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369話
しおりを挟む「学さん。大丈夫ですよ。なんだかお腹空いちゃって~。」
「あ、そうなの。俺もなにか食べようかと思っていたんだ。 それなら一緒に何か食べよう」
「はい。」
二人は、今日の限定デザートのケーキを食べていた。
「さっき。レインがいたね。」
しずくはビクッとすると。
「町長達から、話は聞いているから大丈夫だよ。」
「そうなんですか。」
「それならこの時間は、カフェに来ないほうがいいな。」
「なぜですか?」
少し言いにくそうに「聞いた話なんだけどね。レインに新しい恋人ができたらしくて。あ、さっきの女性なんだけどね。ここでデートしているんだってさ。ほら。ここのデザート美味しいだろう。特に限定デザートは。恋人が気に入ったらしくて、
レインは嫌がらずに一緒に来ているんだってさ。レイン。好きになった女性には甘いよな。」
(うん。知っているよ。甘すぎるよ。)
「そうなんですか。良かった。新しい恋人ができて。それなら私と会ったらまずいし、気をつけないと。さぁ~食べて仕事に戻りますよ。」
パクパク モグモグ
「そんなに~急かさないでくれよ~。」モグモグ
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