天人ベーシスト琉斗の物語

鬼灯計都

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Prologue

結成-内紛の果てに

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 よお、俺は琉斗。人間界にフラッと降り立った天人だ。
見た目は黒絹みたいな髪に、まぁそこそこイケメンな顔ってとこ。
普段は「Luto」って名で、DemonsRoarってメタルバンドのベーシストやってる。仲間と音ぶちかまして、ライブで汗と叫び声浴びるのがクソ楽しいぜ。
DemonsRoarは俺、ベースのLuto、ボーカルのRuki、ドラムのLayt、そしてギターのRyoでやってきた。Ryoはリーダー格で、確かにギターの腕はバッチリだった。曲作りもガンガン仕切って、バンドをデカくしてきたのは認める。ファンも増えて、最近じゃ海外のメタルヘッズからも「DemonsRoarヤバい!」って声がバンバン上がってた。最高の波に乗ってる…はずだったんだよ。

 でもさ、Ryoの態度が段々クソくらえになってきた。ライブ後、ファンへの対応は「めんどくせ」って投げやり。リハで俺やLaytがアイデア出しても「黙って従えよ」ってマジで上から。しまいにはRukiの歌い方にまでケチつけやがって、陰で「あいつ使えねえ」とかほざいてるの聞いたときは、さすがにブチ切れそうだった。
RukiもLaytも、歯食いしばって耐えてるのが丸わかり。俺の堪忍袋、いい加減パンパンだぜ。んで、決定的な事件が起きた。海外ツアーの打ち合わせの日、Ryoが遅刻してきて「俺のソロパート増やせ、ボーカルなんざ脇役でいい」ってふざけたこと言い出した。Rukiの顔がサッと青ざめて、Laytはドラムスティック握り潰しそうになってた。俺? もう我慢の限界。心の中で「テメェ、覚悟しろよ」ってスイッチ入った。

 その夜、スタジオにRyoを呼び出した。誰もいない、静かな空間。俺はベース置いて、深呼吸。んで、バッと本来の姿にチェンジ! 黒基調の漢服、羽衣がヒラッと揺れて、背後にバチバチッて天人のオーラが炸裂。Ryo、目ん玉ひん剥いて「な、なんだテメェ!?」って叫んでたけど、俺はニヤッと笑って一言。「テメェの傲慢、バンドぶっ壊す前に成敗してやるよ。」

 そこからは、まぁ…一瞬だった。俺の天人の力でRyoの心ん中にガツンと雷ぶちかましてやった。別に物理的にボコったわけじゃねえよ。魂に直接「テメェのやってること、全部見えてんだぞ」って突きつけた感じ。Ryo、顔真っ青でガタガタ震えて、なんかブツブツ呟きながらスタジオ飛び出してった。
 
 次の日、アイツ消息不明。バンドのチャットに「Ryo、飛んだな」ってLaytがポツリ。Rukiは「…まぁ、しゃあねえか」って苦笑い。俺は「アイツの分まで、もっとデカくぶちかまそうぜ!」って煽ったら、みんな「オオー!」って気合い入った。んで、新ギターのShinが加入。コイツ、腕もいいし性格もバッチリ。DemonsRoarは今、めっちゃいい感じで突っ走ってる。海外のファンも「新曲キター!」って盛り上がってくれてるしな。俺? またベース弾きながら、仲間と音で暴れる日々を楽しんでるよ。ま、たまに天人の力で空飛んでストレス発散するけどな。ハハッ、最高だぜ!

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