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[筋肉変化]
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「サラン殿その姿は?」
「その姿って?」
サランは自分の姿を見て
「あぁ、魔力切れが起きちゃったか、消費しまくったからね」
「消費?」
「あの筋肉は本物の筋肉ではなく私が魔力で作り出した筋肉だったんだよ」
「なぜ、筋肉?」
「私はね、幼い頃から病弱で別途で寝たきりだったんだけど」
サランは何かを思い出すかのように目をつむり
「筋肉は裏切らない、なんでも出来るって本を読んで、筋肉に目覚めたんだ」
サランは握り拳を作り、目を開けた
「私は筋肉をつけたかったけど病弱だったからできなかった、だったら他のものを筋肉に変えればいいと思ってね、私は通常の人より魔力が多かったから魔力を筋肉に変えようと色々な文献を見て、そして作り出したの魔力を筋肉に変える術式を、その名も〈筋肉変化〉を」
「はぁ」
「〈筋肉変化〉は魔力が尽きると元の姿に戻ってしまうの」
「真実の姿?」
「そう、これが本当の姿よ、それよりも」
サランはシェムを指さし
「縛ってもらってもいい?一応気絶はしてるけど念のために」
「御意」
朧はシェムの影から鎖を出し、縛った
「じゃあ、休憩したら行きましょうか」
「御意」
「その姿って?」
サランは自分の姿を見て
「あぁ、魔力切れが起きちゃったか、消費しまくったからね」
「消費?」
「あの筋肉は本物の筋肉ではなく私が魔力で作り出した筋肉だったんだよ」
「なぜ、筋肉?」
「私はね、幼い頃から病弱で別途で寝たきりだったんだけど」
サランは何かを思い出すかのように目をつむり
「筋肉は裏切らない、なんでも出来るって本を読んで、筋肉に目覚めたんだ」
サランは握り拳を作り、目を開けた
「私は筋肉をつけたかったけど病弱だったからできなかった、だったら他のものを筋肉に変えればいいと思ってね、私は通常の人より魔力が多かったから魔力を筋肉に変えようと色々な文献を見て、そして作り出したの魔力を筋肉に変える術式を、その名も〈筋肉変化〉を」
「はぁ」
「〈筋肉変化〉は魔力が尽きると元の姿に戻ってしまうの」
「真実の姿?」
「そう、これが本当の姿よ、それよりも」
サランはシェムを指さし
「縛ってもらってもいい?一応気絶はしてるけど念のために」
「御意」
朧はシェムの影から鎖を出し、縛った
「じゃあ、休憩したら行きましょうか」
「御意」
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