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学校で会った嫌いな獣人
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私は獣人が大嫌いだった。なんでかって?獣臭いし、ほとんど脳筋ばっかでまともに話できるのなんて何人いることかしら。
「ルナ。今日は入学式でしょ?はやく行きなさい!」
1階からママの声がする。
「はーい!」
そう、今日は「ラグーン学園」の入学式。今年から私は高等部1年になる。中等部にいた所とかわらないから緊張することも無い。でも、この学園は人間と獣人が入り交じったところ。私にとっては嫌な場所でもあった。
入学式がおわり、ホームルーム(以下HR)が始まる。私のクラスは...よかった、人が多い。40人中15人が獣人か...まあいいや。他のクラスはもっと多いだろう。今日はHRが済んだら下校だからすぐ帰ろうとした。教室を出て下駄箱へ向かう。その時、ちょうど隣の教室から誰かが出てきて私とぶつかった。
「いったぁ。ちょっと何よ。」
尻もちを着いてしまった。
「すまん。立てるか?」
...獣人だ。うわぁ、最悪。しかも狼。なんでよりによって...
そっと私に手を差し伸べてきた。
「大丈夫。1人で立てるわ。」
と、さし伸ばされた手を弾く。
関わりたくないから下駄箱へ走る。
「おい!待てよ!」
聞く耳持たずに私は走って狼獣人から逃げた。
その夜、私は明日学園に行こうか迷った。高等部に入って初めて話して相手が獣人?ふざけないでよ。もう、どうすればいいのよ。ほんっと最悪。
翌朝
「ルナ!起きなさい!何時だと思ってるの?」
ママの声だ。起きなきゃ怒られる。そう思い、ベッドから起き上がる。
「今起きたー!」
学園行きたくないのに...でも、ママに怒られる方が怖いから行くしかないか...
と、渋々部屋から出る。
リビングに行くとテーブルに朝ごはんが並んでいた。
「おはよう。どうしたの?何かあった?」
ママが心配そうに聞いてきた。
「おはよう。ううん、何も無いよ。」
ホントはあるけど言ったら怒られる。ママは獣人が好きだから。
朝食を済ませ、歯を磨いてから制服を着て家を出る。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。気をつけてね。」
はぁ~。いやだなぁ。と思いつつも学園につき教室に入る。
4限目まで終わり昼休みに入った。私はいつも独り身だから基本は屋上でご飯を食べる。誰も来ないから静かで心地いい。
ガチャッ。扉が開いた。珍しい。こんなところに人が来るなんt...獣人だ。しかも、昨日会った。
「やっと見つけた。探したぞお前のこと。」
私はその言葉に耳を傾けない。話したくないからだ。
「なんで無視するのかは薄々気づいてるさ。獣人、嫌いなんだろ?」
「そうよ。嫌いで何が悪いの?」
あ、答えてしまった。まあいいや、暇だったから話し相手にはなるか。
「何も悪いとは言っちゃねぇがな。ただ、俺はお前に会いたかっただけ。」
「なんで私に会いたいの。私は獣人が嫌いなのよ。ホントは話したくもないのよ。」
「でもこうして、嫌でも話してくれるだろ?会いに来た理由としては、君と話したかったから。」
「なんで私と話したいのよ。」
「なんでって言われてもなぁ...君のことを知りたいと思ったから。」
私のことを...ね。
「君、名前なんて言うの?」
「獣人に答える義務なんてないのよ。」
「はぁ?連れねーなぁ。まあいい、俺はフェンリル。フェンリル・スペンサー。名前だけでも覚えておいてくれ。じゃあ、授業始まるから、またな。」
...なんなのあいつ。
━━━━━━━━━━━━━━
こんばんは!ひりゅうです!宣言通り(?)3作目です!今回は獣人を嫌いな女の子が徐々に気になっていくという感じのお話になってます!1作目まだ完結しないの?という方がいらっしゃると思いますが、まだです!まだなのです!という事で、末永くよろしくお願いします~
「ルナ。今日は入学式でしょ?はやく行きなさい!」
1階からママの声がする。
「はーい!」
そう、今日は「ラグーン学園」の入学式。今年から私は高等部1年になる。中等部にいた所とかわらないから緊張することも無い。でも、この学園は人間と獣人が入り交じったところ。私にとっては嫌な場所でもあった。
入学式がおわり、ホームルーム(以下HR)が始まる。私のクラスは...よかった、人が多い。40人中15人が獣人か...まあいいや。他のクラスはもっと多いだろう。今日はHRが済んだら下校だからすぐ帰ろうとした。教室を出て下駄箱へ向かう。その時、ちょうど隣の教室から誰かが出てきて私とぶつかった。
「いったぁ。ちょっと何よ。」
尻もちを着いてしまった。
「すまん。立てるか?」
...獣人だ。うわぁ、最悪。しかも狼。なんでよりによって...
そっと私に手を差し伸べてきた。
「大丈夫。1人で立てるわ。」
と、さし伸ばされた手を弾く。
関わりたくないから下駄箱へ走る。
「おい!待てよ!」
聞く耳持たずに私は走って狼獣人から逃げた。
その夜、私は明日学園に行こうか迷った。高等部に入って初めて話して相手が獣人?ふざけないでよ。もう、どうすればいいのよ。ほんっと最悪。
翌朝
「ルナ!起きなさい!何時だと思ってるの?」
ママの声だ。起きなきゃ怒られる。そう思い、ベッドから起き上がる。
「今起きたー!」
学園行きたくないのに...でも、ママに怒られる方が怖いから行くしかないか...
と、渋々部屋から出る。
リビングに行くとテーブルに朝ごはんが並んでいた。
「おはよう。どうしたの?何かあった?」
ママが心配そうに聞いてきた。
「おはよう。ううん、何も無いよ。」
ホントはあるけど言ったら怒られる。ママは獣人が好きだから。
朝食を済ませ、歯を磨いてから制服を着て家を出る。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。気をつけてね。」
はぁ~。いやだなぁ。と思いつつも学園につき教室に入る。
4限目まで終わり昼休みに入った。私はいつも独り身だから基本は屋上でご飯を食べる。誰も来ないから静かで心地いい。
ガチャッ。扉が開いた。珍しい。こんなところに人が来るなんt...獣人だ。しかも、昨日会った。
「やっと見つけた。探したぞお前のこと。」
私はその言葉に耳を傾けない。話したくないからだ。
「なんで無視するのかは薄々気づいてるさ。獣人、嫌いなんだろ?」
「そうよ。嫌いで何が悪いの?」
あ、答えてしまった。まあいいや、暇だったから話し相手にはなるか。
「何も悪いとは言っちゃねぇがな。ただ、俺はお前に会いたかっただけ。」
「なんで私に会いたいの。私は獣人が嫌いなのよ。ホントは話したくもないのよ。」
「でもこうして、嫌でも話してくれるだろ?会いに来た理由としては、君と話したかったから。」
「なんで私と話したいのよ。」
「なんでって言われてもなぁ...君のことを知りたいと思ったから。」
私のことを...ね。
「君、名前なんて言うの?」
「獣人に答える義務なんてないのよ。」
「はぁ?連れねーなぁ。まあいい、俺はフェンリル。フェンリル・スペンサー。名前だけでも覚えておいてくれ。じゃあ、授業始まるから、またな。」
...なんなのあいつ。
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こんばんは!ひりゅうです!宣言通り(?)3作目です!今回は獣人を嫌いな女の子が徐々に気になっていくという感じのお話になってます!1作目まだ完結しないの?という方がいらっしゃると思いますが、まだです!まだなのです!という事で、末永くよろしくお願いします~
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