。金銀銅。」
「大坂は天下の台所。京都は天皇、公家が住む。西陣織。」
「そして江戸は城下町。」
「八丁堀~~~」
「平次だ。」
「ききんは1732、1782~1787,1833~1839.」
「享保、天明、天保」
「凶作はききんでいいの?」
「うん。いいと思う。」

「芹香!陽菜は?」
「今週遊びに来るよ。」
「私も~遊ぶ。」
「鍋食べるの。」
「鍋?」
「真夏が来る前に。水菜……。」
「水菜はセリ!」
「セリ?におわないよ。」

「実験のにおいが……。」
「化学?」
「サイエンス。」
「肥料のにおいかと。」
「水菜の取り合いにはならないね。」
「彩菜は葉物が苦手なんでしょ。」
「肉と交換しよー。」
「うん。」

 週末彩菜が家に遊びに来ることになった。
 3人で鍋を食べる……なんて初めてだ。
 暑いのに……。真夏ではないからいいのか~?

「彩菜、最近ちょっとにおうね。」
「ハーブのにおい?」
「そう。」
「流行ってるから。私の家。ハーブの香り。」
「ラベンダー?カモミールティーとか。」
「うん。梅雨で疲労蓄積されちゃって…‥。身体どんより……。」
「気分転換。」
「暑いの苦手だから……。」
「最近の暑さは~~~~。と父が」
「昔の暑いのとは違って~~~~。母に言う。」
「塩とレモン。」「水。水分補給が大事。」
「真冬より難しいよねぇ。」
「耐寒性あり」
「耐猛暑???。」
「耐冬将軍」「防御あるのみ~~~。」
「日焼け?暑い時に鍛えるの。」
「ほどほどに鍛える。」

 陽菜は暑いの平気なタイプ。
 夏の外出で暑いとかいうの聞いたことがなかった。

 私はだめ~~。
 じりじりの太陽浴びながら歩くと弱る~。
 体力焦がされる感じ。

 陽菜との外出は夏場は地獄だ~。
「怪談で涼しくしてあげる。。」と陽菜は言う。
 期待しよう……。




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