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第6話 テンプレはありますか?
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入街料を支払い、街へ続く門をくぐる。
そこに飛び込んできたのは、映画の中でしか見たことがない。石造りで統一された中世ヨーロッパのような街並みだった。
門から一直線に伸びる大通り。その両脇には店が立ち並び、中央を2列で馬車が走り道の端を人々が往来する。
家は自由に設計できるのだろうか。3階建てがメインの様々な色の屋根の家が大通りを中心に整列している。
そして正面の小高い丘の上には、領主の屋敷であろう立派な屋敷が、街を見渡すように立っていた。
興味のある店の主人に客が声を掛け、値段交渉を持ち掛ける。そんなやり取りが所々で行われている。
そして初めての人種以外の種族。獣人だ、ベースは何だろうか犬・猫・トカゲ等様々な種族がいる。まさにファンタジーな光景。
想像よりもずっと賑やかな街に、唾を飲み込んだ。
舗装された大通りを進む。
1軒1軒覗き込み、見たこともない品物に興奮しながら進む。
「あ~あれは何のお肉だろう。やばいあの串焼きが僕を呼んでいる」
そこらじゅうから漂う美味しそうな薫り。朝から干し肉と硬いパンしか食べていない。
食欲への自制が崩壊するのは時間の問題だった。
「おじさ~ん。串焼き3本頂戴!」
まずは串焼き屋さんに顔をだす。タレの焼ける匂いが食欲を唆る。
「はいよ!串焼き3本ね。銅貨30枚だ」
「はい。銀貨1枚ね」
「おう!ほら釣りだ」
ごっつい手で銅貨70枚を渡してくる。どうやら100枚単位で計算するので合っているようだ。
銅貨1枚10円くらいで、それ以下の小銭はないから商品の価値は切り上げるか下げるかしているみたいだ。
「ありがとう!」
大通りを進みながら、串焼きを頬張る。
濃厚なタレが、しっかりした歯応えと凝縮した旨味の脂にマッチしている。
「うま!これうま!」
何の肉かが疑問だけど、これは本当にうまいな。また買いにこよう。そして肉は何かをきかなくては。
そう決意し、串焼きを1本アイテムBOXに放り込む。
しばらくふらふら店を見ながら歩くと、正面に5階建の重厚な造りの建物が見える。
正面に大きなエンブレムが掲げており、門兵の説明通り剣と杖と花の模様があり、ここが冒険者ギルドであることを伝えていた。
正面の扉を開けるとそこは、大通りとは違う喧騒感漂う空間だった。
ごっつい体格の男性が4割。2割は筋肉質な女性。そして魔道士だろうかローブをきた男女に軽装の冒険者。そこはまさに冒険者ギルドだった。
その何人かの冒険者がこちらを見ているが、今は気にしない。
窓口は3つ。
おそらく受付と依頼達成時の報告所、そして買取所だろう。それぞれに冒険者が並び順番を待っている。
まあ列はあってないようなものか。大体の感じで並んでるんだろうな。
特に受付の列が酷いな。受付は3箇所。それぞれにギルド職員がおりうち2つは女性だ。
1人はオレンジ色のセミロングの髪。前髪を髪留めで留め、常に笑顔を振りまいている。美女だ。そして胸が机に乗っている……。
FいやG以上はありそうな胸が揺れるたびに、男どもの視線も揺れる。
そして2人目。
獣人だ!猫だろうかショートカットに猫耳!猫耳がある。ボーイッシュなイメージだろうか快活なやり取りで、冒険者と話をしている。こちらは間違いなく可愛い。そりゃ人気があるだろう。胸もそれなりにある。
そして、満を持して受付に進む。
そう僕が並ぶのはもちろん……。
3人目ですね。はい。
だって3人目はおっさんで、誰も並んでないしね。ごついけど。もう一度言う。ごついけど。
そりゃ並ばんわな。へんな威圧感あるし。
「なんだ坊主!依頼か?」
声がでかい。
「いえ。冒険者になりたくてきました。「坊主・・」ちなみに18歳です」
「おっおう。そうかすまんな。18か、やけに若く見えるな」
「じゃあ問題ない。冒険者は全て自己責任だ。分かってるのか?」
ごついおっさんが睨みを利かせて威圧してくる。いや心配か?ツンデレか?暑苦しい……。
「はい。大丈夫です。よろしくお願いします」
「そうか。ならいい。この水晶に手を乗せな」
そう言って受付の机の下から林檎程の大きさの水晶玉を出してくる。ガラスのような玉の中は、虹色に輝いている。
「これは?」
「おっ知らねーか。これは身分証を作る装置だな。手を乗せたものの情報をギルドカードに転写する。それと悪人は水晶が赤色つまりレッドとして写し出される」
「レッド?」
「おぅ?お前さんレッドもわからないとは何処から来たんだ?まぁレッドってのは殺人・強姦・強盗みたいな重犯罪者だな」
「なるほど……」
何かがわかったところで、水晶に手を乗せる。
すると水晶が虹色から青に変わり、またに虹色に戻った。
「ん。これで終了だ。これがギルドカードだ、失くすなよ。最初はタダだが、なくすと銀貨10枚もらうからな」
銀貨10枚。10,000円か再発行に10,000は高くないか?まぁ物価がまだわからないしな。お金は大事に使おう。
「てか坊主。どうして此処に並んだんだ?」
ギルドカードを確認する前に、おっさんが他の受付を指差しながら問いかけてくる。
「そりゃぁ空いてたからですよ。誰もおっちゃんの所なんか並ばないんでしょ?」
おっちゃんの問いかけに、正直に答えていると何人かが驚愕した目で見てくるが、これも今は気にしない。
「ガッハッハ。確かにその通りだ。時は金なり。やるこたぁ一緒だからな。坊主、ギルドカードの説明いるんだろう?」
「はい。お願いします」
「ギルドカードは名前・ランク・討伐モンスターと討伐数、そして表示させたいスキルが出るようになってる」
「表示させたいスキル?何でも表示できそうな言い方ですね」
「おう、その通りだ。剣術でも体術でも木工でも何でもだ。ただ虚偽の表示をして困るのは自分だからな。まぁやる奴はほとんどいねぇがな」
「なるほど。わかりました」
「討伐数は依頼達成の証拠になるが、討伐証明部位がなければ達成数は増えても報酬はないから気をつけろよ」
「はい」
「それとギルドのクエストやランクアップについては、この小冊子を読め。Fランク初心者用の手引書だ。以上!気をつけろよ」
厚さ2cm程の小冊子を受け取り中を軽くめくり、鞄に入れおっさんに頭を下げる。
「ありがとうございました」
礼を言って早々に立ち去る準備をする。
とりあえず今日はゆっくりしたい。テンプレのように絡まれるのは勘弁なので、足早にギルドを後にした。
その後ろ姿を見送り、一人の男が興味深かそうに観察していた事にもちろん気づいてはいなかった。
「ギルドマスタ~ どうしたんですか?そんな面白い顔して?」
隣に座っていた猫獣人の受付嬢が隆也と話をしていた男に小さい声で問いかける。
「はあ~!面白いってなんだ。面白いって。いやな?久しぶりに面白そうな奴が来たもんでな」
「あー さっきの男の子ですね。新人さんにいきなり小冊子を渡すなんて異例ですもんね。ギルド説明が面倒だっただけだと思いましたが」
「まぁそれもあるがな。あいつ俺の威圧の中、平然と前にきやがった」
そう。3人目の男の受付に列がなかったのは、何も男だったからという理由だけではない。
ギルドマスターであるこの男が変装し、威圧のスキルを発動していた為。ギルドマスターと気づかない冒険者であったとしても、並べなかったのである。
ギルドマスターと言われた男から注目されたとは、隆也は知る由もなかった。
そこに飛び込んできたのは、映画の中でしか見たことがない。石造りで統一された中世ヨーロッパのような街並みだった。
門から一直線に伸びる大通り。その両脇には店が立ち並び、中央を2列で馬車が走り道の端を人々が往来する。
家は自由に設計できるのだろうか。3階建てがメインの様々な色の屋根の家が大通りを中心に整列している。
そして正面の小高い丘の上には、領主の屋敷であろう立派な屋敷が、街を見渡すように立っていた。
興味のある店の主人に客が声を掛け、値段交渉を持ち掛ける。そんなやり取りが所々で行われている。
そして初めての人種以外の種族。獣人だ、ベースは何だろうか犬・猫・トカゲ等様々な種族がいる。まさにファンタジーな光景。
想像よりもずっと賑やかな街に、唾を飲み込んだ。
舗装された大通りを進む。
1軒1軒覗き込み、見たこともない品物に興奮しながら進む。
「あ~あれは何のお肉だろう。やばいあの串焼きが僕を呼んでいる」
そこらじゅうから漂う美味しそうな薫り。朝から干し肉と硬いパンしか食べていない。
食欲への自制が崩壊するのは時間の問題だった。
「おじさ~ん。串焼き3本頂戴!」
まずは串焼き屋さんに顔をだす。タレの焼ける匂いが食欲を唆る。
「はいよ!串焼き3本ね。銅貨30枚だ」
「はい。銀貨1枚ね」
「おう!ほら釣りだ」
ごっつい手で銅貨70枚を渡してくる。どうやら100枚単位で計算するので合っているようだ。
銅貨1枚10円くらいで、それ以下の小銭はないから商品の価値は切り上げるか下げるかしているみたいだ。
「ありがとう!」
大通りを進みながら、串焼きを頬張る。
濃厚なタレが、しっかりした歯応えと凝縮した旨味の脂にマッチしている。
「うま!これうま!」
何の肉かが疑問だけど、これは本当にうまいな。また買いにこよう。そして肉は何かをきかなくては。
そう決意し、串焼きを1本アイテムBOXに放り込む。
しばらくふらふら店を見ながら歩くと、正面に5階建の重厚な造りの建物が見える。
正面に大きなエンブレムが掲げており、門兵の説明通り剣と杖と花の模様があり、ここが冒険者ギルドであることを伝えていた。
正面の扉を開けるとそこは、大通りとは違う喧騒感漂う空間だった。
ごっつい体格の男性が4割。2割は筋肉質な女性。そして魔道士だろうかローブをきた男女に軽装の冒険者。そこはまさに冒険者ギルドだった。
その何人かの冒険者がこちらを見ているが、今は気にしない。
窓口は3つ。
おそらく受付と依頼達成時の報告所、そして買取所だろう。それぞれに冒険者が並び順番を待っている。
まあ列はあってないようなものか。大体の感じで並んでるんだろうな。
特に受付の列が酷いな。受付は3箇所。それぞれにギルド職員がおりうち2つは女性だ。
1人はオレンジ色のセミロングの髪。前髪を髪留めで留め、常に笑顔を振りまいている。美女だ。そして胸が机に乗っている……。
FいやG以上はありそうな胸が揺れるたびに、男どもの視線も揺れる。
そして2人目。
獣人だ!猫だろうかショートカットに猫耳!猫耳がある。ボーイッシュなイメージだろうか快活なやり取りで、冒険者と話をしている。こちらは間違いなく可愛い。そりゃ人気があるだろう。胸もそれなりにある。
そして、満を持して受付に進む。
そう僕が並ぶのはもちろん……。
3人目ですね。はい。
だって3人目はおっさんで、誰も並んでないしね。ごついけど。もう一度言う。ごついけど。
そりゃ並ばんわな。へんな威圧感あるし。
「なんだ坊主!依頼か?」
声がでかい。
「いえ。冒険者になりたくてきました。「坊主・・」ちなみに18歳です」
「おっおう。そうかすまんな。18か、やけに若く見えるな」
「じゃあ問題ない。冒険者は全て自己責任だ。分かってるのか?」
ごついおっさんが睨みを利かせて威圧してくる。いや心配か?ツンデレか?暑苦しい……。
「はい。大丈夫です。よろしくお願いします」
「そうか。ならいい。この水晶に手を乗せな」
そう言って受付の机の下から林檎程の大きさの水晶玉を出してくる。ガラスのような玉の中は、虹色に輝いている。
「これは?」
「おっ知らねーか。これは身分証を作る装置だな。手を乗せたものの情報をギルドカードに転写する。それと悪人は水晶が赤色つまりレッドとして写し出される」
「レッド?」
「おぅ?お前さんレッドもわからないとは何処から来たんだ?まぁレッドってのは殺人・強姦・強盗みたいな重犯罪者だな」
「なるほど……」
何かがわかったところで、水晶に手を乗せる。
すると水晶が虹色から青に変わり、またに虹色に戻った。
「ん。これで終了だ。これがギルドカードだ、失くすなよ。最初はタダだが、なくすと銀貨10枚もらうからな」
銀貨10枚。10,000円か再発行に10,000は高くないか?まぁ物価がまだわからないしな。お金は大事に使おう。
「てか坊主。どうして此処に並んだんだ?」
ギルドカードを確認する前に、おっさんが他の受付を指差しながら問いかけてくる。
「そりゃぁ空いてたからですよ。誰もおっちゃんの所なんか並ばないんでしょ?」
おっちゃんの問いかけに、正直に答えていると何人かが驚愕した目で見てくるが、これも今は気にしない。
「ガッハッハ。確かにその通りだ。時は金なり。やるこたぁ一緒だからな。坊主、ギルドカードの説明いるんだろう?」
「はい。お願いします」
「ギルドカードは名前・ランク・討伐モンスターと討伐数、そして表示させたいスキルが出るようになってる」
「表示させたいスキル?何でも表示できそうな言い方ですね」
「おう、その通りだ。剣術でも体術でも木工でも何でもだ。ただ虚偽の表示をして困るのは自分だからな。まぁやる奴はほとんどいねぇがな」
「なるほど。わかりました」
「討伐数は依頼達成の証拠になるが、討伐証明部位がなければ達成数は増えても報酬はないから気をつけろよ」
「はい」
「それとギルドのクエストやランクアップについては、この小冊子を読め。Fランク初心者用の手引書だ。以上!気をつけろよ」
厚さ2cm程の小冊子を受け取り中を軽くめくり、鞄に入れおっさんに頭を下げる。
「ありがとうございました」
礼を言って早々に立ち去る準備をする。
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「まぁそれもあるがな。あいつ俺の威圧の中、平然と前にきやがった」
そう。3人目の男の受付に列がなかったのは、何も男だったからという理由だけではない。
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