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184話 光葉を助けだせ①
しおりを挟む2人はレインの家に到着した。
コンコンと玄関のドアを叩くと「はーい。」と中からカメリアが出てきた。
「どちら様ですか?」と聞かれたので
「私は、遠野と言います。
こちらは、光葉の婚約者の翼です。(早口で)レインはいますか?光葉はどこですか?」
2人の慌てぶりに驚いたカメリアは「え、レイン帰っていないですよ。もしかして、あの事を実行したの?あ、私はレインの母のカメリアです。」
若い。お姉さんかと思った。
「あなたが、ニーナ様に手紙をお願いした方なんですね。ありがとうございました。」
「そんなの当たり前だわ。それより何処に~。」
カームが現れた。
「カメリア誰か来たのか?」
2人を見て(来るのが早いな)
そんなカームを見て「カーム、レインが何処にいるか知っているんでしょう。あなたがレインと話していたの聞いたのよ。」
(カメリアが教えたのか。後でお仕置きだな。)
「これは、遠野様に翼ではないですか?エルフの森に来るなんて珍しいですな。どうかしましたか?レインは、家には、いませんよ。」
「翼、今 調べる。モニターが表れた。エルフの森にいるのは確かだ。カーム様、この場所はどこですか?ずいぶん奥のようですが?」
カームが黙っていると
カメリアが「カームいい加減にしてよ。知っているんでしょう。(モニターを見ると)あ、もしかしてここは、私を閉じ込めていたあの場所じゃないの。2人ともあの場所なら、私でもわかるわよ。案内するわ。」と行こうとした。
「駄目だ。カメリアは外に出さない。わかった。私が案内しよう。」
2人は「「お願いします。」」
カームは、カメリアの耳元で、 「覚悟しておけよ」と言って、
不機嫌そうに、3人で外に出て行った。
「光葉さん。無事でいて。」
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