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恥辱質問と自慰強制(上)
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初陣での勝利を経て、魔族軍は一度引き上げることになったらしい。
もとは帝国の重役が使っていたであろう無駄に豪奢な軍用車に乗せられて、シルヴィアとエドラは向かい合って座っていた。
「本当はそのまま王国を責め落しに行っても良かったんだけどね」
「王国は、お前ら如きに、落ちるほど、柔ではない」
「ふうん、君は負けちゃったけどね」
「黙れ……んぅ、う」
引き結ばれた唇は悔し気にゆがめられたままだが、すっと通った鼻から微かに甘やかな音が漏れる。乱れるには弱いが、無視を貫くには強い。そんな刺激を乳首に受け続けて、シルヴィアはじわじわと張り始めた乳房の疼きにぎりぎりと歯を軋ませた。
上半身は、乳輪がかろうじて隠れるぐらいの紙片が胸に張り付いているだけ。
下には灰色がかったズボンを履かされて、再び『絶対服従』の印を張られたシルヴィアは、撤退が始まった数時間前から、乳首に貼られた振動印に苛まれていた。
後ろで手を組まされ、悶えながらもにらみ続ける美囚を眺めて、エドラはにこにこと笑う。
「虜囚というのは、惨めなものだね。君はこれから僕たちの支配した帝国で、娼婦でも経験しないような辱めを受けるわけだけど、何か感想は?」
「お前ら下衆に何をされようと、響きなど、しない。身の程と、恥を、知れ」
「昨晩テントの外にまで聞こえる喘ぎ声を出していた人と同じセリフとは思えないなあ。ねえ、ずいぶんとお楽しみだったようじゃないか」
「あんなものは、不可、効力……だ。……っ、せいぜい、滅ぼされるまでの、束の間の支配者気分を、楽しむと、……っ、いい」
「ああ、聖剣と聖女だっけ。王国の最高戦力、というか、君の妹たち」
技術革新に伴う物理戦力特化で発達してきた帝国に対し、王国は魔術に偏重した戦力を持つ。
貼り付けられた紙片を内側から盛り上げる乳首の膨らみは、シルヴィアが感じていることを如実に表していたが、それでも王国騎士団長は、唇の端をゆがめた。
「お前でも、あの二人には、勝てない。……そのときに、後悔して泣き喚け、この下郎……っぅ」
「負けるつもりはないけれど、でも万全を期すに越したことはないか」
あくまでも優雅に足を組んだまま、エドラはシルヴィアに笑いかける。
「家に着くまではまだまだ時間があるけれど、ちょっと暇になってきたな。ねえ、シルヴィア嬢。僕と楽しくおしゃべりでもしよう。君について、知りたいことがたくさんある。ああ、もちろん卑猥なことを選んで聞くよ。そのほうが楽しそうだ」
「勝手に、しゃべってろ……」
「そうだなあ、シルヴィア。男性経験って、本当にゼロ?」
にこにこと問いかけるエドラに、シルヴィアは嘲笑を返した。
「答えるわけが、ないだろう。脳味噌入ってるの、か……」
「わかってないのは、どっちだろう」
反抗心が失われないのは立派だけれど、それで前提を忘れるのはいただけない。片眼を細めて、エドラの顔から笑みが引いていく。
「『一対一の戦闘において、シルヴィア=メルネスを倒すにはどう攻めればよい?』」
その言葉は、服従の命令に乗って発せられた。
声帯と唇の自由を奪われて、シルヴィアはよどみなく答えさせられる。
「……魔術、に対する、抵抗力が弱い。魔法剣士、のような類との戦闘が、……一番苦手、だ」
「なるほど。………ねえ、わかったかな」
快楽によるものとは違う汗をかき始めたシルヴィアに、エドラは支配者らしく悠然と、高みから諭すように告げた。
「君が僕の質問を無視するたびに、王国の情報を売ってもらうよ」
■■■
「へえ、男性経験は本当にないんだ。騎士団の女性ってそういうものなの?」
「……、いや、騎士団に残り続ける、女は……少数派、だ。大抵は、団内で結婚、して引退する」
「君はしなかったんだ」
「私より、強い男が……ぅ、いなかった、からな」
「ふうん。でもそれだと疼いて眠れなかった夜もあったんじゃないのかい?」
シルヴィアの体を舐めるように眺めて、エドラはその視線を下半身で止める。
数時間にわたる乳首責めで引き締まった女体は熟れきっており、灰色のズボンの股の部分は、愛液で重たい色に変色していた。直に触られているわけではないので洪水というような量ではなかったが、楕円形に浮かぶ染みが、かえって内側に隠された秘所の形を想像させる。
視姦を受けて、シルヴィアは内股気味に太腿に力を入れた。
「……それが、どうした。そんなの、ただの……生理、現象だ」
「1人でするときは、どんなふうに触っていたの?」
「……下、を」
「下じゃわからないよ。答える気ないのかい?」
「………っ! …………陰、核をっ」
「教科書みたいな語句選びになっちゃうな。もっと言い方あるだろう。片仮名で、ちゃんと言ってみてよ。私は、どこを、どんなふうに、触ってますって」
―――どこまで、辱めれば……っ!
後ろで組まされた手を力の限り握りしめる。恥ずかしさと怒りで整った顔は髪と同じぐらい真っ赤に染まり、射殺さんとばかりに目が鋭くなる。しかし、今のシルヴィアは所詮、絶対服従を強要され性拷問を受け続ける虜囚でしかなく、気品ある唇で淫語を紡ぐしか残された道はなかった。
ぶるぶると震えながら、血を吐くように言葉を発する。
「私、は、……クリ、トリスを、手で、弾くように……触って、ます………っ!」
じっとりと濡れそぼっていることが明らかな秘部の染みをエドラに晒したまま、屈辱的な答えを返す。こんなことなら自慰なんてしなければよかったと思うも、今現在も、シルヴィアの体は快楽をため込み疼き始めていた。
悪趣味な水着のように紙片で乳首を覆い、そこから絶え間なく与えられる振動にときおり乳房を震わせる。じっとりとした汗が額から首筋へと流れ、谷間までの線を作っていた。
「うーん」
エドラは、首をかしげて頭を掻く。
困ったように―――正確には、困ったような演技をして―――それからシルヴィアににたりとした笑みを返した。
「ちょっとよくわからないから、試しに今ここで、やってみせてよ。……僕にちゃんと見えるように、股を開いて、さ」
もとは帝国の重役が使っていたであろう無駄に豪奢な軍用車に乗せられて、シルヴィアとエドラは向かい合って座っていた。
「本当はそのまま王国を責め落しに行っても良かったんだけどね」
「王国は、お前ら如きに、落ちるほど、柔ではない」
「ふうん、君は負けちゃったけどね」
「黙れ……んぅ、う」
引き結ばれた唇は悔し気にゆがめられたままだが、すっと通った鼻から微かに甘やかな音が漏れる。乱れるには弱いが、無視を貫くには強い。そんな刺激を乳首に受け続けて、シルヴィアはじわじわと張り始めた乳房の疼きにぎりぎりと歯を軋ませた。
上半身は、乳輪がかろうじて隠れるぐらいの紙片が胸に張り付いているだけ。
下には灰色がかったズボンを履かされて、再び『絶対服従』の印を張られたシルヴィアは、撤退が始まった数時間前から、乳首に貼られた振動印に苛まれていた。
後ろで手を組まされ、悶えながらもにらみ続ける美囚を眺めて、エドラはにこにこと笑う。
「虜囚というのは、惨めなものだね。君はこれから僕たちの支配した帝国で、娼婦でも経験しないような辱めを受けるわけだけど、何か感想は?」
「お前ら下衆に何をされようと、響きなど、しない。身の程と、恥を、知れ」
「昨晩テントの外にまで聞こえる喘ぎ声を出していた人と同じセリフとは思えないなあ。ねえ、ずいぶんとお楽しみだったようじゃないか」
「あんなものは、不可、効力……だ。……っ、せいぜい、滅ぼされるまでの、束の間の支配者気分を、楽しむと、……っ、いい」
「ああ、聖剣と聖女だっけ。王国の最高戦力、というか、君の妹たち」
技術革新に伴う物理戦力特化で発達してきた帝国に対し、王国は魔術に偏重した戦力を持つ。
貼り付けられた紙片を内側から盛り上げる乳首の膨らみは、シルヴィアが感じていることを如実に表していたが、それでも王国騎士団長は、唇の端をゆがめた。
「お前でも、あの二人には、勝てない。……そのときに、後悔して泣き喚け、この下郎……っぅ」
「負けるつもりはないけれど、でも万全を期すに越したことはないか」
あくまでも優雅に足を組んだまま、エドラはシルヴィアに笑いかける。
「家に着くまではまだまだ時間があるけれど、ちょっと暇になってきたな。ねえ、シルヴィア嬢。僕と楽しくおしゃべりでもしよう。君について、知りたいことがたくさんある。ああ、もちろん卑猥なことを選んで聞くよ。そのほうが楽しそうだ」
「勝手に、しゃべってろ……」
「そうだなあ、シルヴィア。男性経験って、本当にゼロ?」
にこにこと問いかけるエドラに、シルヴィアは嘲笑を返した。
「答えるわけが、ないだろう。脳味噌入ってるの、か……」
「わかってないのは、どっちだろう」
反抗心が失われないのは立派だけれど、それで前提を忘れるのはいただけない。片眼を細めて、エドラの顔から笑みが引いていく。
「『一対一の戦闘において、シルヴィア=メルネスを倒すにはどう攻めればよい?』」
その言葉は、服従の命令に乗って発せられた。
声帯と唇の自由を奪われて、シルヴィアはよどみなく答えさせられる。
「……魔術、に対する、抵抗力が弱い。魔法剣士、のような類との戦闘が、……一番苦手、だ」
「なるほど。………ねえ、わかったかな」
快楽によるものとは違う汗をかき始めたシルヴィアに、エドラは支配者らしく悠然と、高みから諭すように告げた。
「君が僕の質問を無視するたびに、王国の情報を売ってもらうよ」
■■■
「へえ、男性経験は本当にないんだ。騎士団の女性ってそういうものなの?」
「……、いや、騎士団に残り続ける、女は……少数派、だ。大抵は、団内で結婚、して引退する」
「君はしなかったんだ」
「私より、強い男が……ぅ、いなかった、からな」
「ふうん。でもそれだと疼いて眠れなかった夜もあったんじゃないのかい?」
シルヴィアの体を舐めるように眺めて、エドラはその視線を下半身で止める。
数時間にわたる乳首責めで引き締まった女体は熟れきっており、灰色のズボンの股の部分は、愛液で重たい色に変色していた。直に触られているわけではないので洪水というような量ではなかったが、楕円形に浮かぶ染みが、かえって内側に隠された秘所の形を想像させる。
視姦を受けて、シルヴィアは内股気味に太腿に力を入れた。
「……それが、どうした。そんなの、ただの……生理、現象だ」
「1人でするときは、どんなふうに触っていたの?」
「……下、を」
「下じゃわからないよ。答える気ないのかい?」
「………っ! …………陰、核をっ」
「教科書みたいな語句選びになっちゃうな。もっと言い方あるだろう。片仮名で、ちゃんと言ってみてよ。私は、どこを、どんなふうに、触ってますって」
―――どこまで、辱めれば……っ!
後ろで組まされた手を力の限り握りしめる。恥ずかしさと怒りで整った顔は髪と同じぐらい真っ赤に染まり、射殺さんとばかりに目が鋭くなる。しかし、今のシルヴィアは所詮、絶対服従を強要され性拷問を受け続ける虜囚でしかなく、気品ある唇で淫語を紡ぐしか残された道はなかった。
ぶるぶると震えながら、血を吐くように言葉を発する。
「私、は、……クリ、トリスを、手で、弾くように……触って、ます………っ!」
じっとりと濡れそぼっていることが明らかな秘部の染みをエドラに晒したまま、屈辱的な答えを返す。こんなことなら自慰なんてしなければよかったと思うも、今現在も、シルヴィアの体は快楽をため込み疼き始めていた。
悪趣味な水着のように紙片で乳首を覆い、そこから絶え間なく与えられる振動にときおり乳房を震わせる。じっとりとした汗が額から首筋へと流れ、谷間までの線を作っていた。
「うーん」
エドラは、首をかしげて頭を掻く。
困ったように―――正確には、困ったような演技をして―――それからシルヴィアににたりとした笑みを返した。
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