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スポーツジム
2話
しおりを挟む俺は。仕事帰りは、いつものスポーツジムに通うのが日課だった。
自分で言うのもなんだが。
筋肉もそれなりにあって、鏡に映る姿に惚れ惚れしていた。
会社の休みの日も通っている。(ジムの定休日は、部屋にある筋トレグッツ。他のジムにも通うか検討中。)
趣味は、スポーツジム。他には…あまり興味がない。
今は、彼女はいない。(彼女もできては、いつも直ぐに別れてしまう。)
ある日。いつも通りスポーツジムに行くと。
珍しく受付の人に、声を掛けられた。
「丸山様。いつもご利用ありがとうございます。実は今。特別会員の方に、声をかけさせてもらっているのですが。もし。お時間があるようでしたら、参加していただきたいイベントがあるんですよ。
場所は、この奥先にある看板が出ている部屋になります。」
受付けの横にある。関係者以外立ち入り禁止区域だった。
珍しい場所でやるんだな。丸山は不思議に思った。
「内容はですね。新作のプロテインの新作の試飲のアンケートです。お願いしに来た人物と会社が凄いんですよ。売切れ続出。プロテインなどを数多く手掛けいて、スポーツジム愛用者には崇められている吉田会社の社長自ら、今回このジムに出向いて来られたんです。私。サインを貰いました。私も参加したかったですが、残念な事に条件に合わなくて。特別会員で男性の6人と言われたので。現在。5人の方が部屋に入ってます。あと一人ですが、丸山様どうしますか?こんな機会はなかなかありませんよ。」
「それは凄い。あの今年に入って、急に出てきた会社ですよね。買いたくても直ぐに売り切れで~それが飲めるなんて。それも新作。ぜひ。お願いします。」
「それは、良かった。それでは~奥に。」
丸山が奥に入るのを見届けると、受付の女性は…消えた。
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