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12.こういうの他のやつとしたい?
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言い切られ、胸が、とくん、と鳴った。そろそろと目を開けるのと同時に柊真がこちらを振り向いた。
「問題はそれだけ?」
「……それだけ? って軽やかに言えるのは今のうちだと思う」
皮肉を言ってやったが、柊真はそれ以上なにも言わず俺の手を引いて進み、あっという間に俺の自宅アパートへ到着してしまった。
二階建ての軽量鉄骨造りのアパートの一番奥の角部屋。日当たりはまあまあ。古いけれど広さはそこそこ。気に入っている我が家だけれど、今日のこの状態でドアを開けるのはかなり、緊張する。
柊真に見守られながらおそるおそるドアを開ける。ぎい、と金属のドアを開ける。異臭は……しないと思う。多分。が、朝出たときそのままに部屋は荒れている。脱ぎっぱなしのスウェットがぽいぽいと廊下に落ちているのを俺は悪あがきと思いつつ拾い上げる。
ちらっと横目で柊真を窺う。が、完璧な無表情でなにを考えているかわからない。引いているかどうかすら。
「お邪魔します」
単調な声で挨拶され、どどうぞ、とどもる。玄関入ってすぐは四畳の台所。その先に八畳の居室。すたすたと台所を横切った柊真はまっすぐに居室へと向かう。
「汚くて驚いてる?」
そろそろと尋ねると、柊真は軽く小首を傾げてから苦笑いした。
「まあ、思ったよりは荒れてた」
「……だから言ったのに」
「でもやっぱり来てよかった」
言いながら上着をするっと脱ぐ。床へぽい、と置いてベッドにもたれかかるように座る。そうして自分の横をぽんぽん、と叩く。
「ここ、座って」
「……俺の家なんですけど」
呆れながら俺は柊真の上着を取って部屋の隅にあったハンガーラックへかける。うやうやしく会釈するやつのそばに戻り、示された場所にすとん、と座ると、柊真がそっといざって俺のそばに体を寄せた。体の左半身がじわっと触れた。
「お前さ、なんで畑中とあんなことになってたの」
「あんな……?」
「一触即発、みたいな」
「それは……」
どう説明したらいいだろう。迷った。話したくない、とも思った。
だってもしかしてだけれど、畑中は柊真のことが……。
「なんか、その、意見の、食い違い、と申しますか……」
「お前ってごまかそうとするとき急に政治家みたいになるのはなんで?」
「どういう意味」
「奥歯にものが挟まったみたいなはっきりしない言い方するから。なに、一方的に喧嘩売られたとかそういう話? あいつそういうタイプにも見えなかったけど、人間って本当にわからないな」
しみじみと言われ、狼狽した。畑中の思わぬ顔に驚いたのは俺もそうだ。でも柊真が口にした、あいつそういうタイプにも見えなかったけど、に引っ掛かりを覚えてしまった。
こいつにとって畑中はどんなふうに見えているのだろう。
そして俺のことは、どう、思っているのだろう。畑中みたいな可愛げは俺にはないけれど、そこについてもどう考えているのか。
「柊真ってあの……畑中のこと、どう思う? そ、その顔とか、やっぱり好み、だったり、する?」
迷ったものの出てきたのはこんなしようもない問いだった。訊いてどうするんだ、というような内容だ。自分で自分にげっそりしていると、触れ合った肩が凍えるくらい呆れ切った溜め息が漏らされた。
「お前さ、俺が怒ってた理由、わかってないの?」
声も絶対零度の冷たさを保ちながら耳を冷やしてくる。あの、とたじたじとなった俺の頭に手がかけられ、嵐みたいな手で顔を横向けられた。
「もういい。はっきり言ってやる。俺が怒っているのは、お前が全然俺のこと信じてくれないからだよ」
「しん、じ、てないことなんて」
「信じてないだろ。則正と一緒にいるほうがいいんじゃないの? とか、顔だったら畑中が、とか。馬鹿にしてんの。俺のこと」
「し、てない。でもだって、実際、俺といるときより則正といるときのほうが笑ってたから」
そうだ。あんな笑顔見たら普通でなんていられるわけない。突っかかるように言うと数センチの距離で睨まれた。
「俺がここのところお前の前で考え事してたのは確かにそう。お前が家呼んでくれない理由ぐちゃぐちゃ考えてたから。誰か家にいたらどうしようとか、いろいろ」
「はあ?! いるわけねえだろって! お前こそ疑ってんじゃねえよ」
「疑ってまではいない。いたらどうしようって妄想して暗くなってただけ。まあ、ガチでいたとしたら、大暴れした後世を儚んで隠遁生活しちゃうかもしれないけど」
大暴れした後世を儚んで隠遁?! 物騒なんだか風流なんだかわからない台詞をどんよりした声で言われ軽く怯えた俺の前で柊真は目を伏せる。まっすぐな睫毛がすっと目元に陰を落とす。ごめん、と即座に言いたくなるくらい憂いが濃く落ちた表情に目が吸い寄せられたが、その俺を咎めるようにすっと瞼が上がった。
「ただ俺のは妄想。お前ははっきり俺に言った。お前は則正のほうがいいのかって。それは絶対言っちゃだめなことだと思う。俺達の始まりを考えたら。まして畑中だなんて。あり得ないだろ」
「でも……畑中は」
お前のこと、好きかもしれない。
しかもあいつのほうが可愛いかもって俺も思ってしまった、から。
頼りなげに揺れる大きな目。気弱そうな笑み。すぼめられた肩。俺だって守りたくなってしまいそうなあいつ。
俺にはあいつみたいな儚さなんてない。
胸の内で言ったとたん、その声が聞こえたみたいに柊真の眉が顰められた。柊真、と呼びかけた。その俺を制するようにぐい、と後ろ頭が引き寄せられる。
あっという間に顔と顔の距離が縮まる。そのまま食らいつかれるように唇を塞がれ、息が止まった。
熱い舌が口の中へ滑り込む。逃がさないと言うように俺の舌まで絡めとったそれによって声も息もなにもかもが吸い取られていく。逃れたいと思う気持ちとじわりと染みていく熱の心地よさに頭がくらくらする。そのままでいたらどこまでも墜ちてしまいそうで怖くて気が付くと必死で柊真の肩を握り締めていた。
「俺、こういうの、双葉としかしたくない」
さんざん口づけた後、やっと唇を離した彼の声は掠れていた。ぼんやりと見上げる俺を柊真が至近距離から見つめてくる。
「お前もそうじゃないの? 俺以外と、したい? 則正とか、畑中とか別のやつと」
柊真の目が艶やかに光っている。黒くて深くて……見ているとふっと意識が飛びそうになって怖くなる、瞳。
この瞳を俺以外がこの距離で見つめる状況を想像した。
考えただけで……気が狂いそうになった。
「やだ」
だから掴んでいた肩から手を滑らせ、両腕を伸ばした。ぐいっと引き寄せて柊真の首にかじりつくと、柊真の大きな手がそうっと背中を撫でた。その手がするっとシャツの裾から滑り込んでくる。
素肌を撫でられ、しがみつく腕が揺れる。その俺の耳元で柊真が言った。
「こういうのも……お前とだけしたい。双葉は?」
「問題はそれだけ?」
「……それだけ? って軽やかに言えるのは今のうちだと思う」
皮肉を言ってやったが、柊真はそれ以上なにも言わず俺の手を引いて進み、あっという間に俺の自宅アパートへ到着してしまった。
二階建ての軽量鉄骨造りのアパートの一番奥の角部屋。日当たりはまあまあ。古いけれど広さはそこそこ。気に入っている我が家だけれど、今日のこの状態でドアを開けるのはかなり、緊張する。
柊真に見守られながらおそるおそるドアを開ける。ぎい、と金属のドアを開ける。異臭は……しないと思う。多分。が、朝出たときそのままに部屋は荒れている。脱ぎっぱなしのスウェットがぽいぽいと廊下に落ちているのを俺は悪あがきと思いつつ拾い上げる。
ちらっと横目で柊真を窺う。が、完璧な無表情でなにを考えているかわからない。引いているかどうかすら。
「お邪魔します」
単調な声で挨拶され、どどうぞ、とどもる。玄関入ってすぐは四畳の台所。その先に八畳の居室。すたすたと台所を横切った柊真はまっすぐに居室へと向かう。
「汚くて驚いてる?」
そろそろと尋ねると、柊真は軽く小首を傾げてから苦笑いした。
「まあ、思ったよりは荒れてた」
「……だから言ったのに」
「でもやっぱり来てよかった」
言いながら上着をするっと脱ぐ。床へぽい、と置いてベッドにもたれかかるように座る。そうして自分の横をぽんぽん、と叩く。
「ここ、座って」
「……俺の家なんですけど」
呆れながら俺は柊真の上着を取って部屋の隅にあったハンガーラックへかける。うやうやしく会釈するやつのそばに戻り、示された場所にすとん、と座ると、柊真がそっといざって俺のそばに体を寄せた。体の左半身がじわっと触れた。
「お前さ、なんで畑中とあんなことになってたの」
「あんな……?」
「一触即発、みたいな」
「それは……」
どう説明したらいいだろう。迷った。話したくない、とも思った。
だってもしかしてだけれど、畑中は柊真のことが……。
「なんか、その、意見の、食い違い、と申しますか……」
「お前ってごまかそうとするとき急に政治家みたいになるのはなんで?」
「どういう意味」
「奥歯にものが挟まったみたいなはっきりしない言い方するから。なに、一方的に喧嘩売られたとかそういう話? あいつそういうタイプにも見えなかったけど、人間って本当にわからないな」
しみじみと言われ、狼狽した。畑中の思わぬ顔に驚いたのは俺もそうだ。でも柊真が口にした、あいつそういうタイプにも見えなかったけど、に引っ掛かりを覚えてしまった。
こいつにとって畑中はどんなふうに見えているのだろう。
そして俺のことは、どう、思っているのだろう。畑中みたいな可愛げは俺にはないけれど、そこについてもどう考えているのか。
「柊真ってあの……畑中のこと、どう思う? そ、その顔とか、やっぱり好み、だったり、する?」
迷ったものの出てきたのはこんなしようもない問いだった。訊いてどうするんだ、というような内容だ。自分で自分にげっそりしていると、触れ合った肩が凍えるくらい呆れ切った溜め息が漏らされた。
「お前さ、俺が怒ってた理由、わかってないの?」
声も絶対零度の冷たさを保ちながら耳を冷やしてくる。あの、とたじたじとなった俺の頭に手がかけられ、嵐みたいな手で顔を横向けられた。
「もういい。はっきり言ってやる。俺が怒っているのは、お前が全然俺のこと信じてくれないからだよ」
「しん、じ、てないことなんて」
「信じてないだろ。則正と一緒にいるほうがいいんじゃないの? とか、顔だったら畑中が、とか。馬鹿にしてんの。俺のこと」
「し、てない。でもだって、実際、俺といるときより則正といるときのほうが笑ってたから」
そうだ。あんな笑顔見たら普通でなんていられるわけない。突っかかるように言うと数センチの距離で睨まれた。
「俺がここのところお前の前で考え事してたのは確かにそう。お前が家呼んでくれない理由ぐちゃぐちゃ考えてたから。誰か家にいたらどうしようとか、いろいろ」
「はあ?! いるわけねえだろって! お前こそ疑ってんじゃねえよ」
「疑ってまではいない。いたらどうしようって妄想して暗くなってただけ。まあ、ガチでいたとしたら、大暴れした後世を儚んで隠遁生活しちゃうかもしれないけど」
大暴れした後世を儚んで隠遁?! 物騒なんだか風流なんだかわからない台詞をどんよりした声で言われ軽く怯えた俺の前で柊真は目を伏せる。まっすぐな睫毛がすっと目元に陰を落とす。ごめん、と即座に言いたくなるくらい憂いが濃く落ちた表情に目が吸い寄せられたが、その俺を咎めるようにすっと瞼が上がった。
「ただ俺のは妄想。お前ははっきり俺に言った。お前は則正のほうがいいのかって。それは絶対言っちゃだめなことだと思う。俺達の始まりを考えたら。まして畑中だなんて。あり得ないだろ」
「でも……畑中は」
お前のこと、好きかもしれない。
しかもあいつのほうが可愛いかもって俺も思ってしまった、から。
頼りなげに揺れる大きな目。気弱そうな笑み。すぼめられた肩。俺だって守りたくなってしまいそうなあいつ。
俺にはあいつみたいな儚さなんてない。
胸の内で言ったとたん、その声が聞こえたみたいに柊真の眉が顰められた。柊真、と呼びかけた。その俺を制するようにぐい、と後ろ頭が引き寄せられる。
あっという間に顔と顔の距離が縮まる。そのまま食らいつかれるように唇を塞がれ、息が止まった。
熱い舌が口の中へ滑り込む。逃がさないと言うように俺の舌まで絡めとったそれによって声も息もなにもかもが吸い取られていく。逃れたいと思う気持ちとじわりと染みていく熱の心地よさに頭がくらくらする。そのままでいたらどこまでも墜ちてしまいそうで怖くて気が付くと必死で柊真の肩を握り締めていた。
「俺、こういうの、双葉としかしたくない」
さんざん口づけた後、やっと唇を離した彼の声は掠れていた。ぼんやりと見上げる俺を柊真が至近距離から見つめてくる。
「お前もそうじゃないの? 俺以外と、したい? 則正とか、畑中とか別のやつと」
柊真の目が艶やかに光っている。黒くて深くて……見ているとふっと意識が飛びそうになって怖くなる、瞳。
この瞳を俺以外がこの距離で見つめる状況を想像した。
考えただけで……気が狂いそうになった。
「やだ」
だから掴んでいた肩から手を滑らせ、両腕を伸ばした。ぐいっと引き寄せて柊真の首にかじりつくと、柊真の大きな手がそうっと背中を撫でた。その手がするっとシャツの裾から滑り込んでくる。
素肌を撫でられ、しがみつく腕が揺れる。その俺の耳元で柊真が言った。
「こういうのも……お前とだけしたい。双葉は?」
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