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第46話 ドラゴン襲来
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「ちょっと……嘘でしょ……?」
クレアが信じられないものを見たような声をあげる。
「ドラゴン……?なんでこんなところにいるのよ……!」
――ズドォォォォォン!
空から俺たちを見下ろしていたドラゴンが、轟音と共に俺たちの目の前に着地する。
地面が大きく揺れ、砂埃が舞い上がる。
すごい威圧感だ。
巨大な瞳が、まっすぐ俺たちを睨んでいる。
「エリス……あなた、なにかしましたわね!?」
俺がエリスの方を向くと、彼女はわざとらしく両手を頬に当てて叫んだ。
「きゃー!ドラゴンですよー!襲われるー!セレスティアさんなんとかしてくださいよぉ!」
「なっ!?無茶言わないでください!」
なんとかしろって、こんなデカいやつをか!?
「ちょっと!なにボーッとしてるのよ!はやく逃げるわよ!」
クレアは顔を青くして、俺の腕を引く。
「ええ、そうですわね!こんなの相手にしてられませんわ!」
俺はおとなしくクレアに従い逃げようとするが――
「セレスティアさん、逃げてはダメですよ♪」
エリスが通せんぼをするように言う。
「こんな近くの森にいるドラゴンを放っておいたら、学園が襲われるかもしれませんよ?きゃー!恐ろしいー!」
……なんか、ものすごくわざとらしいな。
しかし、万が一それが本当なら大変だ!
学園にはたくさんの生徒や友達、それにリリィがいる。
もしみんなが襲われるなんてことになったら……
なんとかしなくては!
「そうは言ってもどうすればいいんですの!?」
「ほら、今のあなたは魔法が制御できるんでしょう?なら無敵じゃないですか♪さくっと倒しちゃってください♪」
「簡単に言いますわね……」
なんかこの女神の手のひらの上で踊らされている気がして癪だが、やるしかない!
とりあえず適当に攻撃魔法を撃ってみよう!
俺はドラゴンの前に立ち、魔法を放つ。
「いきますわよ!『火球(ファイアーボール)』!」
――ドォォォォォン!
命中した!
「……」
しかし、ドラゴンの鱗には傷一つついておらず、微動だにしない。
「えっと……さらにもう一発!『疾風の刃(ウィンドカッター)』!」
――シュバババババッ!
風の刃がドラゴンの巨体を切り裂こうと飛んでいく!
「……」
カキンッ!
硬質な音が響き、刃はドラゴンの鱗に弾かれた。
ドラゴンはこちらを睨み続けている。
「うう……まだまだいきますわ!『大地の礫(アースグレイン)』!」
――ズバババババンッ!
無数の石のつぶてがドラゴンの身体に叩き込まれる!
「……」
しかし、石のつぶては無残に砕け散り、ドラゴンはじっとしたまま動かない。
「ならこれなら!『水球(ウォーターボール)』!」
――バシャアアアアアアアン!
「……」
……ドラゴンの身体が少し濡れただけだった。
水浴びでもしたかのようだ。
「ちょっと!?全然効いてないじゃない!やっぱり逃げたほうがいいって!」
「そんな~♪セレスティアさんが逃げたら学園が……いや、この国は終わりですよ~♪」
クレアは本気で焦っているが、エリスは他人事みたいに言う。
やけに楽しそうだな!
それに今回のエリスはやたら大げさだ。
「そうは言っても、どの属性魔法も撃ってみましたがまるで手応えがありませんわ!」
全属性が使えるといっても、所詮は初級レベルの魔法だ。
スライムやフォレストウルフを倒すことはできても、ドラゴン相手には到底太刀打ちできない。
というかこのドラゴン、なんで何もしてこないんだ?
もしかして敵意はないとか?
もう既にめっちゃ攻撃しちゃったけど、もし敵意がないなら話せばなんとかなるかも?
そう思ってドラゴンの顔を見てみると……
――ギロッ
めっちゃ睨まれた。
どうやら気のせいだったらしい。
まずい……一体どうすれば……
そうだ!
属性魔法が効かないなら、物理で殴ればいいんじゃないか!?
効くか分からんが、とりあえずやってみよう!
「まずは……『時間停止(オーバークロック)』!」
――カチッ!
時間が止まり、世界から音が消える。
そしてさらに――
「『身体強化(アクティベート)』!これで腕力を強化しますわ!」
俺の両腕に力が集まるのを感じる。
魔力によるブーストを限界までかけ、拳を握りしめる。
そして仕上げに――
「物理で殴りますわ!」
俺は止まっている時の中、ドラゴンの懐に飛び込み、強化した拳を連続で叩き込む。
「すぅ~……いきますわよ!」
――ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!
硬い鱗の感触が拳に伝わるが、構わず殴り続ける。
俺は時間停止の限界ギリギリまで拳を叩き込み……
そして時間が動き出した。
――ヒュゥゥゥゥ……
すると、時が止まっていた間に蓄積されたダメージが一気にドラゴンを襲う。
――ドドドドドドドドドンッ!
「!?グォォォォォ!」
手応えはあった。
なんとか効いたようだ。
ドラゴンが苦悶の声を上げ、よろめく。
――ドシィィィィィン!
そして、さすがのドラゴンも地面に倒れ伏した。
「はぁ……はぁ……やりましたわ……」
俺は疲労でその場に座り込んでしまう。
「す、すごい……!あたしには何をしているのかよく見えなかったし分からなかったけど、とにかく倒したってことよね!?」
クレアが目を丸くして驚いている横で、エリスがパチパチと拍手をしている。
「さすがですね、セレスティアさん♪私にも何をしたのか分かりませんでしたが、無敵のセレスティアさんならなんとかしてくれると思っていましたよ♪」
こいつ、分かってるくせに平然と嘘つくな。
しかしいちいち突っ込む余裕もない。
連続の魔法使用でめちゃくちゃ疲れたし、身体中が痛い!
「つ、疲れました……身体が動かせませんわ……」
「あっ、ちょっと待ってて。今あたしが治してあげるわ」
クレアが近づこうとするが、俺の前で倒れているドラゴンを見て警戒する。
「……ほんとに倒したの?近づいて大丈夫?」
「大丈夫ですよ、クレアさん♪完全に倒しましたって♪ほら、ピクリとも動いてないじゃないですか♪」
エリスの言うとおり、目の前のドラゴンは倒れたまま微動だにしない。
どうやらちゃんと倒せたらしい。
するとエリスは、わざとらしくドラゴンに聞こえるような大声で言った。
「ドラゴンのお肉ってすごーく美味しいらしいですよー♪持ち帰ってみんなで食べましょうよー♪」
「!?」
その言葉を聞いた瞬間、倒れていたドラゴンの目がカッと見開かれた。
――ズドドドドドドド!
凄まじい勢いでドラゴンが立ち上がる。
「ちょっ、嘘ですわよね!?まだやるんですの!?」
「ちょっとエリス!やっぱり倒せてないじゃないの!」
俺たちが絶望し、動けないでいると……
――バッサァァァァァ!
ドラゴンは俺たちに目もくれず、全速力で空へ飛び去っていった。
「あれ?どっかいっちゃいましたわ?」
「た、助かったの?」
俺たちがポカンとしていると、エリスは残念そうに言った。
「あーあ、ドラゴン肉食べてみたかったのになー♪」
「なにを呑気なこと言っていますの……」
なにはともあれ助かったようだ。
俺とクレアは心の底から安堵した。
クレアが信じられないものを見たような声をあげる。
「ドラゴン……?なんでこんなところにいるのよ……!」
――ズドォォォォォン!
空から俺たちを見下ろしていたドラゴンが、轟音と共に俺たちの目の前に着地する。
地面が大きく揺れ、砂埃が舞い上がる。
すごい威圧感だ。
巨大な瞳が、まっすぐ俺たちを睨んでいる。
「エリス……あなた、なにかしましたわね!?」
俺がエリスの方を向くと、彼女はわざとらしく両手を頬に当てて叫んだ。
「きゃー!ドラゴンですよー!襲われるー!セレスティアさんなんとかしてくださいよぉ!」
「なっ!?無茶言わないでください!」
なんとかしろって、こんなデカいやつをか!?
「ちょっと!なにボーッとしてるのよ!はやく逃げるわよ!」
クレアは顔を青くして、俺の腕を引く。
「ええ、そうですわね!こんなの相手にしてられませんわ!」
俺はおとなしくクレアに従い逃げようとするが――
「セレスティアさん、逃げてはダメですよ♪」
エリスが通せんぼをするように言う。
「こんな近くの森にいるドラゴンを放っておいたら、学園が襲われるかもしれませんよ?きゃー!恐ろしいー!」
……なんか、ものすごくわざとらしいな。
しかし、万が一それが本当なら大変だ!
学園にはたくさんの生徒や友達、それにリリィがいる。
もしみんなが襲われるなんてことになったら……
なんとかしなくては!
「そうは言ってもどうすればいいんですの!?」
「ほら、今のあなたは魔法が制御できるんでしょう?なら無敵じゃないですか♪さくっと倒しちゃってください♪」
「簡単に言いますわね……」
なんかこの女神の手のひらの上で踊らされている気がして癪だが、やるしかない!
とりあえず適当に攻撃魔法を撃ってみよう!
俺はドラゴンの前に立ち、魔法を放つ。
「いきますわよ!『火球(ファイアーボール)』!」
――ドォォォォォン!
命中した!
「……」
しかし、ドラゴンの鱗には傷一つついておらず、微動だにしない。
「えっと……さらにもう一発!『疾風の刃(ウィンドカッター)』!」
――シュバババババッ!
風の刃がドラゴンの巨体を切り裂こうと飛んでいく!
「……」
カキンッ!
硬質な音が響き、刃はドラゴンの鱗に弾かれた。
ドラゴンはこちらを睨み続けている。
「うう……まだまだいきますわ!『大地の礫(アースグレイン)』!」
――ズバババババンッ!
無数の石のつぶてがドラゴンの身体に叩き込まれる!
「……」
しかし、石のつぶては無残に砕け散り、ドラゴンはじっとしたまま動かない。
「ならこれなら!『水球(ウォーターボール)』!」
――バシャアアアアアアアン!
「……」
……ドラゴンの身体が少し濡れただけだった。
水浴びでもしたかのようだ。
「ちょっと!?全然効いてないじゃない!やっぱり逃げたほうがいいって!」
「そんな~♪セレスティアさんが逃げたら学園が……いや、この国は終わりですよ~♪」
クレアは本気で焦っているが、エリスは他人事みたいに言う。
やけに楽しそうだな!
それに今回のエリスはやたら大げさだ。
「そうは言っても、どの属性魔法も撃ってみましたがまるで手応えがありませんわ!」
全属性が使えるといっても、所詮は初級レベルの魔法だ。
スライムやフォレストウルフを倒すことはできても、ドラゴン相手には到底太刀打ちできない。
というかこのドラゴン、なんで何もしてこないんだ?
もしかして敵意はないとか?
もう既にめっちゃ攻撃しちゃったけど、もし敵意がないなら話せばなんとかなるかも?
そう思ってドラゴンの顔を見てみると……
――ギロッ
めっちゃ睨まれた。
どうやら気のせいだったらしい。
まずい……一体どうすれば……
そうだ!
属性魔法が効かないなら、物理で殴ればいいんじゃないか!?
効くか分からんが、とりあえずやってみよう!
「まずは……『時間停止(オーバークロック)』!」
――カチッ!
時間が止まり、世界から音が消える。
そしてさらに――
「『身体強化(アクティベート)』!これで腕力を強化しますわ!」
俺の両腕に力が集まるのを感じる。
魔力によるブーストを限界までかけ、拳を握りしめる。
そして仕上げに――
「物理で殴りますわ!」
俺は止まっている時の中、ドラゴンの懐に飛び込み、強化した拳を連続で叩き込む。
「すぅ~……いきますわよ!」
――ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!
硬い鱗の感触が拳に伝わるが、構わず殴り続ける。
俺は時間停止の限界ギリギリまで拳を叩き込み……
そして時間が動き出した。
――ヒュゥゥゥゥ……
すると、時が止まっていた間に蓄積されたダメージが一気にドラゴンを襲う。
――ドドドドドドドドドンッ!
「!?グォォォォォ!」
手応えはあった。
なんとか効いたようだ。
ドラゴンが苦悶の声を上げ、よろめく。
――ドシィィィィィン!
そして、さすがのドラゴンも地面に倒れ伏した。
「はぁ……はぁ……やりましたわ……」
俺は疲労でその場に座り込んでしまう。
「す、すごい……!あたしには何をしているのかよく見えなかったし分からなかったけど、とにかく倒したってことよね!?」
クレアが目を丸くして驚いている横で、エリスがパチパチと拍手をしている。
「さすがですね、セレスティアさん♪私にも何をしたのか分かりませんでしたが、無敵のセレスティアさんならなんとかしてくれると思っていましたよ♪」
こいつ、分かってるくせに平然と嘘つくな。
しかしいちいち突っ込む余裕もない。
連続の魔法使用でめちゃくちゃ疲れたし、身体中が痛い!
「つ、疲れました……身体が動かせませんわ……」
「あっ、ちょっと待ってて。今あたしが治してあげるわ」
クレアが近づこうとするが、俺の前で倒れているドラゴンを見て警戒する。
「……ほんとに倒したの?近づいて大丈夫?」
「大丈夫ですよ、クレアさん♪完全に倒しましたって♪ほら、ピクリとも動いてないじゃないですか♪」
エリスの言うとおり、目の前のドラゴンは倒れたまま微動だにしない。
どうやらちゃんと倒せたらしい。
するとエリスは、わざとらしくドラゴンに聞こえるような大声で言った。
「ドラゴンのお肉ってすごーく美味しいらしいですよー♪持ち帰ってみんなで食べましょうよー♪」
「!?」
その言葉を聞いた瞬間、倒れていたドラゴンの目がカッと見開かれた。
――ズドドドドドドド!
凄まじい勢いでドラゴンが立ち上がる。
「ちょっ、嘘ですわよね!?まだやるんですの!?」
「ちょっとエリス!やっぱり倒せてないじゃないの!」
俺たちが絶望し、動けないでいると……
――バッサァァァァァ!
ドラゴンは俺たちに目もくれず、全速力で空へ飛び去っていった。
「あれ?どっかいっちゃいましたわ?」
「た、助かったの?」
俺たちがポカンとしていると、エリスは残念そうに言った。
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