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483話
しおりを挟む11時になり、みんなが集まった。(住民全員)
そして。細雪町長と霧生たち全員が、きちんとしたスーツを着て出てきた。
(和泉と朝月は料理中)
「全員が出てくるなんて。」と
驚いていると。
「みなさん。急に集まることになり、申し訳ありませんでした。全員参加していただき、感謝します。早速ですが、重大発表をさせていただきます。」
みんなが ゴクンと唾を飲み込んだ。空気が重くなったからだ。
「急な事ですが。来月の31日の朝に、町ごと転移することになりました。転移先はハッキリとしてませんが、あの地ではと予想しております。」
「転移?」「この世界でない場所?」「ここから離れる?」「そんな~。」とあちこちで、不安な声が聞こえてきた。
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