愛してるとか言わないで

ファーストキスの味

そんなこんなで俺達3人は学年が上がり中学2年になる。


『うわ。俺だけクラス離れた。』
『りょぉーー！俺は認めへんで
嫌やなぁ亮と同じがいい～(泣』
と駄々をこねる和樹
『まぁまぁ落ち着いて和樹
俺とは同じクラスなんだからさぁ～』
『蓮じゃなくて亮がええんやぁ～(泣』
『え！ちょっとストレートすぎないっ！？』
『笑笑蓮,亮を頼んだぞー』
『亮たーん！そんな薄状な』
『はいはい。ほら行くよ～教室』
『神様が俺らの恋を邪魔しよる～！！』
『そうだね～』

ー放課後ー
『亮！お待たせ！』
『うん』
『よっしゃ帰るかぁ～』
『…』
(う～ん。これはなんか怒ってるなぁ、亮さん
『今日俺の家くる？』
『いい』
『はぁー。俺は今日1日全然亮の事
見れてへんし話せてへんし寂しかってんけどなぁー』
そう言うと和樹は俺の顔を覗き込む
『うっ』
『それでも家には来てくれへんのかぁ～
あぁ、俺寂しいなぁ～』
『…い、く。』
『ついでにメロンパン買って帰ろ』
『お前本当好きだな』
『うん！あのパン俺のファーストキスの味ってやつ？笑』
『！？』
『あれ俺初キスやで笑』
『そんなん俺もだ！』
『それはよかった笑笑』
『早く買って帰ろ』
『帰って隅から隅まで亮たん食べちゃお～♡』
『///恥ずかしい事言ってんじゃねぇよ！』