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15.クリスside
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厄介なことになった、まさかアリスが来るとは。仕事どころではない。とりあえず客間に行く。
「お兄ちゃん。あの子、変な感じがする。」
ほう。気づくんだ。
「性格はいいが、体が特殊でな。」
「へぇ、特殊ねぇ...面白そう。」
うわ、アリスの悪い癖が出た。まあいいか、あいつに触れるのは俺かじぃやくらいだから。
客間につき、ソファに座る。
「で、話ってなんだ。」
「ないわよ、そんなの。あの子の前での口実。」
うわ、俺なにかされる予感がする。
「ないなら帰れよ。今仕事で忙しいんだから。」
と、立ち上がろうとした時、手を取られた。
「ねぇ、暇なの。遊んで?」
はぁ、やれやれ。
「無理だ。」
「なんでよ。いいじゃん。」
「だってお前と遊ぶといつも俺の下半身触るじゃん?」
「そ、それは...お、女の子だからよ...」
なんだそれ。てか第一男作れよ。
「だから、お願い...?」
そんなソファに寝転がって上目遣いされても...ん?何だこの匂い。不思議とムラムラしてくる。
「なんだこれ。お前からいい匂いが...」
と流れるままにアリスを抱きしめてしまう。やめろ。止まんねぇ。ヨシュア...俺は...
「匂いが効いてきたかしら?フフフ...」
自然と抱き合う形になってしまい、キスをしようとした時、
『お主、今自分が何をしようとしてるのか、わかってるのか?』
ハッ!?クソ猫の声が...俺は、何をしようとしていたんだ。
まずい!アリスの唇が...
「いい加減にしろ!!」
と、アリスの体を吹っ飛ばす。
「痛い!何するのよ!...せっかくいい所だったのに...」
「何がいい所だっただ!ああ?ふざけんな。こんな臭いで誘惑しといて。出ていけ!」
「...わかったわよ!もう、あなたのところに一生来ないから!縋られても知らない!」
誰が縋るかボケ!俺にはヨシュアがいるんだ。
...はぁ、はぁ。もう疲れた。仕事したくねぇ。
ひとまず、ヨシュアを呼ぶか...
━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは。ひりゅうです。まさか14話を13話と書きミスを...申し訳ないです...直してきます。
「お兄ちゃん。あの子、変な感じがする。」
ほう。気づくんだ。
「性格はいいが、体が特殊でな。」
「へぇ、特殊ねぇ...面白そう。」
うわ、アリスの悪い癖が出た。まあいいか、あいつに触れるのは俺かじぃやくらいだから。
客間につき、ソファに座る。
「で、話ってなんだ。」
「ないわよ、そんなの。あの子の前での口実。」
うわ、俺なにかされる予感がする。
「ないなら帰れよ。今仕事で忙しいんだから。」
と、立ち上がろうとした時、手を取られた。
「ねぇ、暇なの。遊んで?」
はぁ、やれやれ。
「無理だ。」
「なんでよ。いいじゃん。」
「だってお前と遊ぶといつも俺の下半身触るじゃん?」
「そ、それは...お、女の子だからよ...」
なんだそれ。てか第一男作れよ。
「だから、お願い...?」
そんなソファに寝転がって上目遣いされても...ん?何だこの匂い。不思議とムラムラしてくる。
「なんだこれ。お前からいい匂いが...」
と流れるままにアリスを抱きしめてしまう。やめろ。止まんねぇ。ヨシュア...俺は...
「匂いが効いてきたかしら?フフフ...」
自然と抱き合う形になってしまい、キスをしようとした時、
『お主、今自分が何をしようとしてるのか、わかってるのか?』
ハッ!?クソ猫の声が...俺は、何をしようとしていたんだ。
まずい!アリスの唇が...
「いい加減にしろ!!」
と、アリスの体を吹っ飛ばす。
「痛い!何するのよ!...せっかくいい所だったのに...」
「何がいい所だっただ!ああ?ふざけんな。こんな臭いで誘惑しといて。出ていけ!」
「...わかったわよ!もう、あなたのところに一生来ないから!縋られても知らない!」
誰が縋るかボケ!俺にはヨシュアがいるんだ。
...はぁ、はぁ。もう疲れた。仕事したくねぇ。
ひとまず、ヨシュアを呼ぶか...
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