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2章 婚約と新たな火種
大陸紹介
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あの魔族との戦闘が会ってから既に四年が過ぎ、あと2ヶ月くらいで五歳になる。
どこから話そうか迷うけどまずはもうすぐで来るお父さんとアルバーン国王陛下が約束した事がもう少しで執行されていく。
覚えてない人のためにもう1度どんな約束があったのか思い出してみよう。
・アーマンが5歳になった時に公爵を爵号する。
・ペネシット家のアーマンと王族のマリア第一王女の婚約の件はアーマンが5歳になった時に公表する。
・創造神様の加護は婚約の公表のあとに発表する
・側室は一人まで(権力を持つものを増やさないため)
・アーマンが成人(15歳)になるまではペネシット家に住む。
・有事の際(アーマンのこと)は国王陛下又はペネシット家の発言が最優先される。
・アーマンが成人になった時、王国領地を1箇所渡す(場所はまだ未定)
・アーマンは成人になるまで公爵の権力をほとんど使うことが出来ない。(貴族の子供はだいたいそうなる)
・ペネシット家は年に3回王城へ行き王族との交流を図る(マリア王女とアーマンとの交流が目的)
・5歳になるまではこれらを最重要機密とする。
・5歳になったら国王に使えている結界魔術師からワンツーマンで結界魔法を学ぶ。
・これらへ第三者の一切の干渉を許可しない
色々とあるが一つずつ話をまとめていこう。
公爵になるのは確定でマリア王女と婚約されるのも決定している。
マリア王女とは仲良くやっており年々会う回数が増えている。
マリア王女が俺に会いたいといいアルバーン国王陛下が拒否すると大泣きされパパなんて大っ嫌いと言われた事があってからは、マリア王女が会いたいと言い始めたらすぐに騎士が俺の家まで来ることになっている。
マリア王女はよく使用人を困らせることがよくあって我儘だけど、根は素直でとても優しい子だ。
前は嫌々の結婚になるのかと不安になっていたけど今ではそんなこと思っている訳なく寧ろ嬉しい。
マリア王女についてはこれくらいにして自分が成人になり土地をもらう場所が決まったそうだ。
こっそり聞いた話だと魔族との戦闘で負けた原因とされるマルセイ?元辺境伯爵が治めていた土地を貰うことになった。
貴族の人達が私が土地を治めますと打診をしていたそうだが、まだ決まってなかった俺の治める土地に丁度いいということで今現在は、アルバーン国王陛下の部下が治めている。
次に結界魔術師が来ることだがこれはマリア王女との婚約と創造神の加護の発表が行われたあとに派遣されることになった。
騒動が起こると予想されているため、事前に俺の住んでいる家に結界をはる魔術師が数名送られてくるのでその時に、俺が気に入った者を教師にして言いそうだ。
相性とかの問題もあるから正直これは有難い。
それと王都には国が治める学園があるらしいが俺はそこに行かなければならないらしい。
本当は結界魔術師以外にも家庭教師は付くため本当は行かなくても良かったんだがマリア王女が俺が学校に行かないなら私も行かないと言い出したために行くことになった。
マリア王女は王族のため、自分の顔を多くの人に広め交流を図らなくてはならない義務があるらしいが、1度決めたらこちらが折れるまで言うことを聞かないので結果的にアルバーン国王陛下の方が先に折れ、学園に行くようにとの手紙が来た。
俺似合った出来事はこれくらいかな。
次にこの世界について話していこうと思う。
話すと言っても俺も読書で得た知識なんだけどね。
まず国についてだが、大きな国は5箇所あるそうだ。
1箇所目が俺が生まれた場所であるアルバーン王国。国王が最終決定権を持ってはいるが基本は民主主義を謳っており、貴族という代表たちが集まり物事を決めるというものだ。亜人にも差別がなく平和の国と呼ばれている。
2箇所目はアルバーン王国とは正反対の絶対王政のバギラ帝国。この国の人達は帝国の王族は自分たちより格上、亜人は人間より格下と認識している。人間至上最高主義を掲げており亜人を奴隷のように扱っている。亜人からは最凶の国と呼ばれている。
3箇所目は商業国家又は商業都市とも呼ばれている。他の国と違い商売で稼いだ金とその実力で選ばれた四首脳と呼ばれる人物達が決定権を保有しており、3年に一回首脳陣はルールにより変わっている。他の国のものが沢山入ってきており一番豊かな国でもある。
4箇所目は迷宮国家。オリジンという世界には迷宮というモンスターがわく場所が存在しており一番最初に出来て今も尚大きくなり続けている無限の迷宮という場所がある。その上と迷宮の中にある地下1階に冒険者たちが建物を立て住んでいる。冒険者なら誰もが一度は目指す場所。実力があればすべてが許される場所であるが中途半端な実力で行こうとすると道中には危険なモンスターしかいないため死ぬだけ。
5箇所目は俺も1度はあった事のある教皇のいる場所、オリジン宗教国である。創造神オリジンをはじめとする神々を祀っており、敵に回したら一番やばい場所でもある。ここには年に1回創造神を祀る祭りがあり1週間にわたって開催される。そのときには膨大な数の信者が祈りに来くる。
「アーくん。夜ご飯ですよー!」
「はーい。ただいま行きます!」
お母さんに呼ばれてしまった。読者の諸君。この話の続きはまたいつか…
どこから話そうか迷うけどまずはもうすぐで来るお父さんとアルバーン国王陛下が約束した事がもう少しで執行されていく。
覚えてない人のためにもう1度どんな約束があったのか思い出してみよう。
・アーマンが5歳になった時に公爵を爵号する。
・ペネシット家のアーマンと王族のマリア第一王女の婚約の件はアーマンが5歳になった時に公表する。
・創造神様の加護は婚約の公表のあとに発表する
・側室は一人まで(権力を持つものを増やさないため)
・アーマンが成人(15歳)になるまではペネシット家に住む。
・有事の際(アーマンのこと)は国王陛下又はペネシット家の発言が最優先される。
・アーマンが成人になった時、王国領地を1箇所渡す(場所はまだ未定)
・アーマンは成人になるまで公爵の権力をほとんど使うことが出来ない。(貴族の子供はだいたいそうなる)
・ペネシット家は年に3回王城へ行き王族との交流を図る(マリア王女とアーマンとの交流が目的)
・5歳になるまではこれらを最重要機密とする。
・5歳になったら国王に使えている結界魔術師からワンツーマンで結界魔法を学ぶ。
・これらへ第三者の一切の干渉を許可しない
色々とあるが一つずつ話をまとめていこう。
公爵になるのは確定でマリア王女と婚約されるのも決定している。
マリア王女とは仲良くやっており年々会う回数が増えている。
マリア王女が俺に会いたいといいアルバーン国王陛下が拒否すると大泣きされパパなんて大っ嫌いと言われた事があってからは、マリア王女が会いたいと言い始めたらすぐに騎士が俺の家まで来ることになっている。
マリア王女はよく使用人を困らせることがよくあって我儘だけど、根は素直でとても優しい子だ。
前は嫌々の結婚になるのかと不安になっていたけど今ではそんなこと思っている訳なく寧ろ嬉しい。
マリア王女についてはこれくらいにして自分が成人になり土地をもらう場所が決まったそうだ。
こっそり聞いた話だと魔族との戦闘で負けた原因とされるマルセイ?元辺境伯爵が治めていた土地を貰うことになった。
貴族の人達が私が土地を治めますと打診をしていたそうだが、まだ決まってなかった俺の治める土地に丁度いいということで今現在は、アルバーン国王陛下の部下が治めている。
次に結界魔術師が来ることだがこれはマリア王女との婚約と創造神の加護の発表が行われたあとに派遣されることになった。
騒動が起こると予想されているため、事前に俺の住んでいる家に結界をはる魔術師が数名送られてくるのでその時に、俺が気に入った者を教師にして言いそうだ。
相性とかの問題もあるから正直これは有難い。
それと王都には国が治める学園があるらしいが俺はそこに行かなければならないらしい。
本当は結界魔術師以外にも家庭教師は付くため本当は行かなくても良かったんだがマリア王女が俺が学校に行かないなら私も行かないと言い出したために行くことになった。
マリア王女は王族のため、自分の顔を多くの人に広め交流を図らなくてはならない義務があるらしいが、1度決めたらこちらが折れるまで言うことを聞かないので結果的にアルバーン国王陛下の方が先に折れ、学園に行くようにとの手紙が来た。
俺似合った出来事はこれくらいかな。
次にこの世界について話していこうと思う。
話すと言っても俺も読書で得た知識なんだけどね。
まず国についてだが、大きな国は5箇所あるそうだ。
1箇所目が俺が生まれた場所であるアルバーン王国。国王が最終決定権を持ってはいるが基本は民主主義を謳っており、貴族という代表たちが集まり物事を決めるというものだ。亜人にも差別がなく平和の国と呼ばれている。
2箇所目はアルバーン王国とは正反対の絶対王政のバギラ帝国。この国の人達は帝国の王族は自分たちより格上、亜人は人間より格下と認識している。人間至上最高主義を掲げており亜人を奴隷のように扱っている。亜人からは最凶の国と呼ばれている。
3箇所目は商業国家又は商業都市とも呼ばれている。他の国と違い商売で稼いだ金とその実力で選ばれた四首脳と呼ばれる人物達が決定権を保有しており、3年に一回首脳陣はルールにより変わっている。他の国のものが沢山入ってきており一番豊かな国でもある。
4箇所目は迷宮国家。オリジンという世界には迷宮というモンスターがわく場所が存在しており一番最初に出来て今も尚大きくなり続けている無限の迷宮という場所がある。その上と迷宮の中にある地下1階に冒険者たちが建物を立て住んでいる。冒険者なら誰もが一度は目指す場所。実力があればすべてが許される場所であるが中途半端な実力で行こうとすると道中には危険なモンスターしかいないため死ぬだけ。
5箇所目は俺も1度はあった事のある教皇のいる場所、オリジン宗教国である。創造神オリジンをはじめとする神々を祀っており、敵に回したら一番やばい場所でもある。ここには年に1回創造神を祀る祭りがあり1週間にわたって開催される。そのときには膨大な数の信者が祈りに来くる。
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