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裏
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しおりを挟む「母上。あの女の事ではありませんよ。ま。まったく無関係ではないですが。」
「あの女のとは?もしかして
マリーナの事?なぜ。最愛の女性をあの女呼ばわれするの?どうしたのジーク?なんだか、いつものあなたではないわよ。」
ジークは、母の問いかけに答えずに。
「王妃になる者が、足が不自由でも問題ありませんか?」
「どういう意味だ?足が不自由とは?」
「意味がわからないけど。答えるとしたら、そうね~。自分で立つ事ができれば大丈夫かしら。もし。立てなくてもイスに座ればいいわ。確か~何代か前に、足が不自由の王妃がいたわね。その時に、移動専用の護衛騎士がいたそうよ。ダンスは踊らなくても支障はないわよ。」
それを聞いて
「あ~それなら。まずは片方だけ負傷して使えないようにすればいい。引きずるようにすれば、逃げる事も難しいしな。直ぐに捕まりやすいしな。(移動専用の護衛騎士。そんなの必要ない。俺が…)」と笑顔で言っていた。
笑顔で恐ろしい事を計画する
ジークに、二人は恐怖を感じた。
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