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2章
マグナ大森林part23
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老若男女問わず、各家の代表が里長のティガの家に集まっていた。里の守護に当たっていて、代わりに出席している家もあるが、緊急集会のため、致し方ない。ここには積み上げられた死体と共に怯え切った生存者(盗賊)も一緒にいる。
大広間のソファやテーブルは隅に追いやられ、絨毯の上にティガを先頭中央に、各家、住民代表者達は二列縦隊で座り込んでいる。
「私一個人としては残りはゴールドーンへの引き渡しを行い、シグムンド大陸の法にて厳正な処罰を…」
「なんでにゃ!?奴らを皆殺しにすべきダッ!!」
「そうにゃそうにゃ!今までに命を落とした同胞の為にも!!」「生易しすぎるニャー!!」
彼等は閉鎖的な移民故、シグムンド大陸の法がどの程度厳しいモノなのか知る由もない。
集まった大勢が、ティガが帰結を述べ終える前に異を唱える。今話し合われているのはフローラ達が捕らえた盗賊達の処遇だ。
フローラ達が出立した後、ゴブリン達は縄でぐるぐる巻きにした盗賊達を里の中央広場に連行していた。
再会に喜んでいた里人達は様々な反応をみせる。強姦された娘嫁達は恐れ、嫌悪し身を震わせる。男衆は嫌悪し怒りに顔を歪ませる。中には憤慨し憎悪に駆られた猫人達(キャットピープル)が襲い掛かる。手足を拘束され身動きの取れない盗賊達は絶好の鴨だ…在る者は槍を顔面に突き刺され、在る者は殴打により頭部そのものの原型が崩壊し、脳や潰れたトマトのような眼球がぶちまけられている。去勢しようとナイフで執拗に刺され、股間は下手な料理人が切った野菜のように地味に切り落とされてないのが傍から見ていて痛々しい事この上ない。止めどなく出血しており、泡を吹いて気絶している者もいる。冷静さを取り戻し、落ち着くまで、既に八人の死傷者を出してしまったのだ。暴走した同族たちの矛を収めるのはティガ一人では到底無理な話で、運んでくれていたゴブリン達が奮闘してくれた功績が大きい。
「本来、話し合いで処遇を決めるはずなのだが、感情に任せ、冷静さを失った結果、どうなった。十人いた盗賊達はもう五…四人だぞ。」
積み上げられた死体とは別に、重傷者がたった今失血死したのだ。無理もない、患部に一切の処置を施さず、放置していたのだから。
ティガは念のため脈を取り、絶命しているのを確認すると、また一人死体の山に積み上げる。黙ってその姿を見ていた同族達は口を閉ざしている。時間の問題だったのは彼のみだ。この先死者が増えるとしたら決議の結果次第だろう。再び定位置に座り直し、口を開く。
「話は最後まで聞いてくれ、頼む。先ずは何故かという問いにから答えていこうか。今回我々を救ってくれたのはフローラ殿とニーナ殿だ。恩人達は恐らく“ギルド所属”の冒険者と行った所か。恐らくクエストで此方(マグナ大森林)に立ち寄ったのだろう。違うか、カミラ。」
急に話を振られて、黙って話を聞いていたカミラの体はビクッと反応する。同族達はギルドというワードと、一族の裏切り者を冷ややかな目で一瞥し、ざわついている。
「すまない、落ち着け。ギルド関係者かどうかは推測の域を出ん。私がそう思っただけだ。今回其方が救援を呼んできてくれてなければ、事態がこれ程好転したとは思えない。里を抜け出した事自体、責めてはいないし、こうなってしまった私の不甲斐なさが原因だ。再び戻ってきてくれたことに感謝してるんだ。ありがとう。」
「えぇ、いえいえ!感謝なんてされるようなことは…。寧ろ一度は我が身可愛さに皆さんを見捨てて逃げ出したのですから…申し訳ありませんでした。」カミラは何らかの処罰を覚悟していただけに、動揺する。恐らく、見捨てて逃げ出した猫女という汚名をも返上してくれたのだろう。折角設けてくれた場を借りて誠意を込めて一連の事を把握しきれていなかった同族達に向け、頭を下げる。
「結果論だが、其方(カミラ)は我々を見捨てなかった。今こうして連中を突き出すか、処刑するか選択することができる状況にある事自体奇跡だ。だからもう頭を上げて、そして皆も彼女のことを責めないでくれよ。」ティガはカミラに、皆の良心に、訴えかけるように諭した。
カミラは顔を上げ、皆の様子を伺うと納得したようで、優しく微笑んでくれたり、ティガの話に頷きを見せている。誰一人カミラを責めている者はもういない様で罪悪感が拭われたような気がした。
「彼女達のことですが正直私も旅をしているってことくらいしか聞いていないので何とも言えません。ただ此方にとっては都合がよろしいかと。」
「と、いうと?」同族(住民)から詳しい説明を求む声が上がる。
「つまり、個人として私達と関係を築けるということです。恐らく里長様(ティガ)はギルド絡みだった場合、あの役人(トレース)が提示した違約金をどうするのか…が気がかりなのでは?」皆(キャットピープル達)、助けは来ないものと忘れていたがクエスト内容に違反した場合、別途用意し、支払わなければならない。ティガ達は捕縛した罪人を移送し、ゴールドーン都市にて裁定を下すまでをクエストに依頼していた。トレース曰く、ギルドは極力人殺しはしないそうで、捕縛出来た罪人には依頼主であっても手を出してはいけない。もし違えることがあれば違約金を取ると言われていた。勿論、そんな取り決めはないし、本来は生殺与奪は正当性がある場合に限りだが、依頼主が全て決めることである。トレースの虚言を鵜呑みにしているティガ達は殺めてしまった死体の山を凝視している。
「忘れてたにゃ…」
「我々にはもう…金になるようなものは…」
里が出せる上限一杯の資金を役人(トレース)は搾取していたのだ。他の手(ギルド以外のフリーの冒険者等)を借りようにも借りることができない状態まで追い込んでおくことで、計画に横槍が入らないよう手を打っていたのだ。ギルド従事者が金銭自体の受け取りに出向くことはない。金額の設定も本来は依頼主が決めることで、一般の相場をギルド側は提示する事が本来の役割だ。報酬が安ければ、引き受けて貰えなくなるリスクが上がるだけだ。
高ければ他の依頼主達の依頼を受ける人間がいなくなってしまうので、どうしても色を付けるという事になれば依頼は緊急クエストの部類に認定され、依頼日より即日解決してもらえたりするが、そんなことをせずとも冒険者は山程いる。大抵のクエストは派遣して2-3日もあれば解決してしまう。依頼のやり取りがギルド館内以外で行われること自体異例だ。まともなギルド関係者であれば故意に不正を犯しているのでは?と疑うレベルだ。これ程分かり易い不正が罷り通ってしまったのは、依頼者が特別(秘匿性の高い土地柄に住む人間や環境下に置かれているか依頼自体を公にしたくない場合等)な事情を抱えた依頼であったのと、犯行グループと内通している人間にそれなりの権力があったからだろう。
「安心してください。私達はフローラ様とニーナ様に恩があるだけです。恐らくギルドが干渉してくることはありません。ギルド(トレース)の人間は金を受け取りに来た後、音沙汰はなかったのですから。」
「ほんとだにゃ…。依頼はだいぶ前からしてるのに、奴らからは音沙汰の一つもないにゃ!!」
「”依頼料だけ受け取り”に来て、それっきりにゃ!!」
今までギルドを利用してこなかったせいで、トレースの悪事はギルド全体への非難の声になって高まっている。多少のガス抜きは必要だろうと考えるティガも目を瞑っている。皆のまとめ役じゃなければ彼も同じように愚痴の一つでもこぼしていたに違いない。
「私達に今更干渉してこようものなら正式にフローラ様やニーナ様がその旨をお伝えしたはず。里長様(ティガ)にも隠し立てする必要はありませんもの。クエストに私達のことが含まれていたなら猶更です。それに依頼して三カ月も経っているのに対応が遅すぎます。我々は当初指定された依頼料の十倍は、金銭を用意したのですよ?緊急を要する案件の相場が本当にそれ程のものなのかは分かりかねますが…。もっと早く助けが来てくれていれば私の夫も…今頃この場に…。」彼女(カミラ)の夫は幾重にも拠る戦闘の末、里の為に命を落としていた。聡明な彼女が里を捨て、子どもを連れ逃げ出そうと思い立った契機にもなっている。
ティガは皆の意見とカミラの考察を纏める。
迅速な対応を求めている案件(クエスト)が三ヶ月も掛かってはギルドそのものの運営が成り立たない筈だ。里の猫人達(キャットピープル)がギルドに対して見捨てられたと思うのも当然の判断といえる。
実際は依頼自体揉み消されてしまっていたので、対応のしようが無かっただけなのだが、依頼者達からしたら知ったことではない。
自分(ティガ)の心配は杞憂だったのかもしれない。腹が決まったようで、処断を言い渡す。
「我々は同胞の報いを彼等に等しく償ってもらうことにする…生死は問わない。皆に伝えよ」
盗賊達は絶望に顔を染め、その身に起こる避けようのない運命を呪った。
大広間のソファやテーブルは隅に追いやられ、絨毯の上にティガを先頭中央に、各家、住民代表者達は二列縦隊で座り込んでいる。
「私一個人としては残りはゴールドーンへの引き渡しを行い、シグムンド大陸の法にて厳正な処罰を…」
「なんでにゃ!?奴らを皆殺しにすべきダッ!!」
「そうにゃそうにゃ!今までに命を落とした同胞の為にも!!」「生易しすぎるニャー!!」
彼等は閉鎖的な移民故、シグムンド大陸の法がどの程度厳しいモノなのか知る由もない。
集まった大勢が、ティガが帰結を述べ終える前に異を唱える。今話し合われているのはフローラ達が捕らえた盗賊達の処遇だ。
フローラ達が出立した後、ゴブリン達は縄でぐるぐる巻きにした盗賊達を里の中央広場に連行していた。
再会に喜んでいた里人達は様々な反応をみせる。強姦された娘嫁達は恐れ、嫌悪し身を震わせる。男衆は嫌悪し怒りに顔を歪ませる。中には憤慨し憎悪に駆られた猫人達(キャットピープル)が襲い掛かる。手足を拘束され身動きの取れない盗賊達は絶好の鴨だ…在る者は槍を顔面に突き刺され、在る者は殴打により頭部そのものの原型が崩壊し、脳や潰れたトマトのような眼球がぶちまけられている。去勢しようとナイフで執拗に刺され、股間は下手な料理人が切った野菜のように地味に切り落とされてないのが傍から見ていて痛々しい事この上ない。止めどなく出血しており、泡を吹いて気絶している者もいる。冷静さを取り戻し、落ち着くまで、既に八人の死傷者を出してしまったのだ。暴走した同族たちの矛を収めるのはティガ一人では到底無理な話で、運んでくれていたゴブリン達が奮闘してくれた功績が大きい。
「本来、話し合いで処遇を決めるはずなのだが、感情に任せ、冷静さを失った結果、どうなった。十人いた盗賊達はもう五…四人だぞ。」
積み上げられた死体とは別に、重傷者がたった今失血死したのだ。無理もない、患部に一切の処置を施さず、放置していたのだから。
ティガは念のため脈を取り、絶命しているのを確認すると、また一人死体の山に積み上げる。黙ってその姿を見ていた同族達は口を閉ざしている。時間の問題だったのは彼のみだ。この先死者が増えるとしたら決議の結果次第だろう。再び定位置に座り直し、口を開く。
「話は最後まで聞いてくれ、頼む。先ずは何故かという問いにから答えていこうか。今回我々を救ってくれたのはフローラ殿とニーナ殿だ。恩人達は恐らく“ギルド所属”の冒険者と行った所か。恐らくクエストで此方(マグナ大森林)に立ち寄ったのだろう。違うか、カミラ。」
急に話を振られて、黙って話を聞いていたカミラの体はビクッと反応する。同族達はギルドというワードと、一族の裏切り者を冷ややかな目で一瞥し、ざわついている。
「すまない、落ち着け。ギルド関係者かどうかは推測の域を出ん。私がそう思っただけだ。今回其方が救援を呼んできてくれてなければ、事態がこれ程好転したとは思えない。里を抜け出した事自体、責めてはいないし、こうなってしまった私の不甲斐なさが原因だ。再び戻ってきてくれたことに感謝してるんだ。ありがとう。」
「えぇ、いえいえ!感謝なんてされるようなことは…。寧ろ一度は我が身可愛さに皆さんを見捨てて逃げ出したのですから…申し訳ありませんでした。」カミラは何らかの処罰を覚悟していただけに、動揺する。恐らく、見捨てて逃げ出した猫女という汚名をも返上してくれたのだろう。折角設けてくれた場を借りて誠意を込めて一連の事を把握しきれていなかった同族達に向け、頭を下げる。
「結果論だが、其方(カミラ)は我々を見捨てなかった。今こうして連中を突き出すか、処刑するか選択することができる状況にある事自体奇跡だ。だからもう頭を上げて、そして皆も彼女のことを責めないでくれよ。」ティガはカミラに、皆の良心に、訴えかけるように諭した。
カミラは顔を上げ、皆の様子を伺うと納得したようで、優しく微笑んでくれたり、ティガの話に頷きを見せている。誰一人カミラを責めている者はもういない様で罪悪感が拭われたような気がした。
「彼女達のことですが正直私も旅をしているってことくらいしか聞いていないので何とも言えません。ただ此方にとっては都合がよろしいかと。」
「と、いうと?」同族(住民)から詳しい説明を求む声が上がる。
「つまり、個人として私達と関係を築けるということです。恐らく里長様(ティガ)はギルド絡みだった場合、あの役人(トレース)が提示した違約金をどうするのか…が気がかりなのでは?」皆(キャットピープル達)、助けは来ないものと忘れていたがクエスト内容に違反した場合、別途用意し、支払わなければならない。ティガ達は捕縛した罪人を移送し、ゴールドーン都市にて裁定を下すまでをクエストに依頼していた。トレース曰く、ギルドは極力人殺しはしないそうで、捕縛出来た罪人には依頼主であっても手を出してはいけない。もし違えることがあれば違約金を取ると言われていた。勿論、そんな取り決めはないし、本来は生殺与奪は正当性がある場合に限りだが、依頼主が全て決めることである。トレースの虚言を鵜呑みにしているティガ達は殺めてしまった死体の山を凝視している。
「忘れてたにゃ…」
「我々にはもう…金になるようなものは…」
里が出せる上限一杯の資金を役人(トレース)は搾取していたのだ。他の手(ギルド以外のフリーの冒険者等)を借りようにも借りることができない状態まで追い込んでおくことで、計画に横槍が入らないよう手を打っていたのだ。ギルド従事者が金銭自体の受け取りに出向くことはない。金額の設定も本来は依頼主が決めることで、一般の相場をギルド側は提示する事が本来の役割だ。報酬が安ければ、引き受けて貰えなくなるリスクが上がるだけだ。
高ければ他の依頼主達の依頼を受ける人間がいなくなってしまうので、どうしても色を付けるという事になれば依頼は緊急クエストの部類に認定され、依頼日より即日解決してもらえたりするが、そんなことをせずとも冒険者は山程いる。大抵のクエストは派遣して2-3日もあれば解決してしまう。依頼のやり取りがギルド館内以外で行われること自体異例だ。まともなギルド関係者であれば故意に不正を犯しているのでは?と疑うレベルだ。これ程分かり易い不正が罷り通ってしまったのは、依頼者が特別(秘匿性の高い土地柄に住む人間や環境下に置かれているか依頼自体を公にしたくない場合等)な事情を抱えた依頼であったのと、犯行グループと内通している人間にそれなりの権力があったからだろう。
「安心してください。私達はフローラ様とニーナ様に恩があるだけです。恐らくギルドが干渉してくることはありません。ギルド(トレース)の人間は金を受け取りに来た後、音沙汰はなかったのですから。」
「ほんとだにゃ…。依頼はだいぶ前からしてるのに、奴らからは音沙汰の一つもないにゃ!!」
「”依頼料だけ受け取り”に来て、それっきりにゃ!!」
今までギルドを利用してこなかったせいで、トレースの悪事はギルド全体への非難の声になって高まっている。多少のガス抜きは必要だろうと考えるティガも目を瞑っている。皆のまとめ役じゃなければ彼も同じように愚痴の一つでもこぼしていたに違いない。
「私達に今更干渉してこようものなら正式にフローラ様やニーナ様がその旨をお伝えしたはず。里長様(ティガ)にも隠し立てする必要はありませんもの。クエストに私達のことが含まれていたなら猶更です。それに依頼して三カ月も経っているのに対応が遅すぎます。我々は当初指定された依頼料の十倍は、金銭を用意したのですよ?緊急を要する案件の相場が本当にそれ程のものなのかは分かりかねますが…。もっと早く助けが来てくれていれば私の夫も…今頃この場に…。」彼女(カミラ)の夫は幾重にも拠る戦闘の末、里の為に命を落としていた。聡明な彼女が里を捨て、子どもを連れ逃げ出そうと思い立った契機にもなっている。
ティガは皆の意見とカミラの考察を纏める。
迅速な対応を求めている案件(クエスト)が三ヶ月も掛かってはギルドそのものの運営が成り立たない筈だ。里の猫人達(キャットピープル)がギルドに対して見捨てられたと思うのも当然の判断といえる。
実際は依頼自体揉み消されてしまっていたので、対応のしようが無かっただけなのだが、依頼者達からしたら知ったことではない。
自分(ティガ)の心配は杞憂だったのかもしれない。腹が決まったようで、処断を言い渡す。
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