91 / 243
091 新婚旅行初日です 5
しおりを挟む
ここは、大陸から離れた無人島です。
私たちはワウラの街から転移してきました。
アンナ「無人島の平原です」
政樹 「おお。魔法すごいな」
アンナ「あれを見てください」
政樹 「なに、あの変な鳥」
朝美 「えー、変じゃない。かわいいって言うんだよ」
体高1メートル、ずんぐりした、白とグレーの鳥です。
アンナ「近くに行ってみましょう。」
*
朝美 「逃げないね」
アンナ「この鳥の名前はドードーと言います。
数百年前に地球で絶滅しました」
政樹 「なんか聞いたことある」
朝美 「絶滅した鳥が異世界にいるんだね」
アンナ「はい。女神様が転生させました」
政樹 「そう言うことか」
朝美 「生き残れて、よかったね」
アンナ「写真撮りましょう」
わたしは朝美さんからスマホを受け取りました。
カシャ。
朝美 「ちょっと撫でてみよう」
なでなで・・・
朝美 「かわいい」
政樹 「けっこうかわいいな」
朝美 「でしょう」
アンナ「この島には他にも変わった鳥がいますよ」
アンナ「移動します・・・転移」
* * *
私たちは少し離れた平原に転移しました。
アンナ「あれを見てください」
政樹 「でけー」
朝美 「大きいね」
政樹 「魔物?」
アンナ「いいえ。普通の鳥です」
政樹 「普通? あれが?」
アンナ「あれはジャイアントモアです」
ダチョウに似た鳥です。体高は約4メートル、羽根の色はグレーです。
アンナ「あの鳥も数百年前に地球で絶滅しました」
政樹 「すげー、こんなのがいたんだ」
アンナ「写真を撮りましょう」
わたしは三人で打ち合わせをしました。」
私たち「**********」
朝美 「なるほどね」
政樹 「了解」
私たちは魔法で姿を消します。
アンナ「迷彩」
姿が消えました。輪郭がぼんやり見えています。
ゆっくりジャイアントモアに近づきます。
カシャ、カシャ。
二人は近づきながら写真を撮っています。
わたしは朝美さんからスマホを受け取りました。
ジャイアントモアは小さな実が付いた草を食べています。
透明ですが、ばれないか緊張します。
二人がジャイアントモアの横に立ちました。
そして首を上げた瞬間・・・今です。
アンナ「迷彩解除」(小声)
カシャ。
アンナ「迷彩」(小声)
うまく撮れました。ジャイアントモアは大きいので足元には気がついていません。
まだ撮れそうです。別のアングルから・・・
アンナ「迷彩解除」(小声)
カシャ。
アンナ「撤収します」(小声)
私たちはジャイアントモアから離れました。
こういうのは、スリルがあって楽しいです。
政樹 「スリル満点」
朝美 「めっちゃ緊張したー」
アンナ「写真を見てください」
朝美 「うまく撮れてる。」
政樹 「やっぱりでけえな、あの鳥」
アンナ「次行きましょう」
私たちは魔法で転移します。
* * *
緩やかな丘の上に転移しました。
アンナ「ここは別の島です」
政樹 「ん? 太陽の位置が違うような・・・」
アンナ「はい。かなりの距離を移動したので時差があります」
政樹 「そう言うことか」
朝美 「よく気がついたね」
アンナ「それより、あれを見てください」
政樹 「あれって、もしかして・・・」
アンナ「はい。恐竜です。ステゴサウルスです」
政樹 「恐竜キター!テンションやべえ」(小声)
朝美 「恐竜か・・・すごいね」
体長は約8メートル、体全体はくすんだモスグリーン、背中の突起がやや赤いです。
テンションが上がる気持ち、わたしにもわかります。
アンナ「ゆっくり近づきましょう」
政樹さんは近づきながら動画を撮っています。
朝美 「そんなに近づいて大丈夫?」
アンナ「大丈夫です。草食ですから」
政樹さんはどうが撮影しながら、恐竜の周囲を回っています。
政樹 「尻尾の刺、かっけー」
ステゴサウルスは、まったく気にしていません。
アンナ「記念撮影しましょう」
わたしは朝美さんからスマホを受け取りました。
カシャ・・・カシャ・・・カシャ。
恐竜と一緒に記念撮影です。いいですね。
政樹 「触ってみてえ・・・ちょっとだけ」
政樹さんはゆっくり手を伸ばして軽く触れました。
政樹 「触っちゃったよ、恐竜。やべえ」
朝美 「政樹楽しそう。少年みたい」
男性はいくつになっても少年です。大目に見てあげてください。
さすがにうざいと感じたのか、ステゴサウルスは歩いてどこかに行ってしまいました。
政樹 「他にも、恐竜見たい」
アンナ「わかりました。その前にちょっと休憩しましょう」
わたしは、トイレや天幕などを出しました。
おやつにします。
私たちはワウラの街から転移してきました。
アンナ「無人島の平原です」
政樹 「おお。魔法すごいな」
アンナ「あれを見てください」
政樹 「なに、あの変な鳥」
朝美 「えー、変じゃない。かわいいって言うんだよ」
体高1メートル、ずんぐりした、白とグレーの鳥です。
アンナ「近くに行ってみましょう。」
*
朝美 「逃げないね」
アンナ「この鳥の名前はドードーと言います。
数百年前に地球で絶滅しました」
政樹 「なんか聞いたことある」
朝美 「絶滅した鳥が異世界にいるんだね」
アンナ「はい。女神様が転生させました」
政樹 「そう言うことか」
朝美 「生き残れて、よかったね」
アンナ「写真撮りましょう」
わたしは朝美さんからスマホを受け取りました。
カシャ。
朝美 「ちょっと撫でてみよう」
なでなで・・・
朝美 「かわいい」
政樹 「けっこうかわいいな」
朝美 「でしょう」
アンナ「この島には他にも変わった鳥がいますよ」
アンナ「移動します・・・転移」
* * *
私たちは少し離れた平原に転移しました。
アンナ「あれを見てください」
政樹 「でけー」
朝美 「大きいね」
政樹 「魔物?」
アンナ「いいえ。普通の鳥です」
政樹 「普通? あれが?」
アンナ「あれはジャイアントモアです」
ダチョウに似た鳥です。体高は約4メートル、羽根の色はグレーです。
アンナ「あの鳥も数百年前に地球で絶滅しました」
政樹 「すげー、こんなのがいたんだ」
アンナ「写真を撮りましょう」
わたしは三人で打ち合わせをしました。」
私たち「**********」
朝美 「なるほどね」
政樹 「了解」
私たちは魔法で姿を消します。
アンナ「迷彩」
姿が消えました。輪郭がぼんやり見えています。
ゆっくりジャイアントモアに近づきます。
カシャ、カシャ。
二人は近づきながら写真を撮っています。
わたしは朝美さんからスマホを受け取りました。
ジャイアントモアは小さな実が付いた草を食べています。
透明ですが、ばれないか緊張します。
二人がジャイアントモアの横に立ちました。
そして首を上げた瞬間・・・今です。
アンナ「迷彩解除」(小声)
カシャ。
アンナ「迷彩」(小声)
うまく撮れました。ジャイアントモアは大きいので足元には気がついていません。
まだ撮れそうです。別のアングルから・・・
アンナ「迷彩解除」(小声)
カシャ。
アンナ「撤収します」(小声)
私たちはジャイアントモアから離れました。
こういうのは、スリルがあって楽しいです。
政樹 「スリル満点」
朝美 「めっちゃ緊張したー」
アンナ「写真を見てください」
朝美 「うまく撮れてる。」
政樹 「やっぱりでけえな、あの鳥」
アンナ「次行きましょう」
私たちは魔法で転移します。
* * *
緩やかな丘の上に転移しました。
アンナ「ここは別の島です」
政樹 「ん? 太陽の位置が違うような・・・」
アンナ「はい。かなりの距離を移動したので時差があります」
政樹 「そう言うことか」
朝美 「よく気がついたね」
アンナ「それより、あれを見てください」
政樹 「あれって、もしかして・・・」
アンナ「はい。恐竜です。ステゴサウルスです」
政樹 「恐竜キター!テンションやべえ」(小声)
朝美 「恐竜か・・・すごいね」
体長は約8メートル、体全体はくすんだモスグリーン、背中の突起がやや赤いです。
テンションが上がる気持ち、わたしにもわかります。
アンナ「ゆっくり近づきましょう」
政樹さんは近づきながら動画を撮っています。
朝美 「そんなに近づいて大丈夫?」
アンナ「大丈夫です。草食ですから」
政樹さんはどうが撮影しながら、恐竜の周囲を回っています。
政樹 「尻尾の刺、かっけー」
ステゴサウルスは、まったく気にしていません。
アンナ「記念撮影しましょう」
わたしは朝美さんからスマホを受け取りました。
カシャ・・・カシャ・・・カシャ。
恐竜と一緒に記念撮影です。いいですね。
政樹 「触ってみてえ・・・ちょっとだけ」
政樹さんはゆっくり手を伸ばして軽く触れました。
政樹 「触っちゃったよ、恐竜。やべえ」
朝美 「政樹楽しそう。少年みたい」
男性はいくつになっても少年です。大目に見てあげてください。
さすがにうざいと感じたのか、ステゴサウルスは歩いてどこかに行ってしまいました。
政樹 「他にも、恐竜見たい」
アンナ「わかりました。その前にちょっと休憩しましょう」
わたしは、トイレや天幕などを出しました。
おやつにします。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
【改訂版】槍使いのドラゴンテイマー ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~
こげ丸
ファンタジー
『偶然テイムしたドラゴンは神をも凌駕する邪竜だった』
公開サイト累計1000万pv突破の人気作が改訂版として全編リニューアル!
書籍化作業なみにすべての文章を見直したうえで大幅加筆。
旧版をお読み頂いた方もぜひ改訂版をお楽しみください!
===あらすじ===
異世界にて前世の記憶を取り戻した主人公は、今まで誰も手にしたことのない【ギフト:竜を従えし者】を授かった。
しかしドラゴンをテイムし従えるのは簡単ではなく、たゆまぬ鍛錬を続けていたにもかかわらず、その命を失いかける。
だが……九死に一生を得たそのすぐあと、偶然が重なり、念願のドラゴンテイマーに!
神をも凌駕する力を持つ最強で最凶のドラゴンに、
双子の猫耳獣人や常識を知らないハイエルフの美幼女。
トラブルメーカーの美少女受付嬢までもが加わって、主人公の波乱万丈の物語が始まる!
※以前公開していた旧版とは一部設定や物語の展開などが異なっておりますので改訂版の続きは更新をお待ち下さい
※改訂版の公開方法、ファンタジーカップのエントリーについては運営様に確認し、問題ないであろう方法で公開しております
※小説家になろう様とカクヨム様でも公開しております
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
『辺境伯一家の領地繁栄記』スキル育成記~最強双子、成長中~
鈴白理人
ファンタジー
ラザナキア王国の国民は【スキルツリー】という女神の加護を持つ。
そんな国の北に住むアクアオッジ辺境伯一家も例外ではなく、父は【掴みスキル】母は【育成スキル】の持ち主。
母のスキルのせいか、一家の子供たちは生まれたころから、派生スキルがポコポコ枝分かれし、スキルレベルもぐんぐん上がっていった。
双子で生まれた末っ子、兄のウィルフレッドの【精霊スキル】、妹のメリルの【魔法スキル】も例外なくレベルアップし、十五歳となった今、学園入学の秒読み段階を迎えていた──
前作→『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる