22 / 36
22
しおりを挟む
目に入るもの全てに興味が湧くのか、マイカは興奮しっぱなしだった。
「あ! シチリ、あれも見て良いですかっ?」
「うん、いいよ」
マイカは雑貨店の軒先に駆け寄り、積まれた木彫りの置物や人形を見て顔を上気させている。
「シチリ、見てください! こんなにちいさなクマさんですよ!」
目を輝かせながら、手の平に乗せた小さなクマの金工品を僕に見せる。
「ほんとだ、鉄製か……良くできてるなぁ」
ふわっとした毛並みまで丁寧に再現されていた。
「かわいいですねぇ……」
気に入ったのか、マイカはじっとクマを見つめている。
「お土産に買って帰ろっか?」
「えっ⁉ い、いや……でも……」
「部屋に飾ればきっとかわいいと思うなぁ」
「うっ……そ、それは……」
「大丈夫、そんな高いものじゃないし平気だよ。それに作業も手伝ってもらってるからね」
「その、ではシチリさえ、よければ……」
「じゃあ、僕はこっちの鹿にしようかな」
隣に置いてあった子鹿の置物を手に取る。
小さいながらもずっしりとした重みが良い。
「あ、そっちもかわいいですよね!」
「ふふ、そうだね」
と、その時――。
『おい! あっちだ!』
『早く医者を呼べ!』
何やら外が騒がしい。
店の外を見ると、遠くに人だかりが出来ていた。
「何かあったんでしょうか……」
マイカが心配そうに眉をひそめる。
「ありゃ……誰か倒れたみてぇだな」
一緒に様子を見ていた店主がボソッと呟く。
「シチリ、大丈夫でしょうか?」
「うん……」
「あの、行ってみませんか? もしかしたら、なにか手助けできることがあるかもしれません」
真っ直ぐな目で見つめられ、僕は返答に窮した。
なるべくなら、あまり目立ちたくないというのもあるし、もし仮にここでマイカの力が発揮されてしまったら……。
考えただけでも恐ろしい。
そうなれば、きっと、もう普通の生活は送れなくなってしまうだろう。
「シチリ、だめですか?」
「わ、わかった、でも……」
僕はそう切り出して、マイカに小声でささやくように、
「手助けできるとしても、直接何かをするのは僕だけにしよう」と言った。
「え……」
「ごめん、これは僕のわがままなんだけど……マイカにあまり目立って欲しくないんだ」
「そうですか……わかりました。では、シチリのお手伝いだけでもさせてくださいね」
「うん」
僕は急ぎ置物を買って背嚢に仕舞うと、人だかりのあるところへ向かった。
*
『おいおい、爺さん大丈夫か……』
『急に倒れたらしいぜ』
『あれ、ヘンリー爺さんじゃねぇのか』
人だかりをかき分けて中心に向かう最中に、不穏な言葉が耳に入る。
ヘンリーさん⁉ まさか⁉
人混みを抜けると、二人組の男女に介抱されているヘンリーさんの姿があった。
「ヘ……ヘンリーさん!!」
僕は慌てて駆け寄り、名前を呼ぶ。
「ヘンリーさん! 僕です! シチリです!」
真っ青な顔のヘンリーさんがわずかに反応した。
「君は……この人と知り合いなのかい?」
男の人が尋ねてきた。女性の方も心配そうに僕を見つめている。
「はい、ヘンリーさんにはいつも良くしてもらっていまして……あ、僕は薬師をしているシチリといいます」
「まぁ、薬師さん? あなた、じゃあこの方にお任せした方が……」
「え? あ、うん、まぁ……」
男の人が横目で僕の顔色を伺っているのがわかった。
「大丈夫です、僕に任せてください。家も知っていますし、きちんと送り届けますので」
「そ、そう? じゃあ、悪いけど後はよろしく頼むよ」
「はい、本当にありがとうございました。すみません、ヘンリーさんが目覚めたら、きっとお礼を言いたいと思うので、良かったらお名前を教えていただけませんか?」
二人は顔を見合わせ、少し悩んだ様子だったが、
「君、町外れにある渡し船を知ってる?」と男が尋ねてきた。
「はい、乗ったことはないですけど……」
「私達が営んでいるんだ。元気になったら遊びに来るといい」
「あ、はい! ヘンリーさんとご挨拶に伺いますので」
二人に礼を言い、マイカとアイコンタクトを取る。
ここじゃ見世物だ。
ひとまず、静かな場所に移動しよう。
僕はヘンリーさんの脈を取り、熱やその他の異常がないか調べた。
特に外傷もない。脈は少し弱いけど途切れてはいない。
貧血……かな。
口の匂いを嗅いでみる。特に変な臭いもしない。
「ヘンリーさん、聞こえますか? 聞こえたら僕の手を握ってください」
すると、ほんの僅かだが、反応があった。
よし、意識はある――。
「マイカ、すぐ近くだから、ヘンリーさんを家まで運ぼうと思う。悪いけど背嚢を持ってもらえるかな」
「は、はい! もちろんです」
マイカに背嚢を手渡し、僕はヘンリーさんを抱きかかえた。
いわゆるお姫様だっこになってしまっているが、今は非常事態だ。
きっと、ヘンリーさんも許してくれるだろう。
マイカに道順を教えながら、僕は小走りで家を目指した。
「あ! シチリ、あれも見て良いですかっ?」
「うん、いいよ」
マイカは雑貨店の軒先に駆け寄り、積まれた木彫りの置物や人形を見て顔を上気させている。
「シチリ、見てください! こんなにちいさなクマさんですよ!」
目を輝かせながら、手の平に乗せた小さなクマの金工品を僕に見せる。
「ほんとだ、鉄製か……良くできてるなぁ」
ふわっとした毛並みまで丁寧に再現されていた。
「かわいいですねぇ……」
気に入ったのか、マイカはじっとクマを見つめている。
「お土産に買って帰ろっか?」
「えっ⁉ い、いや……でも……」
「部屋に飾ればきっとかわいいと思うなぁ」
「うっ……そ、それは……」
「大丈夫、そんな高いものじゃないし平気だよ。それに作業も手伝ってもらってるからね」
「その、ではシチリさえ、よければ……」
「じゃあ、僕はこっちの鹿にしようかな」
隣に置いてあった子鹿の置物を手に取る。
小さいながらもずっしりとした重みが良い。
「あ、そっちもかわいいですよね!」
「ふふ、そうだね」
と、その時――。
『おい! あっちだ!』
『早く医者を呼べ!』
何やら外が騒がしい。
店の外を見ると、遠くに人だかりが出来ていた。
「何かあったんでしょうか……」
マイカが心配そうに眉をひそめる。
「ありゃ……誰か倒れたみてぇだな」
一緒に様子を見ていた店主がボソッと呟く。
「シチリ、大丈夫でしょうか?」
「うん……」
「あの、行ってみませんか? もしかしたら、なにか手助けできることがあるかもしれません」
真っ直ぐな目で見つめられ、僕は返答に窮した。
なるべくなら、あまり目立ちたくないというのもあるし、もし仮にここでマイカの力が発揮されてしまったら……。
考えただけでも恐ろしい。
そうなれば、きっと、もう普通の生活は送れなくなってしまうだろう。
「シチリ、だめですか?」
「わ、わかった、でも……」
僕はそう切り出して、マイカに小声でささやくように、
「手助けできるとしても、直接何かをするのは僕だけにしよう」と言った。
「え……」
「ごめん、これは僕のわがままなんだけど……マイカにあまり目立って欲しくないんだ」
「そうですか……わかりました。では、シチリのお手伝いだけでもさせてくださいね」
「うん」
僕は急ぎ置物を買って背嚢に仕舞うと、人だかりのあるところへ向かった。
*
『おいおい、爺さん大丈夫か……』
『急に倒れたらしいぜ』
『あれ、ヘンリー爺さんじゃねぇのか』
人だかりをかき分けて中心に向かう最中に、不穏な言葉が耳に入る。
ヘンリーさん⁉ まさか⁉
人混みを抜けると、二人組の男女に介抱されているヘンリーさんの姿があった。
「ヘ……ヘンリーさん!!」
僕は慌てて駆け寄り、名前を呼ぶ。
「ヘンリーさん! 僕です! シチリです!」
真っ青な顔のヘンリーさんがわずかに反応した。
「君は……この人と知り合いなのかい?」
男の人が尋ねてきた。女性の方も心配そうに僕を見つめている。
「はい、ヘンリーさんにはいつも良くしてもらっていまして……あ、僕は薬師をしているシチリといいます」
「まぁ、薬師さん? あなた、じゃあこの方にお任せした方が……」
「え? あ、うん、まぁ……」
男の人が横目で僕の顔色を伺っているのがわかった。
「大丈夫です、僕に任せてください。家も知っていますし、きちんと送り届けますので」
「そ、そう? じゃあ、悪いけど後はよろしく頼むよ」
「はい、本当にありがとうございました。すみません、ヘンリーさんが目覚めたら、きっとお礼を言いたいと思うので、良かったらお名前を教えていただけませんか?」
二人は顔を見合わせ、少し悩んだ様子だったが、
「君、町外れにある渡し船を知ってる?」と男が尋ねてきた。
「はい、乗ったことはないですけど……」
「私達が営んでいるんだ。元気になったら遊びに来るといい」
「あ、はい! ヘンリーさんとご挨拶に伺いますので」
二人に礼を言い、マイカとアイコンタクトを取る。
ここじゃ見世物だ。
ひとまず、静かな場所に移動しよう。
僕はヘンリーさんの脈を取り、熱やその他の異常がないか調べた。
特に外傷もない。脈は少し弱いけど途切れてはいない。
貧血……かな。
口の匂いを嗅いでみる。特に変な臭いもしない。
「ヘンリーさん、聞こえますか? 聞こえたら僕の手を握ってください」
すると、ほんの僅かだが、反応があった。
よし、意識はある――。
「マイカ、すぐ近くだから、ヘンリーさんを家まで運ぼうと思う。悪いけど背嚢を持ってもらえるかな」
「は、はい! もちろんです」
マイカに背嚢を手渡し、僕はヘンリーさんを抱きかかえた。
いわゆるお姫様だっこになってしまっているが、今は非常事態だ。
きっと、ヘンリーさんも許してくれるだろう。
マイカに道順を教えながら、僕は小走りで家を目指した。
0
あなたにおすすめの小説
王家を追放された落ちこぼれ聖女は、小さな村で鍛冶屋の妻候補になります
cotonoha garden
恋愛
「聖女失格です。王家にも国にも、あなたはもう必要ありません」——そう告げられた日、リーネは王女でいることさえ許されなくなりました。
聖女としても王女としても半人前。婚約者の王太子には冷たく切り捨てられ、居場所を失った彼女がたどり着いたのは、森と鉄の匂いが混ざる辺境の小さな村。
そこで出会ったのは、無骨で無口なくせに、さりげなく怪我の手当てをしてくれる鍛冶屋ユリウス。
村の事情から「書類上の仮妻」として迎えられたリーネは、鍛冶場の雑用や村人の看病をこなしながら、少しずつ「誰かに必要とされる感覚」を取り戻していきます。
かつては「落ちこぼれ聖女」とさげすまれた力が、今度は村の子どもたちの笑顔を守るために使われる。
そんな新しい日々の中で、ぶっきらぼうな鍛冶屋の優しさや、村人たちのさりげない気遣いが、冷え切っていたリーネの心をゆっくりと溶かしていきます。
やがて、国難を前に王都から使者が訪れ、「再び聖女として戻ってこい」と告げられたとき——
リーネが選ぶのは、きらびやかな王宮か、それとも鉄音の響く小さな家か。
理不尽な追放と婚約破棄から始まる物語は、
「大切にされなかった記憶」を持つ読者に寄り添いながら、
自分で選び取った居場所と、静かであたたかな愛へとたどり着く物語です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
「偽聖女」と追放された令嬢は、冷酷な獣人王に溺愛されました~私を捨てた祖国が魔物で滅亡寸前?今更言われても、もう遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢フィーア・エメラインは、地味で効果が現れるのに時間がかかる「大地の浄化」の力を持っていたため、派手な治癒魔法を使う異母妹リシアンの嫉妬により、「偽聖女」として断罪され、魔物汚染が深刻な獣人族の国へ追放される。
絶望的な状況の中、フィーアは「冷酷な牙」と恐れられる最強の獣人王ガゼルと出会い、「国の安寧のために力を提供する」という愛のない契約結婚を結ぶ。
王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~
しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。
それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること!
8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。
どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ!
「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」
かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。
しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。
「今度こそ、私が世界を救って見せる!」
失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!
剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。
イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。
小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。
酒飲み聖女は気だるげな騎士団長に秘密を握られています〜完璧じゃなくても愛してるって正気ですか!?〜
鳥花風星
恋愛
太陽の光に当たって透けるような銀髪、紫水晶のような美しい瞳、均整の取れた体つき、女性なら誰もが羨むような見た目でうっとりするほどの完璧な聖女。この国の聖女は、清楚で見た目も中身も美しく、誰もが羨む存在でなければいけない。聖女リリアは、ずっとみんなの理想の「聖女様」でいることに専念してきた。
そんな完璧な聖女であるリリアには誰にも知られてはいけない秘密があった。その秘密は完璧に隠し通され、絶対に誰にも知られないはずだった。だが、そんなある日、騎士団長のセルにその秘密を知られてしまう。
秘密がばれてしまったら、完璧な聖女としての立場が危うく、国民もがっかりさせてしまう。秘密をばらさないようにとセルに懇願するリリアだが、セルは秘密をばらされたくなければ婚約してほしいと言ってきた。
一途な騎士団長といつの間にか逃げられなくなっていた聖女のラブストーリー。
◇氷雨そら様主催「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。
聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~
夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
元・聖女ですが、旦那様の言動が謎すぎて毎日が試練です
おてんば松尾
恋愛
かつて“奇跡の聖女”と呼ばれたステファニー・シュタインは、光の魔力で人々を癒す使命を背負い、王命によって公爵レイモンドと政略結婚を果たす。だが、奉仕の日々に心はすり減り、愛なき結婚生活はすれ違いの連続だった。
彼女は忘れられた灯台で不思議な灯台守と出会う。彼の魔法によって、ステファニーは聖女としての力と記憶を失うことを選ぶ。過去も夫も忘れた彼女は、まるで別人のように新しい人生を歩み始めるが――
他サイトで完結している作品を上げます。
よろしければお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる