8 / 35
風邪
しおりを挟む
【LINE】
和樹『悪い。風邪ひいたわぁ笑
せやし今日は学校休むわぁ』
と1通だけ入っていた
『大丈夫か?なんか欲しいものとかあるか?』
『いや、大丈夫。熱自体微熱やし!笑
1日体休めたらすぐ治るし心配すんな!!笑』
『分かった。あったかくして寝とけ馬鹿』
『馬鹿は風邪引かへんで笑』
(こんな事言ってもやっぱ心配だから
放課後メロンパン持って様子見に行こ
ー放課後ー
『おばちゃーん』
『あれ??今日は1人?』
『蓮は部活で和樹は風邪引いて寝込んでる』
『えぇ和樹君大丈夫?』
『熱はないって言ってたけど
心配だから一応今から見舞いに行くところ』
『じゃあパン出来たてあげるわぁ~
あと5分くらいで出来るからちょっと待って~!』
『出来たて!?ラッキー笑和樹も喜ぶと思う!』
『それにしてもあの子1人暮らしなんやろ?』
『うん』
『中学生やのになぁ』
『なんか詳しい話は知らんけどアパートの管理人が
親戚らしくて空いてる部屋貸してもらってるらしい』
『ふーん。あぁ見えても苦労してるのね~』
『うん』
『ちゃんと支えてあげや。亮』
『ん?』
『だってあの子いかにも色んな事全部
溜め込んで背負い込んでそうなタイプだし』
『そうかぁー?』
『絶対そうだって笑』
『ふーん』
『あ、パンできたって!!』
『出来たてぇぇ!!早く持っていったろ!!』
『そーしてあげて笑』
『おばちゃんありがとう!また来る!』
『おばちゃん言うな!笑』
(和樹出来たては食べた事ないもんなぁ
喜ぶかなぁ??てか食べれる?
まぁいいや!早く届けたいし
ほんでちょっとだけ会いたい?し
和樹の家に着き呼び鈴を鳴らすと
体中にあざを作った和樹が驚いたように出てきた
『どうしたん?』と俺に尋ねる
『どうしたん?はこっちのセリフだ!なんだよそのアザ!てか風邪引いてるんじゃなかったんかよ』
『あぁ。これさっき転んでん笑
熱はもう平気やで笑』
と笑って誤魔化そうとする和樹
『嘘つくなよ‼︎どう転んだらそんなとこにあざができるんだよ!』
と亮が声を荒げて問いただす
『亮には関係ない』
と今にも消えてしまいそうな声で和樹が答える
『関係ある!俺お前の彼氏だろ!なんで隠すんだよ』
『…亮俺達もう別れへん?』
『は?』
『そもそも男同士で付き合ってる方がおかしいねん』
『なんだよそれ。お前俺の事もう好きじゃねーのかよ!?』
『…うん。やからもう終わりにしよ』
(なんなんだよ。じゃあなんでお前そんなに…
そんなに泣きそうな顔してるんだよ
『分かった。お前が別れたいなら別れる。
でも、それでも俺はお前の事が好きだ
誰よりも愛してる。それだけは忘れんなよ!
それとこれ出来たてもらってきたから』
『出来たて!?ありがとうな嬉しいわ』
『...じゃあ俺今日は帰るわ』
『分かった。じゃあ』
(ごめん亮。俺も亮が好きだよ愛してるよ。ごめん。
和樹『悪い。風邪ひいたわぁ笑
せやし今日は学校休むわぁ』
と1通だけ入っていた
『大丈夫か?なんか欲しいものとかあるか?』
『いや、大丈夫。熱自体微熱やし!笑
1日体休めたらすぐ治るし心配すんな!!笑』
『分かった。あったかくして寝とけ馬鹿』
『馬鹿は風邪引かへんで笑』
(こんな事言ってもやっぱ心配だから
放課後メロンパン持って様子見に行こ
ー放課後ー
『おばちゃーん』
『あれ??今日は1人?』
『蓮は部活で和樹は風邪引いて寝込んでる』
『えぇ和樹君大丈夫?』
『熱はないって言ってたけど
心配だから一応今から見舞いに行くところ』
『じゃあパン出来たてあげるわぁ~
あと5分くらいで出来るからちょっと待って~!』
『出来たて!?ラッキー笑和樹も喜ぶと思う!』
『それにしてもあの子1人暮らしなんやろ?』
『うん』
『中学生やのになぁ』
『なんか詳しい話は知らんけどアパートの管理人が
親戚らしくて空いてる部屋貸してもらってるらしい』
『ふーん。あぁ見えても苦労してるのね~』
『うん』
『ちゃんと支えてあげや。亮』
『ん?』
『だってあの子いかにも色んな事全部
溜め込んで背負い込んでそうなタイプだし』
『そうかぁー?』
『絶対そうだって笑』
『ふーん』
『あ、パンできたって!!』
『出来たてぇぇ!!早く持っていったろ!!』
『そーしてあげて笑』
『おばちゃんありがとう!また来る!』
『おばちゃん言うな!笑』
(和樹出来たては食べた事ないもんなぁ
喜ぶかなぁ??てか食べれる?
まぁいいや!早く届けたいし
ほんでちょっとだけ会いたい?し
和樹の家に着き呼び鈴を鳴らすと
体中にあざを作った和樹が驚いたように出てきた
『どうしたん?』と俺に尋ねる
『どうしたん?はこっちのセリフだ!なんだよそのアザ!てか風邪引いてるんじゃなかったんかよ』
『あぁ。これさっき転んでん笑
熱はもう平気やで笑』
と笑って誤魔化そうとする和樹
『嘘つくなよ‼︎どう転んだらそんなとこにあざができるんだよ!』
と亮が声を荒げて問いただす
『亮には関係ない』
と今にも消えてしまいそうな声で和樹が答える
『関係ある!俺お前の彼氏だろ!なんで隠すんだよ』
『…亮俺達もう別れへん?』
『は?』
『そもそも男同士で付き合ってる方がおかしいねん』
『なんだよそれ。お前俺の事もう好きじゃねーのかよ!?』
『…うん。やからもう終わりにしよ』
(なんなんだよ。じゃあなんでお前そんなに…
そんなに泣きそうな顔してるんだよ
『分かった。お前が別れたいなら別れる。
でも、それでも俺はお前の事が好きだ
誰よりも愛してる。それだけは忘れんなよ!
それとこれ出来たてもらってきたから』
『出来たて!?ありがとうな嬉しいわ』
『...じゃあ俺今日は帰るわ』
『分かった。じゃあ』
(ごめん亮。俺も亮が好きだよ愛してるよ。ごめん。
0
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【bl】砕かれた誇り
perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。
「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」
「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」
「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」
彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。
「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」
「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」
---
いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。
私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、
一部に翻訳ソフトを使用しています。
もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
優秀な婚約者が去った後の世界
月樹《つき》
BL
公爵令嬢パトリシアは婚約者である王太子ラファエル様に会った瞬間、前世の記憶を思い出した。そして、ここが前世の自分が読んでいた小説『光溢れる国であなたと…』の世界で、自分は光の聖女と王太子ラファエルの恋を邪魔する悪役令嬢パトリシアだと…。
パトリシアは前世の知識もフル活用し、幼い頃からいつでも逃げ出せるよう腕を磨き、そして準備が整ったところでこちらから婚約破棄を告げ、母国を捨てた…。
このお話は捨てられた後の王太子ラファエルのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる