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1章
ユグの森
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討伐依頼があるだけにユグの森の人の出入りは少なくなっているようだ。
とゆか、人っ子一人見かけない。
「とりあえず奥まで進んでみよっか。」
杖を握り、索敵しつつココドラやゴブリン・アークスの住処を探し森の中を突き進む。
少し入り込んできた辺りからワイヤーワームやゴブリンの死骸を見掛けるようになってきた。
ワイヤーワームは蔦などに擬態し、獲物が触れ合える距離まで接近してくると絞殺せんと絡まり襲ってくるのだ。
硬い甲皮が特徴で1度捕まると引きちぎることも出来ず、雁字搦めにされてしまう。
一般的に言われている弱点は火だ。
甲皮の熱伝導率が高いために内側に熱が内側によく通るためだ。
通常の近接戦闘を得意とする冒険者は松明などを焚いて戦闘を避ける。
あかちゃは擬態しているワイヤーワームを見抜き、破壊魔法・【爆裂】を発動する。
すると、蔦に擬態していたワイヤーワームがぐにゃぐにゃと動き、木の枝から落ちて絶命する。
内部の細胞を爆散させるこの魔法は殺傷能力に長けた魔法だ。
ピクリとも動かなくなったワイヤーワームの甲皮の繋ぎ目の隙間から白濁色の汁(血液)が漏れ出てきている。
「ここら辺でゴブリンが死んでるね。もし生きてるの見つけても攻撃しないでね」
あかちゃとゆきじにお願いする。
ゆきじは後方を警戒していたがあかちゃがここは任せて。と言わんばかりに一掃していくものだからゆきじの出番はなく、フローラの頭の上に乗って休んでいる。
もしかしたらこの辺に住処があるかもしれないなあって奥へは進まず辺りを探索し始める。
あかちゃのおかげで安全に見渡していると2匹のゴブリンをみつける。
距離はまだ30めるち程離れている。
ゴブリンは死んだワイヤーワームを持って帰るみたいで必死に集めている。
先程倒していたワイヤーワームの体液がゴブリンを引き付けたようだ。
上手いこと撒き餌になっており、ゴブリンの意識はワイヤーワームに釘付けだ。
見つかっていないことをいい事に木の影にて幻惑魔法の誘惑を放つ。
対象の周りの空気がほんのりフェロモンで包まれる。
ゴブリン達は匂いを嗅ぐと次第にワイヤーワームを集める動きが鈍く、そして止まり、目がとろんとしている。
2匹のゴブリン達はゆっくりとフローラ達の方へ歩き出す。こちらに来るよう命令を魔力を通して行った結果だ。
完璧に誘惑が決まったことを確認するとフローラはゴブリン達に質問する。
「住処はどこ?」
すると
「「アッチ・・・ドウクツ。」」
と指を指して深く入り込んだ先に洞窟があることを教えてくれる。
フローラは少し驚いた。
ゴブリンを束ねるくらいのチカラを持っている個体は人語も解する知性をある程度備えていたりする。
下っ端であろうゴブリンが人語を解するとは思ってもみなかった。
このゴブリン達は人をよく襲っていたのだろうか。
とゆか、人っ子一人見かけない。
「とりあえず奥まで進んでみよっか。」
杖を握り、索敵しつつココドラやゴブリン・アークスの住処を探し森の中を突き進む。
少し入り込んできた辺りからワイヤーワームやゴブリンの死骸を見掛けるようになってきた。
ワイヤーワームは蔦などに擬態し、獲物が触れ合える距離まで接近してくると絞殺せんと絡まり襲ってくるのだ。
硬い甲皮が特徴で1度捕まると引きちぎることも出来ず、雁字搦めにされてしまう。
一般的に言われている弱点は火だ。
甲皮の熱伝導率が高いために内側に熱が内側によく通るためだ。
通常の近接戦闘を得意とする冒険者は松明などを焚いて戦闘を避ける。
あかちゃは擬態しているワイヤーワームを見抜き、破壊魔法・【爆裂】を発動する。
すると、蔦に擬態していたワイヤーワームがぐにゃぐにゃと動き、木の枝から落ちて絶命する。
内部の細胞を爆散させるこの魔法は殺傷能力に長けた魔法だ。
ピクリとも動かなくなったワイヤーワームの甲皮の繋ぎ目の隙間から白濁色の汁(血液)が漏れ出てきている。
「ここら辺でゴブリンが死んでるね。もし生きてるの見つけても攻撃しないでね」
あかちゃとゆきじにお願いする。
ゆきじは後方を警戒していたがあかちゃがここは任せて。と言わんばかりに一掃していくものだからゆきじの出番はなく、フローラの頭の上に乗って休んでいる。
もしかしたらこの辺に住処があるかもしれないなあって奥へは進まず辺りを探索し始める。
あかちゃのおかげで安全に見渡していると2匹のゴブリンをみつける。
距離はまだ30めるち程離れている。
ゴブリンは死んだワイヤーワームを持って帰るみたいで必死に集めている。
先程倒していたワイヤーワームの体液がゴブリンを引き付けたようだ。
上手いこと撒き餌になっており、ゴブリンの意識はワイヤーワームに釘付けだ。
見つかっていないことをいい事に木の影にて幻惑魔法の誘惑を放つ。
対象の周りの空気がほんのりフェロモンで包まれる。
ゴブリン達は匂いを嗅ぐと次第にワイヤーワームを集める動きが鈍く、そして止まり、目がとろんとしている。
2匹のゴブリン達はゆっくりとフローラ達の方へ歩き出す。こちらに来るよう命令を魔力を通して行った結果だ。
完璧に誘惑が決まったことを確認するとフローラはゴブリン達に質問する。
「住処はどこ?」
すると
「「アッチ・・・ドウクツ。」」
と指を指して深く入り込んだ先に洞窟があることを教えてくれる。
フローラは少し驚いた。
ゴブリンを束ねるくらいのチカラを持っている個体は人語も解する知性をある程度備えていたりする。
下っ端であろうゴブリンが人語を解するとは思ってもみなかった。
このゴブリン達は人をよく襲っていたのだろうか。
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