いつか、あの日の戦場で。

くらーぐ

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二年前①

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何気ない日、強いて言うなら少しだけ暑い夏だった。
夏休みが近づき、教室も騒がしくなっていた。
「おはっよー!」

あいも変わらず、サラは元気そうに挨拶をして教室に入ってきた。
サラは、明るく、女子から人気だ。かと言って、女子グループの中心にいるというわけでもない、誰とでもわけへだなく喋りかけにいく。
 
 この愛嬌に惹かれる男も多いらしい。俺が幼馴染って事で、俺が普段話さないような、いわゆる陽キャとかいうのに、「紹介しろ」だのなのだのうるさく言われる。
  無論、都合つけて追い返すが。

ーそれは、正直、自分もずっとサラに惹かれていた部分があったからだろう。

そんなことを思いながら外を眺める。

「わっ!!」

「!!!」

変なことを思っていただけに、サラの不意打ちを食らってしまった。言葉も出せず椅子から転げる。

女子の笑い声、はまだしも、男子からの視線が痛い。

出来るだけ感情的にならないように小声で言う
「あのなぁぁ」
彼女は笑って
「ぼーっとしてるからでしょ、私の勝ちね~放課後、ジュースよろしくー」
手を振って、再び女子の輪へ帰っていった








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