9 / 31
[初任務]
しおりを挟む
「ねぇお姉ちゃん」
「だからここではマイだって」
「そんなことはどうでもいい、なんか遊達の様子がおかしいんだけど」
「どうでもいいってそんな」
マイは両手で顔を隠し、泣き真似をした
「でっ?」
マイは泣き真似を止め
「乗ってくれても良いのに、3人の様子がおかしいのは波長がちゃんと合わずに変身したからよ」
「波長?」
「そう、波長よ、人にはそれぞれ魔法に対して波長があって、本当なら夢みたいに時間をかけて合わせていく予定だったんだけど、予定が早まったからちゃんと合わせきれなかったの、まぁ変身はできたから大丈夫なんだけど」
「どうして、予定が早まったの?お姉ちゃん」
「夢の波長は合わせ終わったし、私もこれ以上我慢出来なかったから」
マイはてへっと舌を出した
「お姉ちゃん」
夢は顔の前で拳を作り、マイを睨んだ
「まぁまぁ、二人共、私達はこれでも良いから」
海月が夢達の間に割って入った
「ねぇ、二人共」
「大丈夫ですよ」
「同じく」
「皆がそう言うなら良いけど」
夢を拳を下ろし、睨むのを止めた
「ありがとう♪みんな」
マイは両手を合わせ、海月達にお礼を言った
「でっお姉ちゃん、今から何をするの?」
「あぁ、本当なら今日から魔法・特殊科に行く予定だったんだけど」
「だったんだけどってどういうこと?」
「実は私達〈完全少女隊〉に初任務が来ました、だから行くのはその任務が終わってからね♪じゃあみんな椅子に座って、夢はジャンヌに変身してね」
「なんで?」
「皆が変身してるからよ」
「わかった〈武装〉」
「〈完全武装少女〉ジャンヌ、お相手させていただきます」
ジャンヌはマイを見て
「これで良いの?」
「いいよ♪」
ジャンヌ達は椅子に座った
「それじゃあ、今から任務の説明をするから」
夏みかんは巨大なモニターの下の椅子に座り、ジャンヌ達を見た
「まず、この画像を見て、海月お願い」
「了解」
海月がパソコンを操作するとモニターに古びた剣が写し出された
「これは〈剣帝の剣〉よ」
マリアは手を挙げた
「はい、マリア」
マリアは手を下ろし
「〈剣帝の剣〉って何ですか?」
「あぁ〈剣帝の剣〉って大昔に剣を極めた男が居たの、その男は自分の腕がどれくらいか知りたくなって旅に出たの、そして男は最後まで自分に勝つものが現れなかった、しかし男は自分と勝つものが現れるそう信じて死んでいった、その想いが剣に乗り移り、持つだけ男の剣術を使えるようなった、まるで自分を倒してくれるやつが現れるのを待つように」
「それでその〈剣帝の剣〉がどうかしたの?」
「盗まれたの」
「盗まれたってどこから?」
「魔法省にある厳重な警備がされていた宝物庫から盗まれたのよ」
「今はどこにあるの?」
「今は、そういった武器をコレクションしているマフィアのボス・ルシェルの所にあるわ」
「なんで、マフィアの所にあるの?」
「それはまだ調査中よ」
「まさか今回の任務って」
「そう、今回の任務は〈剣帝の剣〉の奪還よ」
「だからここではマイだって」
「そんなことはどうでもいい、なんか遊達の様子がおかしいんだけど」
「どうでもいいってそんな」
マイは両手で顔を隠し、泣き真似をした
「でっ?」
マイは泣き真似を止め
「乗ってくれても良いのに、3人の様子がおかしいのは波長がちゃんと合わずに変身したからよ」
「波長?」
「そう、波長よ、人にはそれぞれ魔法に対して波長があって、本当なら夢みたいに時間をかけて合わせていく予定だったんだけど、予定が早まったからちゃんと合わせきれなかったの、まぁ変身はできたから大丈夫なんだけど」
「どうして、予定が早まったの?お姉ちゃん」
「夢の波長は合わせ終わったし、私もこれ以上我慢出来なかったから」
マイはてへっと舌を出した
「お姉ちゃん」
夢は顔の前で拳を作り、マイを睨んだ
「まぁまぁ、二人共、私達はこれでも良いから」
海月が夢達の間に割って入った
「ねぇ、二人共」
「大丈夫ですよ」
「同じく」
「皆がそう言うなら良いけど」
夢を拳を下ろし、睨むのを止めた
「ありがとう♪みんな」
マイは両手を合わせ、海月達にお礼を言った
「でっお姉ちゃん、今から何をするの?」
「あぁ、本当なら今日から魔法・特殊科に行く予定だったんだけど」
「だったんだけどってどういうこと?」
「実は私達〈完全少女隊〉に初任務が来ました、だから行くのはその任務が終わってからね♪じゃあみんな椅子に座って、夢はジャンヌに変身してね」
「なんで?」
「皆が変身してるからよ」
「わかった〈武装〉」
「〈完全武装少女〉ジャンヌ、お相手させていただきます」
ジャンヌはマイを見て
「これで良いの?」
「いいよ♪」
ジャンヌ達は椅子に座った
「それじゃあ、今から任務の説明をするから」
夏みかんは巨大なモニターの下の椅子に座り、ジャンヌ達を見た
「まず、この画像を見て、海月お願い」
「了解」
海月がパソコンを操作するとモニターに古びた剣が写し出された
「これは〈剣帝の剣〉よ」
マリアは手を挙げた
「はい、マリア」
マリアは手を下ろし
「〈剣帝の剣〉って何ですか?」
「あぁ〈剣帝の剣〉って大昔に剣を極めた男が居たの、その男は自分の腕がどれくらいか知りたくなって旅に出たの、そして男は最後まで自分に勝つものが現れなかった、しかし男は自分と勝つものが現れるそう信じて死んでいった、その想いが剣に乗り移り、持つだけ男の剣術を使えるようなった、まるで自分を倒してくれるやつが現れるのを待つように」
「それでその〈剣帝の剣〉がどうかしたの?」
「盗まれたの」
「盗まれたってどこから?」
「魔法省にある厳重な警備がされていた宝物庫から盗まれたのよ」
「今はどこにあるの?」
「今は、そういった武器をコレクションしているマフィアのボス・ルシェルの所にあるわ」
「なんで、マフィアの所にあるの?」
「それはまだ調査中よ」
「まさか今回の任務って」
「そう、今回の任務は〈剣帝の剣〉の奪還よ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
私は貴方を許さない
白湯子
恋愛
甘やかされて育ってきたエリザベータは皇太子殿下を見た瞬間、前世の記憶を思い出す。無実の罪を着させられ、最期には断頭台で処刑されたことを。
前世の記憶に酷く混乱するも、優しい義弟に支えられ今世では自分のために生きようとするが…。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる