カオスサーガ〜残されし者達の誓い〜

ロブレス

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■オルクス獣王国の歴史

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■ 建国の起源

オルクス獣王国は、かつて土の神のもとで戦った獣人たちを中心に形成された国家である。

神代の戦乱期――

大地が裂け、空が焦げ、雷鳴が絶えなかった時代。

獣人たちはそれぞれの神の旗の下に分かれ、戦場を駆けた。

土の神のもとで戦う一団

火の神のもとで戦う一団

雷の神のもとで戦う一団

幾多の衝突と対立を経て、

最終的に生き残り、中心となったのは土の神に仕えた獣人たちであった。

その長こそが、後に初代獣王と呼ばれる存在である。

彼は武力のみならず、

異なる信仰と誇りを持つ獣人たちをまとめ上げる器を持っていた。

こうして、戦士の集団は国家へと姿を変える。

それがオルクス獣王国の始まりである。



■ 信仰と文化

現在のオルクス獣王国では、

土の神への信仰が最も根強い。

次いで火の神の信仰が広く残り、

雷の神を信じる者は少数派となっている。

しかし、いずれの信仰も排斥されることはなく、

それぞれが武の象徴として尊重されている。

土の神:忍耐・守護・継続

火の神:規律・突破・誇り

雷の神:瞬発・激情・威圧

信仰は戦いの在り方そのものに直結している。



■ 国家の性質

オルクス獣王国は「戦士の国家」である。

武を尊ぶ文化

実力主義

強者が弱者を守る義務

王位継承時の試練闘技

貴族制度は存在せず、

血統よりも強さと器が重んじられる。

魔界との境界線付近に位置するが、

他国に頼ることなく、自国のみで防衛を行っている。

獣人の高い身体能力と闘技適性は、

国家そのものを要塞と化している。



■ 現在

オルクスは今も最前線の国家である。

守りながらも、攻める意思を失わない。

境界を越えさせぬ盾であり、

踏み越えた敵を薙ぎ払う刃でもある。

その誇りは、建国以来揺らいでいない。



史料抜粋

『獣王建国録』より

「我らは争いの果てに一つとなった。

土は耐え、火は燃え、雷は裁いた。

だが最後に残ったのは、大地に立ち続けた者たちである。

王とは最も強き者ではない。

最も多くの誇りを背負える者である。」

獣王国古文書庫所蔵



 著者 

    灰嵐の智将 グラド=ヴァルク

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