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ジーク 出会いと永遠の別れ
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しおりを挟むジークは~あと数日で、ローズマリーが帰国するからな。ま。良い機会だしと「わかりました。」と返事をした。
両親は喜んでいた。
そして。5日間に渡るお茶会(お見合い)が開かれた。
なぜ5日間もあるかというと~年齢は13~17歳までの子爵以上の令嬢をグループに分け、別々の日で開催するからだ。
最後のお茶会(お見合い)と言うことで、大勢になってしまった。
母上の思惑は、大勢いれば誰かを気にいるだろと思ったんだろう。だからだろう。階級も子爵が入っている。本来なら伯爵以上だ。
服装もシンプルな青のドレスを各屋敷に届けさせた。青にしたのは、私の色だからそうだ。(私の青色は、私の天使だけの色だ。)そのドレスを好きにアレンジする。小物などは何色でもよく、青ドレスのアレンジと小物の組み合わせで令嬢のセンスなどを見るそうだ。
選ぶ時の参考にするのだろう。
天使は~全部。私の青一色を身に着けてくれたら~いいのに。
私の心は、天使ローズマリーのものだよ。
ひとまず。呼ぶ順番リストを見て、5日目にしようと順番を書き直した。
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