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185話 光葉を助けだせ②
しおりを挟むカームは渋々、2人を案内した。奥に進み、立ち入り禁止の場所に入った。
少し進み、大きな木の前で止まった。
呪文を唱えると、洞窟が姿を現した。
(これは目隠しの魔法か。俺でも見つけるのに時間がかかるな。)
洞窟の先に進むと
「レイン、私だ。開けるぞ。」
「父上、どうしましたか?」
父の後ろから遠野と翼が出てきた。「なぜ、お前達がいる。」
「レイン、光葉はどこにいる」
と翼が聞くと
「光葉なんのことだ。知らないな」と、しらを切る。
そのスキに、遠野がレインに
腕輪をはめた。
レインは「なんだこれは~外れない。」レインが魔法を使おうとしたが使えない。
「くそ~この腕輪か。」
翼が奥の部屋に行き、ベッドに眠っている光葉を抱きしめて
「良かった~。」
「翼さん?」と目を覚ました。
そんな2人を見てから
遠野が「カーム様。今回レインがした事は、誘拐です。
レイン、残念だよ。レインには魔法封じの腕輪をつけました。反省をして、危険でないと判断したら外します。それでは、私達は帰ります。」
遠野達は、瞬間移動で町へ帰った。
残されたカームとレインは
「父上、すみません。」
カームは
「ハァ~仕方がない。遠野様と花月様が、あちらにいる事が敗因だな。さぁ~帰ろう。」
「はい。」
家に残っていたカメリアは、
サーラに連絡をした。そして、今の気持ちを伝えた。
サーラからは、ニーナは光葉の結婚式後にお願いしたいと
聞かされ「私もそれでいいです。
よろしくお願いします。」
サーラは「わかったわ。」と言ってくれた。
さぁ~準備しましょう。
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